元プロ野球選手中村恭平さんの挑戦! リスキリングで新たなキャリアの可能性を発見!


元プロ野球選手中村恭平さんの挑戦! リスキリングで新たなキャリアの可能性を発見!

元プロ野球選手(広島東洋カープ)で現在はライブリッツ株式会社社員の中村恭平さんがITスキルを習得し、スポーツアナリストへ転身するための学習支援プロジェクト『CodeCampチャレンジ2023(URL:https://www.lp.codecamp.jp/challenge2023)』を実施しました。

中村さんは、本業であるライブリッツで勤務しつつ、今後の自身の成長につなげていくために本プロジェクトへの挑戦を決意し、積極的な姿勢で学習に取り組んでいただきました。

本プロジェクトを通して得たITスキルによって、中村さんの今後のキャリアにどのような可能性の広がりが生まれたのか、それまでのストーリーを伺いました。

目次
  1. 「野球への恩返しがしたい」という思いで決めた次のステージ
  2. レベルアップするためにCodeCampチャレンジに挑戦!
  3. たくさん躓いて、自分の「苦手」が何かを理解する日々
  4. 野球経験を生かしたデータ分析に挑戦
  5. データ分析を活かしてスポーツの可能性を広げていきたい
  6. 最後に

「野球への恩返しがしたい」という思いで決めた次のステージ

ー現在のお仕事を選んだきっかけを教えて下さい。

2021年にプロ野球退団後、現在勤務しているライブリッツ社に入社しました。
今の会社に入社するまでは、ずっと野球に打ち込んできた人生だったので、転職活動をきっかけに新たなことに挑戦したいという思いがありました。
ただ、これまでお世話になった野球に恩返しがしたいという思いもあり、間接的にでも野球に携われる仕事がしたいなと考えていました。

はじめは転職エージェントを利用したり、これまでのつながりを活かして仕事を紹介してもらったりしたのですが、最終的には自分で色々調べて、現在のライブリッツ社に直接応募して採用いただきました。

ライブリッツでの仕事は、自分が今までやった事がなかったデータ分析やスポーツチームのクラウドファンディングの企画など慣れないことが多かったのですが、第2の人生の一歩目を無駄にしたくないという思いからの転職だったので、今後のステップアップのためにも後悔のない選択が出来たかなと感じています。

ー野球に取り組んだご経験から培ったご自身の強みは何だと考えますか? またその強みは現在の業務にどのように活かされていると考えますか?

チャレンジ精神は活かされていると思います。
プロ野球時代も成果が出せなければ契約を切られる厳しい世界だったので、何でも積極的にやってみるという”チャレンジ精神”を大事にしていました。

入社当初は特に、やること全てがはじめてだったので、とりあえず何でもやってみよう精神でやれてたことが、今、楽しく業務に取り組めていることに繋がっているんだと思います。

―これまでのお仕事とは異なる、未経験の業種への転職だったかと思いますが、なにか不安や悩みはありましたか?

未経験だったIT企業に転職することに対しては、特に不安はありませんでしたね。
何事もはじめは上手く出来ないものだ、と思っているので(笑)
どちらかというと不安よりも、新しいことに挑戦できるワクワク感の方が大きかったです。

レベルアップするためにCodeCampチャレンジに挑戦!

ーCodeCampチャレンジに挑戦しようと思ったきっかけについて教えてください

間違いなく自分にプラスになると思ったからです。
本業と両立しながらの学習だったので大変だとは思ったのですが、せっかく声をかけてもらったチャンスを逃してしまうのはもったいないと思いました。
自分自身のレベルアップの為にも新しいことにチャレンジしてみたかったです!

たくさん躓いて、自分の「苦手」が何かを理解する日々

―未経験からのプログラミング学習だったかと思いますが、どれくらいのペースで学習に取り組んでいましたか?

学習初期段階は学習のための時間がとれていたのですが、本業が忙しくなっていくにつれ、学習時間の確保に苦戦していました。

ただせっかくの機会を無駄にしたくなかったので、講師とのレッスン頻度を週1回から週2回に増やし、強制的に学習時間を確保するようにしていました。
講師とのレッスンを入れることで、その前後に予習・復習を行わないといけないというプレッシャーを自分に与えていました。
そうやって自分なりに工夫をしていったからこそ、最後までCodeCampでの学習を続けることが出来たんだと思います。

―プログラミング学習前後で、プログラミングに関するイメージは変わりましたか?

