- 公開日: 2021年11月18日
要実務経験の壁を突破!実践型チーム開発とキャリアサポートで“採用したい”エンジニアに。
「納得いくまで活動した結果」とご自身の転職活動を報告してくださった伊藤さんは、エンジニア転職を目標にCodeCampGATEでプログラミングを学び、全7社から内定を獲得されました!
採用条件にあった「実務経験2年以上」のハードルも見事にクリアされての内定獲得。最終的に就職を決めたのは、ユニークかつ多様な事業を展開する第一志望の自社開発企業でした。
未経験エンジニアとしての”差別化”にこだわり、学習開始前に目標とした「自社開発企業へのエンジニア転職」を達成するまでには、様々な出会いや気づき、成長がありました。 そんな未経験から“採用したい”エンジニアとなった伊藤さんの軌跡をインタビューで追いかけます。
自分の強みを活かしてエンジニア転職したいと考えている人、異業種からエンジニア転職に挑戦したい方、自社開発企業へのエンジニア転職を目指す方はぜひ参考に読んでみてください!
※伊藤さんが受講した CodeCampGATEは4ヵ月で未経験からエンジニア転職を目指すコースです。このコースは、
- 現役エンジニア講師と実践に即したチーム開発演習
- 学習メンターが学習継続や自走をサポート
- キャリアコンサルタントが自己分析から書類添削、面接対策までフォロー
コースの詳細はこちらから▶︎https://codecamp.jp/gate
エンジニア転職のきっかけ:社会に必要とされる技術と顧客の声に答えたい思いの両立へ
ーー伊藤さんがプログラミングやエンジニアのお仕事に興味を持たれたきっかけは何ですか?
前職は建築資材メーカーで営業をしており、お客様と対面して関わる仕事にやりがいを感じていました。ただ、コロナ禍で思うように営業活動ができなくなったり、形や用途が決まった商材を扱う中で顧客からの要望に答えきれないことに課題感がありました。
そんな中、商材のIoT化に伴ってアプリ開発企業との打ち合わせに出る機会があったんです。営業として自信を持ってその場に臨んだのですが、専門的な技術の話に全くついて行けませんでした。挫折感を味わいましたが、自分のまだ知らないITの世界に興味を持つきっかけにもなりました。
また、コロナ禍でビデオツールを使ってオンラインでの営業活動を経験し、IT技術によって企業と企業がつながり、思うように営業ができないと感じていた自分の課題も解決されたと感じたんです。今世の中で一番必要とされるものを作っているのはITエンジニアなんだと思いました。
ーー最初は独学でプログラミングを始められたんですね。
プログラミングを学ぶにあたって、そもそも前提の知識がないとどういう道に進んで良いのかもわからなかったので、まずは自分で調べたり、オンラインの無料プログラミング学習ツールを使って学んでみました。
自分がプログラミングに向いているのか、そもそもプログラミングがどういうものなのか、継続して学べるかどうか、転職やスクールを考える前段階として、自分で勉強してみたんです。
ーーなるほど。実際に独学で取り組んでみて、できそうという実感はありましたか?
そうですね、やっぱり今まで苦手意識というか、難しい領域だと感じていたものについて1つ1つ理解できていく楽しさがありました。元々文系なんですが、数字のデータや数学的な考え方、地道にパズルを当てはめていくようなことも好きだったので、自分に向いていそうだなと思いました。
CodeCampGATE受講の決め手:実践的なPHPの学習とキャリア専門の講師がいる魅力
ーースクールを検討される中で何を重視されていましたか?
まずはPHPが学べるところを条件に探しました。事前に色々と調べる中で、未経験の人はRuby推しというか、Rubyを学んでいる人が多そうな印象がありました。そこで自分はPHPを学ぶことで差別化につながるのではと思ったんです。
また、これから学んでいって、自分がどういう路線でどんなエンジニアになるかが最初の段階ではわからなかったので、PHPを使えるとWordPressへの応用やホームページの作成もできたり、後々の視野を広げられると考えていました。
ーー他のスクールも検討された中、CodeCampGATE受講の決め手を聞かせてください。
無料カウンセリングを受けた時に、担当してくれた講師の先生がCodeCampGATEでキャリアサポートもしている方だったんです。他のスクールではエンジニア講師がメンターとして対応してくれたので、CodeCampGATEに他とは違う印象を持ちました。
キャリア支援を専門とする講師が在籍していると知ることができましたし、実際に話してみて、カウンセリングが始まって5分くらい経った時に、これまで自分が強みの1つだと感じていた、思いを言語化することについてパッと取り上げて褒めてくださったんです。
ーーそれはうれしいですし、すごいですね!
