今回インタビューさせていただいたのは、岸川さんと藤村さん。高校時代、吹奏楽部の先輩後輩として共にフルートを吹いていた2人が、今度はCodeCampGATEでエンジニアとして転職を目指す先輩と後輩になりました。
異業種、未経験からのプログラミング学習、そして転職活動。2人は複数の会社で最終面接に進み、内定を獲得されました。「企業選びでは、給与や福利厚生、社内の雰囲気など、事業や仕事の内容に加えて働く環境を重視して、最終的に自分に合う企業を選びました。」11期生の先輩岸川さんをロールモデルに、24期生の藤村さんも自身のライフスタイルや価値観に合う企業を探したといいます。
インタビューでは、2人がCodeCampGATEを通して互いに刺激を受けながらエンジニアへと成長していくエピソードも伺いました。未経験からプログラミングを学んでエンジニア転職を考えている方、エンジニアとして自分に合う企業へ転職したいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
※岸川さんと藤村さんが受講した CodeCampGATEは4ヵ月で未経験からエンジニア転職を目指すコースです。このコースは、
コースの詳細はこちらから▶︎https://codecamp.jp/gate
受講のきっかけ:仕事と自分、それぞれの課題を解決するためエンジニアを目指す
ーー最初にCodeCampGATEを受講された岸川さんは、どうしてプログラミングを学ぼうと思ったんですか?
岸川:前職では青果物の仲卸業界で働いていました。市場で商品の在庫管理などに携わっていたので、現場で働く方に指示書を出したりするんです。当時は全て紙でやりとりしていて、紛失や破損があったり保管にもかさばって、不便さを感じていました。
これをデジタル化できたら、仕事の効率がもっと上がるんじゃないかなと思ったのがIT業界やエンジニアの仕事に興味を持ったきっかけです。
独学だと難しいと感じ、プログラミングスクールをいくつか見てみて、4ヵ月でプログラミングの基礎が身につきポートフォリオも仕上げられるCodeCampGATEのカリキュラムが初心者の自分には魅力的に映りました。
ーーありがとうございます!岸川さんがエンジニアを目指してプログラミングを学んでいることは藤村さんに伝わっていたんですか?
岸川:藤村さんとは高校卒業後も定期的に一緒にご飯に行ったりしていて。ちょうど転職したタイミングで、その機会がありました。そこで「どこに転職したんですか?」って話になって、「IT企業に入ったよ」と。そうしたら「私も興味あります!」って言われて詳しく話しました。
ーーそうだったんですね。藤村さんも転職を考えていたんですか?
藤村:はい。当時職場で使っていたシステムが止まってしまって、自分の仕事が実はITにすごく支えられていたんだと気づいたタイミングでした。また、自分に合った働き方ができることや、自分で学んでスキルを身につけられる点でもIT系の仕事に興味を持っていたんです。
もし転職するならIT系で考えてみようかなと思っていた時に先輩と話す機会があって。身近にIT系の仕事にキャリアチェンジした人がいるなら、自分にもそんなに遠くない夢なのかなと、それまでよりリアルに感じました。
ーーなるほど。その時藤村さんから見た岸川さんはどう映りましたか?
藤村:先輩が努力して勉強して、夢を叶えたっていうのが、すごくかっこいいなと。高校時代から勤勉だった先輩にプログラミングが合っていると思ったし、転職して休暇や人間関係も働きやすい環境になったと聞いて、本当に幸せそうで安心したというか、良かったなと感じました。
岸川:うれしいです(笑)。
ーー子どもを気にかける親のようですね(笑)。藤村さんご自身も人間関係など気になるポイントが重なったこともあったんでしょうね。
CodeCampGATEの決め手:未経験でも安心できるサポート体制と充実したカリキュラム
ーー岸川さんには先ほどカリキュラムが魅力的だったと伺いましたが、最終的に受講の決め手となったポイントは何でしたか?
岸川:サポートが手厚そうで、マンツーマンで現役のエンジニア講師が教えてくれたり、キャリア相談もあるなんて、すごく良いなと感じたのが最初の印象でした。最終的な決め手というと、やはり4ヵ月でプログラミングの基礎が学べて、自作のECサイトを完成させるところまでできるカリキュラムですね。
ーーうれしいです!藤村さんはどうでしたか?
