- 公開日: 2023年06月27日
次の夢は講師になること。未経験から正社員Webデザイナーへの転職体験談
M・Mさんは医療系事務を退職後、CodeCampのデザインマスターコース(現・Webデザインコース)の学習を開始し、Webデザイナーとして就職。現在、Webデザイナー歴3年目でプロジェクトを任せられる人材になっています。
現在は新たな夢も生まれたM・Mさんがどのように未経験からWebデザイナーとして活躍できるようになったのかをお話いただきました。
Webデザイナーを目指すきっかけ:在宅ワークができる働き方へ
ーなぜ、Webデザイナーという職種に興味を持ったのですか?
私は元々、医療系事務職で働いていましたが、仕事が自分に合っていないと感じ退職しました。
その後、次の仕事を探していた頃、メディアでも在宅ワークが取り上げられ始め、在宅でできる仕事に興味を持ちました。調べている中で、Web系のお仕事は在宅ワークができることを知り、Webデザインの学習を始めました。
在宅ワークが注目され始めたことも、Webデザイナーになりたいと思った理由の一つです。
就職活動について:まずは経験を積むためにパートタイムからスタート
ーどのようなステップでWebデザイナーとして働き始めましたか?
CodeCampのデザインマスターコース(現・Webデザインコース)を修了後、Webデザイナーになるため、就職活動を始めました。
しかし、未経験者ということもあり、なかなか内定が出ませんでした。周囲にWeb系職種の経験者がいなかったので、インターネットで情報収集をしながら、継続的にWebデザインの学習を続けたり、ポートフォリオ制作を進めたりしてスキルアップを図っていました。
自己学習と就職活動を並行して続け、数ヶ月後にパートタイムのWebデザイナーとして、食品系事業会社で勤務を開始することになりました。
ー就職活動を通して会社を選ぶ基準に変化はありましたか?
元々は在宅ワークができる働き方がしたく、Webデザイナーを志しましたが、実際にWebデザインを学んだり就職活動をする中で、「在宅ワークができる」という条件よりも、「Webデザイナーとして経験を積める環境」の優先度が高くなりました。
在宅ワークは魅力的ですが、未経験者だとなかなか厳しいと実感しました。
現在の働き方:正社員として登用され、希望の働き方も実現!
ー現在の働き方や仕事内容について教えてください。
パートタイムで勤務開始後半年で、正社員に登用されました。
現在、Webデザイナー歴3年目になり、プロジェクトを任されたり、ECサイトのデザインを一から作ったり、社内でも重要な位置付けのデザイン制作を担当できるようになりました。
また、正社員になってからは、週1回の在宅ワークができるようになりました。
週1回ではありますが、通勤がある日より自分の時間を確保できる点で、自由な働き方を実現できています。
前職より月収は下がりましたが、それよりも経験を積むことを優先し、実際にWebデザイナーになる目標を叶えることができて良かったです。デザインの仕事が自分に向いていると今、感じています。
仕事のやりがい:自分の制作したものが直接売上につながったり、評価してもらえること
ー未経験からWebデザイナーとして働き始めた際、不安はありませんでしたか?
私が働いている部門のチームリーダーが、デザイン歴20年以上ある方だったため、未経験者に対しても丁寧に教えてくれたお陰で不安なく仕事を開始することができました。
今は、Webページの制作だけでなく、自社の商品写真の撮影ディレクションを担当したり、Webページを公開した後のアクセス解析や売上分析などのマーケティングも担っています。
入社してから新たに学ぶことがとても多かったのですが、リーダーに指導してもらい着実に身に付けていきました。
ーどんな時に仕事のやりがいを感じますか?
自分が制作したWebページに対して、仕事で関わる方々から直接評価をしてもらい「良いページになったね。」「ありがとう!」と声をかけられた時にやりがいを感じました。
昨年の夏にデザインした商品ページの売上が好調で、商品企画だけでなく、デザインも評価されて嬉しかったです。
Webデザイナーとして気付き:商品の魅力を引き出すため、多くの人とのかかわりが重要
ー実際にWebデザイナーとして働き始める前と後でギャップはありましたか?
ありました。Webデザイナーになる前は、コーポレートサイト等を制作するイメージを持っていましたが、今の会社ではECサイトの商品ページを作っています。
コーポレートサイトやキャンペーンページとECサイトの商品ページはデザインが全く違います。華やかな雰囲気ではなく、シンプルで分かりやすいデザインが求められます。
また、Webデザイナーは黙々とデザイン作業に集中して一人で取り組むイメージでしたが、実際は人と関わることがとても多いです。
企画内容をヒアリングしたり、デザインの方向性について打ち合わせをしたりすることが多く、コミュニケーション能力が求められます。
さらに、実際にデザインをするのは全体のフローで一番最後ということも知りました。
私の今の職場では、商品やプロモーションの企画の初期段階からデザイナーが携わります。
企画者と共に、どういう点を魅力として打ち出すかを考えたり、ページ構成や写真撮影・ディレクションなど、全ての工程をデザイナーが担当します。
商品の理解が深くないと真の商品の魅力を伝えられるページが作れないので、一貫してデザイナーが携われるところがすごく良いと実感しています。
今後の目標:CodeCampのWebデザイナー講師になること
ー今後の目標を教えてください。
CodeCampのWebデザイナー講師になるのが直近の大きな目標です。
自分が学んだ場所で、過去の自分のように目標に向かって学ぶ皆さんを応援し、育てたいと思っています。
実際にWebデザイナーになるために取り組んだプロセスやWebデザイナーになった後にわかった、実務で本当に必要なことを伝えていきたいです。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
最後に
ー最後に、今Webデザイナーを目指している方にメッセージをお願いします!
とにかくWebデザイナーになりたい!という強い思いをもって、諦めないで学習することが大事だと経験上感じています。
スクールで学ぶ時間以外も、自分で調べ学ぶことが重要です。
新しいことを頭に入れるのは難しいし大変ですが、諦めなければ就職や将来につながると思います。頑張ってください!
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部