「伊藤さんこういうところに強みがありますよね!」と。それでこの短時間で人の特性を見抜く目を持った方なんだなと感じました。一方で他のスクールのエンジニア講師のレベル感は、実際に受講を始めてみないとよくわからないというのが正直な印象でした。
たまたま入り口の無料カウンセリングでキャリア支援にも関わる講師の先生が担当になり、キャリアに関するお話を聞けたことが自分の中では1つの差別化ポイントとなり、CodeCampGATE受講の決め手にもなりました。
受講開始前に立てた目標:未経験エンジニアとして差別化を図るための先手必勝プラン
ーーCodeCampGATE受講のタイミングで目標などは何かありましたか?
まずは「自社開発企業への転職」を最終目標として立てたのですが、負けず嫌いな性格もあって、スクールで学習を始めるまでに少しでも人より先へ進んでおきたいという気持ちで、ずっと独学を進めていました。
また、スクールでの学習を復習として使えるようにしたいとも考えていて、独学である程度知識を入れて理解した上で、スクールで改めて重要な部分を確認していくように意識して進めていました。
ーーその考え方はどうやって身につけられたんですか?
中学校時代に通っていた塾で学んだことなんです。当時通っていた塾のレベルがものすごく高くて、ついていくので精一杯な状況で。塾でリアルタイムで学習すると結局そこから自分の中に落とし込むためのタイムロスが生まれてしまうんですよね。
さらに復習して分からないことを質問してだと、効率が悪いなと感じて。先に自分である程度予習をした上で、授業で分からないところが聞けるような状態まで持っていくようにすれば効率よく学べると考えた経験が今になってまた活かされました。
ーーなるほど。いかに効率的に学べるかを中学生で考えているのもすごいです!
しっかりスケジュールを組んでやっておかないと、後々責任として全部自分にのしかかってくるんじゃないかっていう、実は心配性だったり内心臆病な性格も影響しているかもしれないです(笑)
ーーエンジニアとしても大事な考え方や意識だと感じます。実際にCodeCampGATEでの学習を始められて、独学とのギャップは感じられましたか?
すでにある程度学習ができていたフロントエンドの言語(HTML、CSS、JavaScript)の内容はスムーズに進められました。ただ、無料のプログラミング学習ツールを使っていた時は、1個1個のシンプルな課題に対して答える形でコーディングすれば、自然とゴールに到達できるイメージで進んでいたんです。
CodeCampの教科書を使って学び始めると、単元ごとにまとまった課題があり、最初は取り組み方に戸惑いました。1つの課題の中にたくさんの構成要素があるので、それを自分で整理して1から作り上げていくというプロセスは難しかったですが、経験できて良かったと思います。
また、独学時の学習ツールの課題はシンプルで正解がわかりやすいですが、複数のタスクを組み合わせた大きな課題ではコードの書き方も人それぞれ。あれもこれも調べながら、自分の書いたコードが合っているのかがすぐには分からずに悩んだり試行錯誤して進める中で、自走力がついていくのを感じました。
学習で得た気づきや成長:「戦い」の4ヶ月で身につけたエンジニアに大切な3つのスキル
ーー独学とはまた違った経験をしていただけていてうれしいです!CodeCampGATEでの4ヶ月を振り返って一言で表すなら、何でしょうか?
「戦い」ですね。
ーーその心は?