学習前はプログラミングについては何も知識がない状況だったので、何となくプログラミングって数学的な思考や英語の理解ができないと難しそうだなとは思ってました。
特に昔から英語は絶望的に苦手だったので多少不安はありましたね・・(笑)

ただ実際は、数学的な思考だとか、英語の理解はあまり関係なくて、ある程度「型」を覚えてしまえばそんなに難しいことをやっているなという感覚はありませんでした。
プログラミングのコードもその意味を覚えてしまえば、英語が出来なくても全く問題ありませんでした。

―学習中に苦労したことはありますか?またそれをどう乗り越えましたか?

何の学習が難しかったというよりは、全てが新しいことで、聞いたことない用語ばかりだったので、その意味を理解をすることが大変でした。
自分である程度やってみても分からない時は、全力で講師の先生に頼ってましたね(笑)

ただその時に意識していたのは、自分の出来ていない部分を探してもらうのではなく、まずは自分の出来てない部分は自分でやりながら発見することでした。

野球時代でもそれは意識していて、ピッチャーとして、投げたいところに正確に投げることが出来なかったりと上手くいかないことも多くありましたが、なぜできないのかをまずは自分の中で理解することから始めていました。
その経験からも、自分のことは自分が一番理解しなければ成長出来ないと感じています。

野球経験を生かしたデータ分析に挑戦

ー基礎学習終了後、実践課題で取り組んだ内容について教えてください

分析テーマとしては、僕がプロ野球時代投手だったこともあり「野球の投手における肘内側側副靭帯の損傷につながり得る投球パターンの分析」を行いました。

データ分析の基本とも言える、SQLによる必要データの取り出しから、データの欠損/不整合の発見などデータクレンジングのプロセスを踏まえた投球パターンの可視化、分析を実践ではみっちり行いました。

ー実践演習(課題への取り組み)に入ってからどういうところが変わったと感じますか?。

基礎学習ではピンポイントでデータの抽出ができたら終わりでしたが、実践演習ではデータを「抽出」「変換」「可視化」「分析」という一連のプロセスを学習しました。
もっとも難しいと感じたのは、整理した抽出データから何をどう読み取って分析を行うのかという部分でした。

ただ今回の実践演習では、僕に関連性の高いテーマの分析だったので、これまでの野球経験の知識とも紐づけてやっていくことが出来て興味深かったです!

データ分析を活かしてスポーツの可能性を広げていきたい

ー今回学習した内容を今後どのように活かしていきたいですか?

今回のCodeCampチャレンジでは、スポーツアナリストとしての第一歩として、
①問題を発見する
②それに必要なデータを集める
③データを眺める
④データに不整合や欠損がないか調べる
⑤データを可視化する
という分析の「テンプレート」を学んでいきましたが、 将来的に、今回習得したスキルを活かして、スポーツの色々な課題を分析していき、もっとスポーツの可能性を広げていきたいです。

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最後に

image ―全く未経験からプログラミング学習を考えている人へのメッセージをお願いいたします

未経験だとプログラミング学習はハードルが高いと感じてしまいがちですが、難しいと考えすぎないことが大切だと思います。

それはプログラミング学習でなかったとしても、何ごとも”楽しむ気持ち”でやってみてほしいです。
もしやってみて自分に合わないと感じたらやめればいいし、楽しいと思えれば続けたら良いし、とりあえずやってみないと、その判断をすることすらできないのはすごくもったいないです。

ー最後に未経験の業種への転職を考えている方へ、アドバイスをお願いいたします

まずは自分のことを見つめ直してみることから始めると良いかなと思います。
僕も今まで野球一本でやってきて、それ以外にどんなスキルや強みがあるのか、転職活動の際に沢山考えました。
そして今、自分の強みでもある、「何ごとにも果敢に挑戦する」ことを武器に、野球時代では見えなかった世界を見れていると感じます。

未経験だから出来ないとか深く考えずに、自分のことをよく理解して、自分の強みを活かせそうな環境にはどんどんチャレンジしていってほしいです! image


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CodeCampus編集部
この記事を書いた人
CodeCampus編集部
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