- 更新日: 2022年03月28日
- 公開日: 2022年03月19日
楽天NFTが炎上した理由と今後期待できること
「楽天NFTって何で炎上しているの?」 「楽天NFTの仕組みについて知りたい」
上記のような方に向けて、楽天NFTの特徴と炎上した理由について解説します。
楽天がNFTサービスをリリースすることで炎上した理由だけでなく、今後の展開や期待できることについても解説しています。
これからNFTを買ってみたいと考えている方や、楽天NFTが気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
楽天NFTとは
楽天NFTとは、楽天が独自で開発したブロックチェーン上で発行されるNFTのことです。大企業である楽天がNFT事業を開始したことで話題となっています。
現在はサービスを開始したばかりということもあり、カテゴリーがキャラクターと競馬の2種類のみ公開されています。
楽天NFTの特徴は下記の通りです。
- 日本円で購入できる
- 出品は審査制
- 決済には楽天IDが必要
- 楽天IDの失効と共に保有しているNFTが破棄される
実は、上記の特徴がきっかけで楽天NFTがTwitterなどのSNS上で炎上しているのです。
楽天NFTが炎上している理由
楽天NFTが炎上している理由は、従来のNFTマーケットプレイスと異なった閉鎖的な仕組みが原因です。従来のNFTマーケットプレイスの特徴は下記の通りです。
- 仮想通貨で購入できる
- 世界中の誰でも売買できる
- マーケットプレイスにNFTを破棄する権限はない
上記のように、NFTの売買を個人間で自由にできるマーケットプレイスに対して、楽天NFTは楽天が管理することでさまざまな規制が生まれています。
その結果
「NFTっぽくない」 「ブロックチェーンを使う意味あるの?」
という批判がSNS上で相次いでいるのです。
楽天NFTに期待できること
サービス開始直後に否定的な意見が見られた楽天NFTですが、次のようなメリットもあります。
・日本でNFTの認知度が上がる ・クレジットカードを使って日本円でNFTを購入できる ・これから進化する可能性あり(日本の暗号資産税制がキーポイント)
日本人のNFT保有率は、NFT保有率が国民の3%以下というデータが出ています。
参照元:Global NFT adoption: Will awareness lead to increased ownership?
大手企業の楽天がNFT事業を開始したことにより、NFTの認知度が高くなってより身近なものになることが期待できます。
クレジットカードを使って購入できる点も、仮想通貨を使った売買に不安がある方にとってはプラスとも考えられます。
また、楽天NFTが日本円のみ対応している理由は、日本の暗号資産税制が厳しいことが原因だと考えられます。
暗号資産に関する規制の変化によって仮想通貨で売買できるようになったり、クリエイターの出品が容易になったりと幅広く活用できるようになるかもしれません。
現状で楽天NFTの良し悪しは判断するのではなく、これからの変化に期待しましょう!
楽天NFTに関するまとめ
現状の楽天NFTは、従来のNFTマーケットプレイスと比べて閉鎖的です。その理由として、日本ではNFTを売買する仮想通貨の規制が厳しいからではないかと考えられます。
このように、従来のNFTの概念と多少の違いがあるかもしれませんが、日本でNFTを所有する体験のきっかけになり、NFT保有者の増加につながる可能性があります。
「NFTに関心があるけれど、購入過程でのトラブルが怖い方」 「乱高下の激しい暗号資産でNFTを購入するのに躊躇してしまう」
上記のように一歩踏み出せない方にとっては有益なサービスになるのではないでしょうか? 楽天NFTの今後に期待ですね!
今回参考にしたtweet:
- この記事を書いた人
- だーだい