- 公開日: 2022年03月01日
韓国アイドル練習生から5ヶ月でエンジニアに|転職成功で垣間見えたキャリアを見据えた確かなビジョン
今回CodeCampGATEの卒業生としてインタビューに応じてくれた和田さんは、元韓国アイドル練習生という異色のバックグラウンドをお持ちの21歳。 パソコン初心者&初めての就職活動であったにもかかわらず、学習開始からわずか5ヶ月で、見事に地元の自社開発企業にエンジニアとして就職を果たしました。
インタビュー中に見えてきた「将来独立したい!」という強い思いが、短い期間での就職成功へと導く原動力となっていたようです。 受講期間中のことを和田さんに振り返ってもらい、CodeCampGATE受講のきっかけから就職に至るまでについて詳しく伺っていきたいと思います。
CodeCampGATEに通おうと決めた理由について
ーーまず決めた理由をお聞きする前に、事前に他スクールとの比較は行いましたか?
かなりたくさんのスクールを比較しましたね。
PHP・Laravelを学びたいと思って探していましたが、学べるスクールが思ったよりも少なかったことには驚きました。
逆にJavaやRubyを学べるスクールはいくつもあったものの、ネットの情報だと1人で出来ない業務や常駐とかも多そうで…
将来フリーランスとして独立も視野に入れていたので、PHP・Laravelを学べるCodeCampGATEが候補の1つにあがってきました。
ーー候補の1つから実際に通おうと思った決め手には、どんな理由がありましたか?
いくつも決め手があったんですが、まず大きかったのが就職保証型ではなかったことですかね。
スクールに就職を保証してもらえるのは、一見いいようにも思えたんです。
ただ、就職保証型ということは、スクールから指定された就職先の中で決める必要があることを考えた時に、もし自分のスキルが伸ばせない環境だったらと思うとデメリットになるかもしれないと思いました。
それと講師を選べるというのも魅力でした。
講師には現役エンジニアはもちろん、実際に起業して成功している人もいたので、色々聞けるチャンスだと捉えていました。
これは実際に通ってからの話にはなりますが、独立にあたって質問したりアドバイスなども貰えたので、プログラミング以外の学びも多かったです。
講師としてだけでなく、独立した先輩としても向き合ってもらえたのは、今後のキャリアにプラスになると感じています。
あとは個人の考え方にもよるかもしれませんが、無理なく学べる学習期間も良かったです。 ネット上には「3ヶ月でエンジニア」というスクールもありましたが、その一方で「3ヶ月は付け焼き刃」という情報も目にしていました。
たった1ヶ月の違いですが、CodeCampGATEの4ヶ月という学習期間なら、自分でも無理なくスキルを付けられると思ったのも決め手でしたね。
「独立」について考えるようになったきっかけ
ーーここまでの内容からも独立というワードが何回か出てきますが、なぜ独立を考えるようになったのですか?
会社に入ると、成果物のすべてが自分には入ってこないからです。 当然独立すればその分のリスクや責任を負う必要がありますが、自分に選択肢があるのはそれ以上の魅力があると思っています。
また時間に縛られずに仕事ができたらカッコいいというイメージもあります。
好きな時に好きなだけ仕事と向き合えるような、そんな柔軟な働き方に憧れもあります。
お金の面でも働き方の面でも、納得のいくカタチを追求できたらと思い、独立を考えるようになりました。
ーー独立する選択肢がエンジニアになった理由についても教えてもらえますか?
父がロボットを動かす仕事をしている影響から、エンジニアという職を少なからず意識した部分があります。
また、ネットの情報ではありますが、エンジニアは適性が大事というのも見かけましたのもあります。 アイドルの練習生を目指していた頃は、作曲に1日13時間くらい取り組んでいたこともありました。
モノづくりに夢中になれたり、高校時代は理系で数学も好きだったので、エンジニアとしての適性はあるのかもしれないと思って選んだのがきっかけです。
ーー適性があると感じてから、独学でプログラミングに触れる機会はありましたか?
ありませんでした。
プログラミングには難しいというイメージもあり、いろいろと調べていくうちにプログラミングスクールに行きつきました。
独立という目標から逆算して、効率よく学んでスキルを付けるためにも思い切ってスクールに入って学ぼうと思い、CodeCampGATEに入学しました。
CodeCampGATEでの学びについて
ーーパソコン操作で苦戦した部分があったと講師にお聞きしましたが、実際はどうでしたか?
実は、初めはショートカットキーがわからなくて…
コピーは右クリックから選んでやっていて、「コントロール+C」って言われても「何だろう?」という感じでした。
最近は左手で入力していて…、そういえば今では自然とできるようになってますね(笑)
ずっと講師からも「和田さん、ショートカットキーを使ったら便利ですよ」と言われていたので、やっと右クリックのコピーは卒業しました(笑)
ーープログラミングで最初につまづいたり、難しいと感じたポイントを教えていただけますか?
最初に学習するHTML/CSSは、かなり難しいと感じていました。それこそ「自分にはプログラミングは無理なのかもしれない…」と思ったくらいです。
HTML/CSSは事前に情報収集をしていた時に、サーバーサイドの言語と比較すると易しいと目にしていただけに、だいぶ苦しいスタートになったのは覚えています。
ーー「無理かも」と思った時に、どうやって乗り越えていきましたか?