藤村:私もサポート体制がすごくしっかりしているのをホームページと受講相談から感じました。実際の*転職成功率について、職種や業態などの内訳も書かれていて信頼できるなと。あとはやはり先輩がCodeCampGATEでエンジニアとして転職できたという事実が大きかったですね。
*転職成功率については、無料カウンセリング内の資料で詳しくお伝えしております。
ーー中でも一番の決め手は?
藤村:先輩ですね!
ーー岸川先輩様々です。ありがとうございます!
ーー実際に受講して、学習前と印象が変わったことはありましたか?
岸川:私は印象通りでした。特に講師の先生方がプログラミング初学者の自分にも根気よく丁寧に教えてくださって、本当にありがたかったです。
ーー先生方にもお伝えします!藤村さんはいかがですか?
藤村:私もCodeCampGATEの印象は変わらなかったです。ただプログラミングそのものが、学習を始める前から難しいと認識はしていたのですが、本当に難しくて。最初はテキストを見ても分からない用語もあり、焦りでいっぱいでした。そして先輩は仕事もしながら夜に勉強して、ちゃんと転職までできたんだと思ったら、改めてすごいな、と。
ーー先輩へのリスペクトも増したんですね。焦りを感じていた時期から学習が楽しい、面白いと感じられるようになった瞬間はありましたか?
藤村:はい。HTMLとCSSを乗り越えてから、楽しくなりました!エディタの使い方やコードの書くことにも慣れてきて、JavaScriptで画面上で動きをつけたりすることができるようになって、「あ、エンジニアっぽいな」と(笑)。
ーーなるほど。JavaScriptやPHPの学習が始まってプログラミングの難しさを感じる方も結構いらっしゃるんですが、藤村さんは逆にそこから楽しくなったんですね!むしろ始めたばかりの頃がとにかく大変だったと。
藤村:そうですね。泣きました(笑)。
ーーそういう時は先輩の岸川さんに相談されたりしたんですか?
藤村:先輩は仕事があるし、そこはちょっと遠慮して講師の先生に相談していたんです。私は勝田先生に懐いてました(笑)。勝手なイメージで、エンジニアの方って常に論理的で冷静な人という印象があって。初めてレッスンを予約する時は怖かったのですが、実際にレッスンを受けてみたら、勝田先生がすごく面白くて。
話しやすいし、レッスンのたびにご自身の持っている知識も惜しげなく伝えてくださったので、いつもこの先生に聞けば絶対に問題が解決するという心強さがありました。
ーーそうだったんですね。勝田先生をはじめ、講師陣の技術力の高さと人間的な魅力はCodeCamp全体の大きな強みです。そして講師との信頼関係をしっかりと作れる2人のコミュニケーションスキルが素晴らしいですね!学習を通して印象に残っていることはありますか?
岸川:手塚先生にとてもお世話になりました。私がものすごく初歩的な質問をしても呆れずに理解するまで丁寧に教えてくださって。
藤村:私がとても張り詰めた気持ちで学習を進めていた時に、レッスンの途中で分からなくなって「ごめんなさい!」と慌てていたら、「大丈夫ですよ」と穏やかに待ってくださったのが印象に残っています。あの時はとても安心できました。
ーー2人とも後半2ヵ月の実践演習は手塚先生でしたね。
岸川:はい。私の時は、4ヵ月目の後半時点でレッスンのポイントが5、6回分残っていたんです。それで手塚先生が「もし※1ヵ月延長できるのであれば、残りのレッスンも引き続き私が教えますよ」と言ってくださって。実践演習で作成したポートフォリオを、残ったレッスンでブラッシュアップできて、本当に助かりました。
※レッスンポイントが期限内で使い切れなかった場合、33,000円(税込)/1ヵ月でポイントの有効期限を延長してレッスンを受けることが可能です。
ーーそんなこともあったんですね。受講前にご期待いただいていたキャリアサポートはいかがでしたか?
