今回はCodeCampGATEの受講後、未経験からエンジニアへの転職に成功した原田さんにインタビューを行いました!
原田さんは海外青年協力隊で活動したことがきっかけでエンジニアを目指しますが、勉強の途中で何度も心が折れかけたそうです。
しかしCodeCampGATEの講師の支えもあり、未経験からエンジニアへの転職に成功。転職活動や現在の仕事でもCodeCampGATEで学んだことが活かされているそうです。
この記事ではこれからCodeCampGATEを受講する人へのメッセージもあるので、「未経験からエンジニアになれるのか不安」という方は、ぜひ記事をご覧ください。
受講のきっかけは「教育・福祉の業界をエンジニア技術で変えたい」
まずは、原田さんの経歴を教えてください。
新卒で入社した会社では、メーカーの事務をしていました。
その後海外青年協力隊に参加し、2年間ザンビアで障がい者のICT教育に携わる活動をしていました。帰国後にエンジニアを目指してCodeCampGATEを受講しました。
現在はエンジニアとして、メールでは送れない大容量ファイル転送するサービスを開発している会社に勤務しています。入社して2ヶ月ほどですが、開発をしながらカスタマーサクセスも兼務しています。
お客様の声を開発に活かせそうですね!CodeCampGATEを受講したきっかけは何だったのでしょうか?
海外青年協力隊の経験から、「教育・福祉の業界をエンジニア技術で変えたい」と思ったのがきっかけです。
転職活動をしている中で、地元で働きたいという気持ちが大きくなったのと、職場のアットホームな雰囲気に惹かれて今の会社に決めました。ITエンジニア×カスタマーサクセスという仕事はおもしろく、前向きに取り組めています。
講師の支えで辛い期間を乗り越えた
プログラミングを勉強してみていかがでしたか?
正直、大変でした。人生の中で1番勉強したと思います。大学受験よりも勉強しました。
それでもプログラミングの勉強は自分に返ってくるものが大きいので、モチベーションを落とさず勉強を続けられました。
コロナ禍でTOEICはエントリーの制限があって受けられなかったのですが、プログラミングの勉強は試験がなくてもすぐに成果がわかるので楽しかったです。
成長がわかるのは嬉しいですよね!CodeCampGATEの受講はいかがでしたか?
進捗に追われることが辛かったです。特に、自動販売機の課題・オリジナルECサイトを1〜2週間で作る作業は大変でしたね。期日までに課題を終わらせないといけないプレッシャーで、心が折れそうになりました。正直、レッスンを憂鬱に感じた日もあります(笑)
私は受講中に仕事をしていなかったので、プログラミングの勉強と仕事を両立している人はすごいと思っていました。
CodeCampGATEの課題は簡単ではないですよね。どうやって乗り越えたんですか?
講師の方々に支えられました。柿内先生と田子森先生には本当に感謝しています。
受講を始めたばかりの頃、どう質問をするか悩んでいたんです。タイミングもわからないし、こんなこと聞いてもいいのかと迷ったりもして。
わからないことがわからない状態で質問が上手くできない私の気持ちを汲み取ってくれて、親身になって教えてくれました。
具体的には講師にどんな質問をしていたんですか?
開発の工程など、実際のエンジニアがやっている手順です。
私はいつもコードをフロントから書いて、見た目を整えてから中身を書く手順でやっていたんです。
でも田子森先生からは中身を先に書いたほうがいいと教わり、全体の流れを意識して作業するようになりました。
先日、会社の先輩エンジニアも「中身から書いたほうがいい」と言っていたんです。CodeCampGATE受講中は現役のエンジニアから現場で大切なことを教えてもらっていたと、あらためて実感しました。
ポートフォリオ作成も実際のやり方を聞いて、教わった手順でやりました。作成したポートフォリオは転職活動にも役立ちました。
ポートフォリオの作成以外に、CodeCampGATEが転職活動で役に立ったことはありますか?
