- 公開日: 2022年04月12日
CryptoGamesがAstar Network上でDappsサービスの公開へ
2022年1月17日に公開されて、現在は海外取引所に上場していて大きな注目を浴びているAstar Network。
イーサリアムと互換性があることや、ステーキングすることで利益を得られる仕組みなど、利便性に優れた機能が魅力のブロックチェーンです。
今回は、CryptoGames社がAstar Networkとパートナー契約を結び、共同でDappsサービスを公開することについて解説します。
この記事を読むことで、Astar NetworkやDappsの特徴について理解できるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
CryptoGames社とAstar Networkがパートナー契約
ブロックチェーンゲームの開発やNFTマーケットの運営を行っているCryptoGames社が、日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Networkとパートナー契約を結びました。
Astar Networkによるプロジェクトへの支援と、CryptoGames社のアプリ開発経験を活かして今年の春にDappsサービスの公開が予定されています。
Astar Networkには、dApp Stakingという開発者とトークン保持者に仮想通貨の報酬が配られる仕組みを採用しています。これから公開されるDappsを利用することで、収入が得られる可能性があります。
Dappsはブロックチェーン上のアプリケーション
Dappsとはブロックチェーン上で動くアプリのことで、従来のアプリとは下記のような違いがあります。
Dapps | 従来のアプリ | |
---|---|---|
管理者 | ユーザー同士 | 開発会社や開発者 |
稼働時間 | 常に稼働 | メンテナンス中は利用できない |
透明性 | 誰でも確認できる | 開発者が管理 |
契約の権限 | スマートコントラクト | 開発者 |
セキュリティ⠀⠀⠀⠀ | 利用者同士で同じデータを管理するのでハッキングや改ざんがほぼ不可能。 | 開発者が管理。システムに穴があるとハッキングされる可能性がある。 |
上記のように、Dappsは従来のアプリに比べて透明性があり、セキュリティが高いという特徴があります。 CryptoGamesがAstar Network上でどのようなDappsサービスを作るのか楽しみですね!
Astar NetworkはDapps開発と相性がよい
Astar Networkは、dAppStakingにより開発者が報酬を得られるシステムなので、持続的にアプリを作成できます。
ほかのブロックチェーンに比べてGas代(手数料)が安いのも魅力のひとつ。ガス代が安いとユーザーが仮想通貨を購入しやすくなるので、Dappsのユーザー獲得に影響します。
Astar Networkを使うことで、開発者とユーザーの双方にメリットがあるのです。今回CryptoGamesがリリースするアプリの反響によっては、Dappsの認知度アップも期待できます。
中央集権型のアプリから分散型のアプリへ
CryptoGames社がAstar Network上にDappsを開発するように、今後はブロックチェーン上のアプリ開発がメジャーになっていくかもしれません。
アプリのほかにも、DAOとして運営されるコミュニティが増えてきたように、ブロックチェーン技術によってWeb3.0の時代が近づいているのを感じますね。
これからも、既存の仕組みがブロックチェーンによってどのように変わっていくのか要チェックです!
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