先ほどお話しした独学とは違った難しさがあったこともそうですし、やはりそもそも建築資材を扱う営業という仕事から、全く別の畑へのキャリアチェンジだったので、未知のスキルや知識を学んで身につけていくのは難しく、大変でした。
ーー確かに、そうですよね。その中で例えばレッスンやチャットサポートなど実際にご活用いただいて感想があれば、聞かせてください。
レッスンは、分からない時には躊躇わずに利用していました。ただ、自分の分からないことや聞きたいことを言語化して伝える難しさを感じました。専門用語も初めは分からず、自分なりに噛み砕いて、初心者の表現でいかに業界用語に近いニュアンスで伝えられるかというのをすごく考えて。言語化能力がかなり鍛えられました。
チャットサポートも最初は壁になりました。前職の仕事スタイルでは、テキストコミュニケーションといえば主にメールでしたし、実際には建築現場とのやりとりが多かったので基本的に電話がメインで。メール自体それほど得意ではなかったので、避けて通っていたんですよね。
レッスンならニュアンス含めて伝えれば汲み取ってもらえる部分も、チャットとなるとよりロジカルに説明しないと伝わりづらいと感じました。またいかに簡潔に分かりやすくまとめるかというのも難しかったです。これまで後回しにしてきたテキストコミュニケーションを1から学べたと思います。
ーー「戦い」と言われた意味が分かった気がします。1つ1つクリアして乗り越えていかれたんですね。
はい。4ヶ月を通して、①自走力 ②言語化力 ③テキストコミュニケーションスキル を身につけることができ、それが転職活動においてもそれぞれの獲得プロセスを含めて大きな強みになったと思います。
また、分からないことを学んでいく中で、つい他人任せにしてしまう自分がいたことにも気がつきました。レッスンでの講師の先生の説明についていけなかったことがあったんです。でも途中で質問を挟むことすらできずに、「はい、はい」って聞いているうちに終わってしまって。
その時は「進め方が分かりづらいな。1つ1つ確認して教えて欲しい」という気持ちになり先生にも伝えたんですが、先生からしたら「伊藤さんがはい、はいと聞いてくれていたので、理解できていると思った」と。よくよく考えて、まず「分かりません」と言えなかった自分がいたわけですし、レッスン前に自分で調べて準備できたこともあったんじゃないかなと思い直しました。
ーーなるほど。でも確かに、スクールで学ぶというと「教えてもらう」という意識はどこかにありますよね。
そうなんです。これは結構誰もが壁としてぶつかるのではないかと思います。ただ、やっぱり他力本願ではなく、自責思考というか、自分で解決を目指して手を尽くすという姿勢は大切だなと改めて感じた出来事でした。
ーー納得です!これは後半2ヶ月の実践型チーム開発でのエピソードでしょうか?
はい。前半の2ヶ月は独学で進めていた部分もありましたし、自由に講師の先生を選べたので、どちらかというと何人かの先生からレッスンを受けてみて、自分のペースに合う方を選ぶことができたんですよね。
後半の2ヶ月は学習内容もWebサイトを構築する上で必要な環境設定やセキュリティといったより抽象的、概念的な知識やスキルの理解が求められて、前半とは違う難しさがあったんです。レッスンも開発チームとして1人の先生が専属でついて一緒に進めていくことになり、そこでの出来事で心境の変化が生まれました。
転職活動エピソード:キャリアサポートを追い風に面接に進んだ7社全てから内定を獲得!
ーーCodeCampのキャリアサポートで印象に残っていることはありますか?
本当にいろんなことを学ばせてもらったんですが、印象に残っていることが2つあります。1つは無料カウンセリングでも担当してくれた講師の先生とのレッスンで、「転職活動の中で、企業が見るポイントって結局何なんですか?」という質問をしたんです。
その時に、「企業理念や企業の考え方に近しい人を企業側は求めているから、自分が行きたいと思うところがあったら、その企業についてきちんと調べて、その文脈を理解した上で自分の話を伝えれば、そもそも落とす理由はない」と。企業選びの視点でも、実際に志望する企業の選考プロセスにおいても、とても参考になりました。
ーー転職への漠然とした不安を取り除いてくれる一言だったんですね。
もう1つは別の先生から「頭の中で映像化できない目標は実現できないよ」と言われたんです。当時はまだ自分がエンジニアとしてどんな目標を持って、どうなっていきたいのか、具体的にイメージができていなくて。明確な目標を持つことの大切さを知りました。
そこで、「20代は専門スキルの向上。30代は技術面だけでなく営業で培った人間力、統率力も武器にチームまとめる存在となりたい」と、将来についてもできるだけ具体的に目標を設定しました。その後のキャリアサポートの場で話してみたら、講師の先生からすごく評価してもらえたこともうれしかったですね。
実際の就職面接の場でも「この先どうなっていきたいと考えていますか」という質問は何度も聞かれたので、あの時しっかり考えておいて良かったという思いと、キャリア専門の講師の先生がいることを決め手にCodeCampGATEを選んで、間違いなかったなと当時の自分の直感を確信できました。
ーーそう感じていただけて、本当にうれしいです!実際の転職活動はいかがでしたか?
応募した中から7社で書類選考をクリアすることができました。面接に進んだ企業では全て内定をいただけたので、そこは自信になりました。
ーー面接以降は全7社で内定、すごいです!転職活動に向けて事前に準備をしましたか?
CodeCampGATEでの学習カリキュラムを終えてから2ヶ月ほどかけて、オリジナルポートフォリオを制作しました。未経験でエンジニアとして転職するにあたり、1つの差別化ポイントにしたいと考えていました。
自分自身がその時直面していた課題をもとに、それを解決するためのWebサービスを作ってポートフォリオにしたいと思っていたので、時間をかけてじっくり取り組みました。自分で要件定義をして、UIの部分も作って、学んだ知識やスキルを取り入れながら完成させていきました。
ーー未経験エンジニアとして差別化を意識して準備をされたんですね。転職活動をする中で未経験の厳しさを感じることはありましたか?