1日5時間以上、土日も関係なく、とにかくコードに触れる時間を作っていました。
毎日続けることで次第に概念やコードも理解できるようになり、ある日コツを掴んだと同時に、課題も乗り越えられるようになっていきました。
その後に学んだJavaScriptやPHPについては、プログラミングのコツを掴んだのか、HTML/CSSよりもスムーズに進んでいけたと感じています。
ーープログラミングレッスンで印象に残っていることはありますか?
田子森先生のレッスンは印象に残っています。 全部を教えてくれるわけではなく、挑戦してから初めて教えてくれる先生だったので、自分で考えてコードを書く良い訓練になったと思います。
初めは「わかんないんだから、早く答えを教えてよ」なんて思っていました。
でも答えを聞くのは簡単で、時には前に戻って考え、もう一度挑戦する大切さを肌で感じられた気がします。
結果的に自分に足りない部分を見つめ直す機会にもなったので、スキルが身についていくのを最も実感できるレッスンでした。
ーーカリキュラム以外で何か印象に残っていることはありますか?
学習メンター制度が印象に残っています。特に持田さんにお世話になり、モチベーションの支えになってくれていました。
2週間に1回というのも気持ちが落ちてくる絶妙なタイミングだったので、途中で挫折せずにやり切れたのは感謝しています。
また持田さんは、独立していた経験もあったそうなので、私自身が将来的にフリーランスを目指しているということもあり、学習面以外でも色々とお話しできたことはモチベーション維持につながったと思っています。
カリキュラム修了後のサポートについて
ーーCodeCampGATEのキャリアサポートはどうだったでしょうか?
「卒業したら後は1人かぁ…」と就職活動に不安を抱いていましたが、川井さんがサポートしてくれたおかげで、万全の状態で就職活動に臨めました。
これまでアルバイトの経験しかない上に、初めての就職活動だったこともあって、本当に1〜10まで何から何までお世話になりっぱなしで。
面接対策、履歴書の添削、トークスキルなど、手厚いサポートがあったから内定をもらえたと思っているので、ありがたい気持ちでいっぱいです。
カリキュラムが終わっても手厚いサポートが受けられるスクールは少ないと思うので、これからエンジニアを目指す人たちにも知ってもらいたいです。
ーーCodeCampGATEで学んだ時間を一言でまとめると、どんな時間でしたか?
最短距離の5ヶ月間でした。
もし独学でやっていたらと思うと、今でもゾッとします。
8月に受講してから5ヶ月(カリキュラム4ヶ月+就職活動1ヶ月)で就職できたんですが、同じ期間で独学だったら、今回内定をいただいた企業に入るのは絶対に無理だったと思います。
ーー受講前と後で自分自身に変化を感じていますか?
この5ヶ月間は、自分を知る良い機会でした。
講師やメンターは1人の"人"として向き合ってくれたので、自分も知らなかった一面を知れて、それを強みとして活かす方法を学べたのは大きな変化だと思っています。
就職活動を振り返ってみて
ーー全部で何社、面接を受けましたか?
面接はカジュアル面談を含めて全部で5社受け、そのうち内定を2社からもらえました。
また、面接を受ける中で私の経歴が特殊ということもあり、企業によってはプラスに作用することもあれば、マイナスに捉えられてしまうこともあるんだと感じましたね。
ただ、高卒・アルバイト経験のみの私が内定をもらえているので、学歴を気にしすぎる必要はないと思います。
ーー就職活動で大変だったことや悩んだことについて教えていただけますか?
就職自体がはじめてだったので、感覚を掴むのが大変でしたね。
どのレベルの会社を狙えるのか、自分の市場価値を見極めることの大切さに気付かされました。
ネット上でもエンジニアの市場価値についての情報はいろいろと見ましたが、こればかりは書類を送ったり、実際に面接を受けるなど数をこなすしかないのかなと。
誰かの情報に惑わされず、自分の目で見て感覚を掴むためにも、カジュアル面談は積極的に使った方が良いと思います。
ーー面接などを経て、成長を実感したことはありますか?
一貫性を持って話せるようになったと思います。
少しでも矛盾があればプログラムが動かないように、話の矛盾は目の肥えた人事の方には通じず、その結果面接も不合格になります。
就職活動をサポートしてくれた川井さんの助けはもちろん、プログラミングで身についた論理的思考も自然と面接に活かせていたのかもしれません。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
今後のお仕事について
ーー内定先ではどんなお仕事をされるんですか?
結構幅広くやるみたいです。
PHPのLaravelを使ったバックエンドの仕事が中心ですが、人数も多い会社なので、希望があればフロントエンドのお仕事にも携われるようです。
また、面接で営業向きとも判断されたみたいで、エンジニアとして営業先でクライアントと話す仕事も今後はするかもしれません。
社長には「独立するなよ」なんて言われていますが…(笑)
この会社で独り立ちに必要なスキルは一通り学べるような気がしていて、すでにワクワクしています。
ーー3/1の入社から、やりたいことや目標などはありますか?
まずはPHP・Laravelを使った開発に没頭したいです。
それとお金を貯めて、1人暮らしもスタートさせられればと。
また、家から会社まで通勤に1時間半かかるので、通勤時間をうまく利用しながら、これからも技術を向上させてどんどん上を目指していきたいです。
ーー最後に、CodeCampGATEを受講するか迷ってる人に一言お願いします。
特に就職を目的としているなら受講した方がいいと思います。
プログラミング以外のことでも手厚くサポートしてもらえ、就職という1つの目標に向かって講師・メンター・スタッフなど色んな人が一緒に歩んでくれます。
もちろん自分の頑張りも必要ですが、プロの支えがあるとないとでは、目標達成までの時間も変わってくるはずです。
ーーありがとうございました!
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部