藤村:すごく心強かったです。自己分析の回で、自分では気がつかないことを「藤村さんってこうだよね」と指摘してもらい、「確かに!」と自己認識が広がりました。業界の情報や面接のテクニックも教えていただいて、みなさん優しくて人柄も良いし、本当に頼れる存在だなと感じました。
岸川:私は自己分析が苦手だったのですが、自己分析の方法について色々なヒントをもらえたので、エントリーシートを書くときにとても助かりました。
学習を経て感じた変化&成長:4ヵ月間最後までやり切った経験と自信が2人を輝かせる
ーー実際にCodeCampGATEでの学習を経て、お互いやご自身に変化や成長はありましたか?
岸川:私自身は、4ヶ月めげずにやり遂げたことによって、自信がつきました。その自信があったからこそ転職活動も能動的に行うことができ、その結果、なりたかったエンジニアにもなれたので、今は仕事が本当に楽しいですし、積極的に働けていると感じます。
ーー藤村さんから見て岸川さんの変化はどう映っていましたか?
藤村:先輩がエンジニアになってからお会いした時、前より疲れている印象がなく、仕事を楽しんでいるのがお話から伝わってきました。元々面白い方なんですけど、もっと面白くなって。高校の頃の勢いが戻ってきたな、と(笑)。
ーー藤村さんから学習のことで岸川さんに何か相談されたことはあったんですか?
藤村:最後の方で、ポートフォリオを作っていてどうしても動かない部分があって。
ーー技術的な相談だったんですね。先輩に聞けるなんて、心強い!
岸川:私も同じ所で躓いた記憶があったので、家でパソコンで確認して、「ここじゃない?」と。
藤村:その後カフェにパソコンを持っていって、リアルにマンツーマンレッスンしてもらいました(笑)。
ーーCodeCampGATEの先輩後輩という関係が活かされていますね!藤村さんご自身は学習を経て変化や成長を感じたことはありましたか?
藤村:諦めない力がついたと感じています。以前は、ちょっと壁にぶつかるとすぐ、「もうやめよう、諦めよう、無理無理!」という気持ちになっていました。
でもプログラミングでは、どこかに何か突破口がないか探すので、それが自分の考え方にも活かせるようになって。うまくいかなくても、何かできることがないか探すようになりました。
あと、うまくいかない時は、人に頼るのも大切だなと。学習の中で、レッスンでエンジニアの先生に聞いた方が近道になることもあったんです。自分でやってみて困ったら、誰かに相談したり聞いてみるのも大切だなと学びました。
岸川:藤村さんも、前よりもすごくいきいきしているなと感じます。表情も明るくなりましたし。
ーー素敵ですね!そんなふうに変化や成長を感じてもらえるなんて、本当にうれしいです。
転職活動エピソード:エンジニアとして安心して働ける環境がある企業を重視
ーー転職活動で工夫されたことはありましたか?
岸川: 6月に学習が終わって7月から本格的に転職活動を始めました。8月の中旬に2社から内定をもらって、どちらにしようか悩みましたね。
ーーそうなんですね。岸川さんが今働いているのはどんな会社ですか?
岸川:ソフトウェアの受託開発企業です。内定をもらったもう一社は自社開発企業で、PHPを使ってECサイト運営をしているところでした。
ーー今の会社を選んだ決め手は何でしたか?
岸川:会社の雰囲気と給与が良かったことです。取引先がインフラ系の企業で収益も安定していたので、今後も安心して働けそうだなと。従業員数は20名ほどですが、福利厚生も充実しているんです。
ーーエンジニアとして安心して働ける環境が整っているって、大事なことですよね。藤村さんはどうですか?
藤村:まずは全てWeb面接だったので、1社1社出かけずに済んだのは楽な部分もありましたが、実際の会社の雰囲気やどんな方が働いているかが分かりづらいなと感じました。工夫したのは、CodeCampGATEで作ったポートフォリオのURLを必ず載せて、培ったスキルをきちんと知ってもらえるようにしたところです。
それと、自分の価値観と合う企業で働くために、自己PRや志望理由は、できるだけ正直に書くようにして。「こういう点で御社に惹かれました」と具体的に伝えました。
岸川:藤村さんが転職活動している時に結構やりとりして、「この会社最終面接まで行ったんですけど、どうですかね?」って連絡が来ると、2人で熱心にホームページ見て色々検討していましたね。
藤村:先輩は本当に頼りになる存在で、感謝しかありません!「自社開発か受託開発の企業が良いんじゃない?」と2人で話をしていて。結果、自社開発も受託開発も含む4社で最終面接まで進みましたが、第一志望で考えていたSIerから内定が出たので、それを受けて他を辞退しました。
ーー第一志望の企業に魅力を感じたポイントはどこだったんですか?