未経験ということに対して、いろんな意見や評価を目にしました。ただ、条件に「要実務経験◯年」と書かれていても、本当に採用される確率が0%なのかは受けてみないとわからないですよね。まず自分という人間について知った上で、判断してもらいたいというちょっと強気な姿勢、1%でも可能性があるなら強気で受けにいく意識で活動していました。
また未経験でも、CodeCampGATEで学んだことをエピソードとして話すことができました。未経験エンジニアのイメージには固定概念があるかもしれませんが、自分自身は差別化を意識して、いろんなことを考えプロセスを経てやってきたと話したら、むしろそれはプラスにつながったので、受講した意味があったと感じました。
今後の目標:自社開発企業で“採用したい”エンジニアから”必要とされる”エンジニアへ
ーー就職先として決められたのはどんな企業ですか?
第一志望だった自社開発企業を選びましたが、決め手はやはり上流工程から開発に取り組めること。また事業開発にも携わる企業なので、世の中のいろいろなトレンドをキャッチして、例えばIT技術を駆使した医療事業を展開したり、商品開発からECサイトを使った直販を一貫して手がけたりもしています。
さまざまな事業に対して関連するWeb広告の打ち出しから、こんなサービスを自分で作りたいと提案して通れば、ディレクター業務からエンジニアの仕事として取り組めるという話も面接で聞けたんですね。
前職での営業スキルも併せて使えると思いましたし、顧客の要望にできるだけ答えたいという自分の中でずっと抱えてきた思いともつながって。提案段階から取り組めるならお客様の要望や課題をダイレクトに解決できるかもしれないという可能性も感じて、とても魅力的だと思いました。
ーーこれまでの一連のプロセスが、1つの形になっていきそうですね!今後に向けて、何か考えられていることはありますか?
まずは働いて給料を受け取る側なので、会社に勉強しに行くというスタンスでは行きたくないなと思っています。そこはこれまでで学んできたように、まず自分で独学や予習をして、会社でそれらを仕事としてアウトプットできるように、企業の力になれる、必要とされるエンジニアとしてのスタンスを意識して臨んでいきたいと思っています。
今後の目標はこんなサービスを作りたい、こんなことをやりたいと言える、良い意味で発言権のある人になっていきたいです。そのためにはまず会社から必要とされる人材として、自信を持って仕事ができるようになりたいと考えています。
また、チーム内で信頼される存在にもなっていきたいので、チームマネジメントや、メンバー同士で高め合ったり、モチベーションを上げていけるような取り組みにも挑戦していきたいですね。
ーー楽しみですね。これからも伊藤さんを応援しています!本日は貴重なお話をありがとうございました。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
最後に
未経験でのエンジニア転職へ向けて、学習と共に様々な差別化を考え取り組まれた伊藤さん。実務経験を採用条件にしていた企業を含めて7社から内定を獲得し、文字通り”採用したい”エンジニアとして自社開発企業への就職を実現されました。
そんな伊藤さんに、これからCodeCampGATEを受講する人や受講を考えている人にアドバイスをお聞きしました。
伊藤さん「『失敗する人は才能を理由にして、成功する人は情熱を理由にする』は、僕が好きな言葉です。今受講を迷っている方は、お金もかかるし、才能も自分にあるかわからないし、ちゃんと続くのかなって不安の中で検討されていると思うんですよね。
だけど、実際にやってみないとわからないし、やらずにそこで諦めてしまうと、一度は挑戦したいと思った自分の本心を行動に移さないまま、やらなかった言い訳をひたすら重ねて自分の思いに蓋をしていくことになるかもしれません。
もし悩んでいるなら、まずは一歩踏み出してみたら良いと思います。実際に目標を達成できて、改めて大切だと感じたのは、才能よりもどれだけ情熱があるか、どれだけ継続につながる具体的な目標を持って取り組めるかでした。まずは自分がやりたいかどうか、そこを重視してほしいですし、CodeCampGATEは未経験エンジニアとして差別化できる心強いスクールだと思います。やらずに後悔よりやって後悔です!」
改めて伊藤さんの思いの強さが感じられるお話を、ありがとうございました。エンジニア転職に挑戦したいと考えている方は、まずは無料カウンセリングでご相談ください。お待ちしています!
CodeCampGATEのコース詳細はこちらから▶︎https://codecamp.jp/gate
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部