- 公開日: 2022年06月03日
メタバース「GAIA TOWN」に360度VR広告を提供開始!特徴と利用方法を解説
メタバースプラットフォーム「GAIA TOWN」を運営する株式会社ガイアリンクが、360°動画やVRコンテンツを提供するThe360合同会社と業務提携。GAIA TOWN内で360°VR広告コンテンツを提供することになりました。
メタバース内で360°VR広告が提供されるのは世界初の試み。GAIA TOWNは、メタバースでのセミナーや仕事など、さまざまなビジネスシーンでの活用が可能なので、360°VR広告によりどのようなユーザー体験ができるのか期待されています。
今回は、GAIA TOWNの特徴と、メタバース内360°VR広告の具体的な利用例を中心に解説していきます。
メタバースプラットフォーム「GAIA TOWN」とは?
GAIA TOWN(ガイアタウン)は、メタバースを活かしてビジネス・教育・社会課題解決を促進するためのサービス。VRゴーグルを使わず、パソコン画面だけでも臨場感のある世界を体験できるのが魅力です。
GAIA TOWNの特徴は下記の通り。
- 月額で有料の部屋を借りてメタバース空間で仕事できる
- 個室の中には2つのWebスクリーンが用意されており、PDFやWebサイトをアップできる
- GAIA TOWN内で行われている講演会へ参加できる
- 13ヵ国の言語に可能
- 無料エリアは365日24時間利用可能
- 団体用のカンファレンスホールを借りて、セミナーや講演会を開催できる
上記のように、個人から企業まで幅広いビジネスマンが活用できる環境が揃っています。GAIA TOWNの利用は無料なので、無料エリアの利用から手軽に始められるのもメリットです。
また、GAIA TOWNでは、不動産物件の取り扱いや紹介や、パブリックエリアでの無差別な営業活動を禁止しています。
適切に利用するために、禁止事項も事前にチェックしておきましょう。
メタバース内360°VR広告の特徴
The360合同会社が提供するメタバース内360°VR広告は、WebVRや360°動画の広告をメタバース内に掲載する取り組みです。
WebVRとは?
WebVRとは、ソフトをインストールする必要がなく、ブラウザ上でVR体験ができる技術。VRゴーグルを使うことで立体的な映像を実現できます。
WebVRを使うことで、GAIA TOWNのメタバース内にあるブラウザ内でVR広告を流したり、有料部屋のブラウザでVRを使ったプレゼンテーションを行うことができます。
360°動画とは
360°動画は、360°さまざまな角度で映像を見ることができる動画。アバターの視点を変えたり、VRゴーグルの視点を変えることで周りの映像を楽しめます。
ユーザーがアバターを操作して360°動画を見ることで、広告の嫌悪感を払拭した訴求が期待できます。
360度VRの具体的な利用例
360度VRを利用すると、下記の業界にプラスの影響を与えると考えられています。
- 観光:現地のありのままをVR映像で見せることで、旅行者が旅行先をより具体的にイメージできる。
- 地域創生:360°コンテンツで地域案内をすることにより、移住希望者やビジネスを始める方の事前調査が容易になる。
- イベント:360度VRを使ったイベントをメタバース内でやることにより、世界中の方にリーチできる。
- 広告媒体:従来のように受け身の広告ではなくユーザー体験も含まれるので、嫌悪感を与えず広告を視聴してもらえる。
上記のように、新しいコンテンツならではの特徴を活かしたアプローチが魅力です。360度VRをユーザーが使うことで、ほかの有益な活用方法も見つかっていくでしょう。
広告主がVRコンテンツを制作できるコンサルも提供
The360合同会社では、広告主が自らVRコンテンツを制作できる「VR撮影自立コンサルパック」を提供しています。
価格は66,000円(税込み)と、制作企業への外注費と比べてお手頃価格で制作できるのが魅力。VR機材で撮影したデータを送信するだけで作成できるため、継続的にVRコンテンツをリリースしたい個人や企業にぴったりです。
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- だーだい