藤村:私はガツガツした雰囲気があまり得意じゃないんです。転職を決めた会社は、実際に社長に会ってお話してみて、そういう雰囲気がなかったことと、社員思いな社風を感じられたので良いなと思いました。福利厚生も社員に還元されるような中身で。
ーーなるほど。2人は仕事や会社に対する価値観も共通する点があると感じます。企業側も従業員を大切にしていて、自分自身がエンジニアとして腰を据えてしっかり働けると感じた会社を選ばれたんですね。
一緒に働く未来を見据えて:エンジニアとして成長し、起業という夢を追いかけたい
ーー岸川さんは今エンジニアとして働いて1年ほどですが、実際に働いてみていかがですか?
岸川:今は主に保守に携わっています。言語はCとJavaなんですけど、プログラミングの基礎知識や考え方などは学んだことが活かせていると感じます。
ーーそうなんですね!学習時PHPにじっくり取り組んだからこそ、CやJavaという初めは難易度が高いと言われる言語にも対応できているんだと思います。素晴らしいです!
岸川:将来的には開発に行きたいと思っているので、これからもっと勉強して頑張りたいです。
ーー応援しています!仕事の中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
岸川:今は単純作業をバッチファイルでまとめて業務を効率化したり、Perlを使ってちょっとした仕組みを作ったりするのが楽しいですね。
ーー自分の手で何かを作り出すのって楽しいですよね。働き方の面ではいかがですか?
岸川:フレックスなので、出退勤の時間が自分で調整できるのがありがたいです。月内に所定の労働時間を満たしていればOKなので、仕事の状況に合わせて勤務時間の調整ができたり、必要なタイミングで休みを取れるところも助かっています。
ーー良いですね。藤村さんはいよいよ9月からお仕事が始まりますが、心境はどうですか?
藤村:不安も楽しみなことも今はありますが、まだまだ自分の知らない知識がたくさんある世界なので、まずは前向きに努力して、いつかエンジニアの先生のように教えられるくらい技術を磨きたいなと思っています!
ーーそれはうれしいです!CodeCampの講師は実務経験3年以上で採用選考にトライできるので、3年後に挑戦しに戻って来ていただけるのを今から楽しみに待っています。では、お互いにこれからに向けたエールをどうぞ。
岸川:ゆくゆくは先輩後輩2人で起業したいと思っているので、ぜひ!
藤村:これから仕事を頑張って、技術的に成長できるように努力するので、いつか一緒に仕事してください!
ーーエンジニアとしての新たな夢に向かって、2人らしく頑張ってください!本日は貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
終始和やかな雰囲気で、高校時代から変わらない仲の良さを感じられた2人のインタビュー。CodeCampGATEでプログラミングを学び、エンジニアとして自分に合う企業を選んで働く。柔らかな印象に包まれた2人の、凛とした芯の部分を垣間見た気がしています。
最後に、2人にこれからCodeCampGATEを受講しようと考えている方、現在受講している方へ向けたメッセージをお伺いしました。
岸川さん「受講するに当たって、今一度、『なぜ自分はエンジニアになりたいのか?』そして、『エンジニアになって、何がしたいのか?』を、深堀りして考えてみると良いと思います。受講料も決して安くはないので、途中で諦めたりすることがないように、ざっくりとでも考えておくと自分の支えになるはずです。」
藤村さん「まず、受講して間違いはないです。プログラミング自体は、私も文系出身かつ未経験で本当に難しかったんですけど、サポート体制がすごくしっかりしています!みなさん優しいですし、安心して入ってきて大丈夫だよってことを伝えたいです。」
どちらもとても大事なメッセージ、ありがとうございます。一人ひとりの目標や目的があるからこそ、CodeCampGATEの学習を通して全力でサポートしていきたいと思っています。2人のように自分らしくエンジニアとしてのキャリアを始めたい方、ぜひエントリーしてくださいね!
CodeCampGATEのコースの詳細はこちらから▶︎https://codecamp.jp/gate