- 更新日: 2017年03月22日
- 公開日: 2017年02月24日
PCだけで可能な「在宅ワーク」とは?メリットや仕事内容まで解説します!
あなたは在宅ワーク、という言葉を聞いたことがありますか?
その名の通り、請け負った仕事を自宅ですることを意味する「在宅ワーク」。
企業へ勤務するのではなく、外部の仕事をオンラインかつ在宅で受託するワークスタイルで、その仕事内容は様々です。
今回はそんな在宅ワークのメリットや具体的な仕事の内容をご紹介します。
在宅ワークのメリット
自宅で仕事を行う在宅ワークのメリットは、以下のようにまとめることができます。
- 時間に余裕ができる
- 交通費や食費を節約できる
- 自分のペースで仕事ができる
- 仕事を選ぶことができる
1.時間に余裕ができる
在宅ワークをはじめると、時間に余裕ができます。
会社から自宅までの毎日の通勤時間がなくなることはもちろんですが、毎朝の身じたくの時間などの細かい時間を節約できるので、結果として一日の全体的な時間に余裕ができるのです。
また、PCでの在宅ワークであれば、取引先とはビデオチャットを通じてやりとりをすることになります。
ビデオチャットには、相手が遅刻したとしても自分の作業をしながら待つことができる、打ち合わせがはじまったらすぐ本題に入ることができる、話が終わったら比較的すぐに退席できる、などの特徴があります。
そのため、カフェや会議室などで実際にあって話すときのように、話が長引くことが少なくなるのです。
2.交通費や食費を節約できる
家から出ないことが基本の在宅ワークでは、仕事における交通費や食費を節約することができます。
仕事で着たスーツをクリーニングに出しているという方であれば、家で仕事をするようになればスーツを着ることはないでしょうし、そのクリーニング代も節約できるようになります。
会社までの交通費はもちろんですが、カフェや昼食のお店などでかかる食費も、日々のクリーニング代も、積み重なると結構な額になるものです。
カフェなどに行って仕事をするノマドワークではなく、自宅で仕事をする在宅ワークである必要はありますが、経済的な効果も魅力の一つと言えるでしょう。
3.自分のペースで仕事ができる
「しっかりと自己管理ができれば」という条件付きではありますが、在宅ワークでは自分のペースで仕事を進めることができます。
通常、会社に出勤して仕事をするのであれば、勤務時間は多少前後はしても9~17時くらいに定められているでしょう。
しかしこれが在宅ワークだと、朝型の人であれば7時から仕事をはじめて15時に終わるなんてことができますし、逆に夜型の人であれば11時から仕事をはじめて19時にその日の仕事を終えることもできます。
また、混雑した休日が嫌いという方であれば、平日のどこかで2日休んで、そのぶん土日は仕事をするという仕事の仕方もできますよ。
企業でもフレックスタイム制をとり入れているところもありますが、さらに自分のペースを追求するのであれば在宅ワークというスタイルになるでしょう。
4.仕事を選ぶことができる
こちらも「実力がある程度あれば」という条件付きになりますが、在宅ワークでは仕事を選ぶことができます。
やりとりをしていて合わないと感じたクライアントであれば今後の仕事を断る、ということも可能です。
ただ、仕事を選ぶためにはそれ相応の実力が必要となります。
たとえ仕事を一つ断ったとしても、依頼してくる人が耐えないような実力がある方は在宅ワークも向いているかもしれません。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークといっても、いいことづくめというわけではありません。ここからは在宅ワークのデメリットをご紹介します。
以下のようなことが、在宅ワークにおけるデメリットといえるでしょう。
- 仕事をしすぎてしまう
- モチベーションが上がらないとダラダラと仕事をしがちになる
- 仕事中に家族からの干渉がある
1.仕事をしすぎてしまう
人によっては意外に思うかもしれませんが、在宅ワークをすると気がついたら仕事をしすぎていたという状況が訪れます。
やればやっただけお金をかせぐことができる仕事が多いのが、PCでやる在宅ワークの特徴です。
つまり、仕事をしたぶんだけきちんと金額に見返りがあるため、会社で働く以上に仕事をしてしまいがちになるというわけです。
自己管理の能力が、在宅ワークをする上ではカギになりますね。
2.モチベーションが上がらないとダラダラと仕事をしがちになる
受けた仕事が気の乗らないものだったり、嫌々やっているような仕事だと、ダラダラと生産性の低い仕事の仕方になってしまいます。
会社に出勤して仕事をするスタイルだと、否が応でも仕事モードになるでしょうが、自宅で仕事をするとなるとそうはいきません。
仕事をしている自分のことを四六時中見張っている人がいるわけでもないので、怠けようと思ったら簡単に怠けることができます。
そのため、嫌々ガマンしてやるような仕事を在宅ワークで行うのは不適切でしょう。
3.仕事中に家族からの干渉がある
家で仕事をしている自分のことを常に監視している人はいないでしょうが、自宅という場所の都合上、家族からの干渉があります。
休憩中などリラックスしたいときにはよいかもしれませんが、集中しているときでもお構いなしに話しかけてくることはストレスになるかもしれません。
ゆえに、自宅で仕事をするときには家族と何かしらの決め事をする必要があるでしょう。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
PCでできる在宅ワークの仕事
ここからは、実際にPCでできる在宅ワークの仕事をエンジニア案件とデザイナー案件を中心に紹介していきます。
実際にどんな案件があるのか確認したいという方は、クラウドソーシングサイトをはじめとしたフリーランスや在宅ワーカー向けのサイトを訪ねてみるとよいでしょう。
上記でのメリットやデメリットを理解したうえで、在宅ワークにチャレンジしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
エンジニア案件
エンジニアとして在宅ワークを行っていくのであれば、以下のような仕事に取りくむことができるでしょう。
- Web・システム開発
- スマホアプリ・モバイル開発
- アプリケーション開発
- ウェブサイト制作・運用・管理
- ネットショップ構築・運用・管理
デザイナー案件
デザイナーとして在宅ワークを行おうとすると、以下のような仕事に取りくむことができるでしょう。
- サイトデザイン
- バナー・アイコン・ボタン作成
- ポスター制作
- マンガ・アニメーション作成
- 資料作成サポート
いかがでしたか。
在宅ワークは会社に勤めることと比べてメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。
大切なのは、メリット・デメリットの両方をきちんと理解したうえで、自分はどんな働き方が向いているのかを考えることです。
会社で働くことに向いている人とそうでない人がいるように、在宅ワークも決して万人ができる働き方ではありません。
よく考えたうえで在宅ワークのほうが向いていると思うのであれば、自分のスキルセットや市場価値を考えながらチャレンジしてみるのもよいでしょう。
この記事が在宅ワークに興味がある方にとって少しでも参考になれば幸いです。
Code部ではプログラミング未経験の主婦が2ヶ月で仕事を受注するまでの話をインタビューしました!
どなたでもプログラミングで在宅ワークをできるという非常に頼もしい分野ですね!
- この記事を書いた人
- 黒田剛司