大きく3つあって「転職の知識・履歴書の添削・アウトプット」ですね。
1つめは田子森先生から転職の知識を教われたことです。初めての転職活動だったので、細かいことを教われる環境はありがたかったです。
面接では聞きづらい給与のことや、人事はどんなところ注目しているのかなど、授業内容以外でもカジュアルに質問できるのはCodeCampGATEの魅力だと思います。
2つめは履歴書の添削です。
CodeCampGATEでの学習内容をわかりやすくまとめてもらったので、助かりました。
自分で書くと端的にまとめるのは難しいですからね。面接での質問も、CodeCampGATEでの学習内容からが多かったです。
3つめはアウトプットの大切さです。
CodeCampGATEで教えてもらった設計書をもとに、Qiita・Wantedly・GitHub・Twitterのアカウントの写真と名前を統一して、ポートフォリオに載せていました。自分のブランディングをきちんとやると成果物を見てもらえる機会が増えましたし、面接でも勉強していることを褒められました。
CodeCampGATEでエンジニアの環境を経験しておいてよかった
CodeCampGATEの受講が今の仕事で役立っていることを教えてください。
講義の後半で学んだGit・Linuxと環境構築は、実務で活かせています。仕事中にわからないことがあると、今でもCodeCampGATEのテキストを見直しています。
講座で教わったのとは違うフレームワークでも、根本は同じなのでかなり役立っていますね。受講中にエンジニアの環境を経験できたことも役立っています。
CodeCampGATEではSlackでコミュニケーションをとっていたので、入社後にChatWorkを使うのも抵抗がありませんでした。前職ではメールのやり取りだけだったので、コミュニケーションツールの使い方を入社前に経験しておいてよかったです。
未経験からエンジニアへ。仕事内容とギャップについて
現在の仕事について教えてください。
新しいサービスの開発とカスタマーサクセスを兼務しています。午前中は開発をして、午後はお客様対応をすることが多いです。想像していた以上に開発業務に携われていて満足しています。
入社直後のリモートワークに抵抗はなかったですか?
予想していたよりも大丈夫でした。画面共有もありますし、CodeCampGATEでのコミュニケーション経験があるのですぐに慣れました。でも会ったことがない人が多いし、出社して作業もしてみたいですね。
未経験でエンジニアとしての採用ですが、会社は原田さんのどんなところを評価されましたか?
初めてのことに挑戦する力だと思います。
海外青年協力隊での経験や、プログラミングの勉強をしたことを評価されました。
私だけではなく、エンジニアは技術面以外での自分の強みも活かせる業界なんだと思います。
エンジニアの仕事は自分の選択肢を増やしてくれる
原田さんの今後の目標やキャリアプランを聞かせてください。
まずは1年ほど技術を磨いて、作業をひとりで全部できるようになりたいですね。
今はどうしても工程ごとに確認をしてもらう状況なので。
あとは担当しているプロジェクトを大きくしていきたいです。
先輩と2人で担当していてお客さんも少ない人数ですが、もっとたくさんの人にとって価値があるものにしていけたらと思います。
だけどもしもこれから、今以上にリモートワークの環境がもっと整って場所の制限がなくなれば、教育・福祉の業界にチャレンジしてみるかもしれないですね。エンジニアの仕事は選択肢が増えるので。
最後に、これからCodeCampGATEの受講を検討している人にメッセージをお願いします。
やるなら早めにやった方がいいです。迷っている時間はもったいないと思います。
私は未経験から入社したので、新卒でエンジニアをやっている人たちと7~8年のキャリアの差があります。キャリアの差は小さい方がいいので、早く行動したほうがいいと思いますよ。迷っているなら、まず挑戦してみましょう。
ただ、軽い気持ちでは厳しいです。本気で転職する気持ちがないと続かないかもしれません。私は絶対に転職するという気持ちと、講師の方々の支えで諦めずにここまで来られました。強い意思があればきっと転職も成功すると思います。
ありがとうございました!