- 公開日: 2023年10月24日
海外で活躍するWebデザイナーを目指す! 英語力とWebデザインの掛け合わせで仕事の幅の広がりを実感
今回インタビューに対応頂いた武藤さんは約8年間カナダで過ごし、帰国後は出身地の福岡を拠点に英日翻訳者・通訳者・英語講師として従事しながらデザインとプログラミングを学び、バイリンガルのデザイナーとして活動されています。
そんな武藤さんのポートフォリオは、日本語・英語に対応しており、シンプルで洗練された仕上がりとなっています。
8年間で培った英語力と、CodeCampで学んだWebデザインのスキルをどのようにかけ合わせて活動されているのか、現在の活動の様子と今後の展望についてインタビューでお伺いしました。
将来的に英語力を活かした仕事がしたい、海外を舞台に活躍したいと考えている方は、ぜひ武藤さんのインタビューを読んでみてくださいね。
これまでの経歴
―武藤さんのこれまでの経歴を教えてください。
2008年から2016年までの8年間をカナダで過ごし、高校、カレッジ、現地での就業を経験しました。 帰国後は日本の企業に勤めていたこともあったのですが、時間や場所などに拘束されず、自由に働きたいという想いから、出身地の福岡を拠点にフリーランスの英日翻訳者・通訳者として今も活動しています。
―カナダに行こうと思ったきっかけは何だったのですか?
特に何かがあった訳ではなかったのですが、小学校のころから何となく、学校生活が自分に合わないな..と感じており、それ以降あまり学校に行かなくなる日が増えたんですよね。 そんな中、小学6年生の時に、「ニュージーランドへの2週間留学体験」を学校が募集しており、その時に初めて海外へ渡航しました。
そして海外へ行ってみてすごく視野が広がり、海外の自由な環境に魅了され、また高校1年生の時にニュージーランドへ留学をしました。
ただその2回とも長期での海外留学ではなかったので、長期で海外へ行こうと思い、向かったのがカナダでした。 もともとは8年間もいる予定ではなかったのですが、過ごしてみるとすごくカナダの生活は開放的で過ごしやすく、いつの間にか8年が過ぎていました(笑)
Webデザイン学習を始めたきっかけ
ーWebデザインを学び始めたきっかけについて教えて下さい。
もともとデザインをすることや絵を描いたりすることが好きだったということもあるのですが、現在の翻訳の仕事にも活かせるかもと思ったことがきっかけでした。
現在のお仕事では、Webサイトやパンフレット、バナー画像の翻訳を依頼されることも多く、翻訳をするとデザインが崩れてしてしまうことが多々あり、そのデザインの調整も行ってほしいと依頼を受けていました。 そのため、自分でPhotoshopやIllustratorの使い方を勉強したのですが、このことがきっかけで、デザインができることは今の仕事にも繋がるなと思い、本腰を入れて学習をはじめようと思いました。
受講の決め手
ー色々な学習方法やスクールがありますが、その中でもCodeCampでの受講を決めた理由について教えてください。
実はもともと、Webデザインやコーディングが学べる学校に通っていました。 そこでPhotoshopやIllustratorなどのツールの使い方はある程度理解したのですが、学んだことを仕事に活かせる程のスキルは身に付けることができず、もっと実践的な学習で仕事に繋がるスキルや知識を身に付けたいと思っていました。
そんな中で、CodeCampの無料カウンセリングを受講し、基礎的なノウハウだけではなく、実践的な学習内容や、ポートフォリオの作成もサポートしてもらえるという点にとても惹かれました。 あとは期間と価格の部分ですね。 コーディングもWebデザインも学ぶとなったら、他社スクールだと費用が高いと感じていたので、その点でCodeCampの低価格さに魅力を感じました。
また、私はある程度デザインの知識があったので、デザインは復習程度でできれば良かったので、あまり長い期間をかけて学習する予定はありませんでした。2ヶ月で学べるという点も魅力的でしたね。
学習中のエピソード
ー学習はどのように進めていましたか?
デザイン学習は、ある程度知識があったので、レッスンを使ってみっちり学ぶというよりは、自分でどんどん進めていきました。 ただ、デザインは復習程度でサクッとやるつもりだったのですが、意外と知らないことや新たな発見があり、とても学んでいて楽しかったですね!
プログラミング学習では、過去学んだことがあったコーディング側(HTML/CSS)は自分でサクサク進められていたのですが、JavaScriptでサイトに動きを付けることに関しては、初めての学びだったので、かなり苦戦していました。
ーでは始めの躓きは、JavaScriptの学習だったのですか?
はい、そうですね。 HTML/CSSは目に見えてデザインの違いが分かるので、まだ理解しやすかったのですがJavaScriptはそうではないので、自分で進めることは無理だ・・と感じ、レッスンを活用していました。
ーレッスンはどのように活用していたのですか?
レッスン時間の40分丸々使って、JavaScriptの教科書内容を手取り足取りみっちり教えてもらいました。 どの先生も、未経験の私にも分かりやすく丁寧に学習をサポートしてくれたので、挫折しそうな時に支えてもらい、乗り越えられました。
あとは、学習最後のポートフォリオ作成でもレッスンを活用しました。 最初はポートフォリオ作成の進め方や内容の相談をし、制作を始めてからはデザインのフィードバック、作成したあとのアップロード方法・おすすめのサーバーやドメインなどを教えてもらっていました。
また初めはPC・モバイル・タブレット版全て作らなければいけないと思っていたので、対応できるのか焦っていたのですが、講師の方に「企業などはPCからポートフォリオを見る場合が多いので、とりあえずPC版から作ってみては?」というアドバイスもあり、まずはPC版のポートフォリオの作成をする、と目標が明確になってからは、当初の漠然とした焦りがなくなりました。
実際にPC版ポートフォリオだけでもデザインのお仕事をいただけたので、すこし安心したのと同時に、こういった実際の現場の情報などは、やはり現役のWebデザイナー講師だからこそもらえるアドバイスなので、どんどんレッスンは活用していくべきだなと思いました。
ポートフォリオでの工夫
ー今回、ポートフォリオの作成も学習期間中に行っていますが、どんなことにこだわって作成していましたか?
まず海外の方に向けてもアプローチしたかったので、英語にも対応したポートフォリオの作成を行いました。
またデザイン部分は、海外の方のポートフォリオを参考にしており、特に調べてきて多かったのが、自分の顔写真を大きく載せていることだったので、自分の顔写真をファーストビューに大きく載せることを工夫しましたね。
ーたしかにファーストビューに顔写真を持ってくるポートフォリオはあまり見かけないので、かなりインパクトがあって目を引きますね!
はい、ただ今回はまず形を作りたかったので、海外向けと日本向けを同じデザインで作成していましたが、今後は日本人向けのポートフォリオを研究して、別で作成したいなと思っています。
↑武藤さんのポートフォリオはこちら
今後の目標
ー今回CodeCampで学んだことをどのように活かしていきたいですか?
今回Webデザインを学んでみて、改めてデザインって楽しいなと実感できたので、今の翻訳のお仕事とデザインをかけ合わせて、多言語のWebサイト制作などにも取り組んでみたいです。
また、今は日本の企業さんからお仕事を受注することがほとんどなのですが、今後は海外の方をターゲットにお仕事を受注していきたいので、海外のデザインについてももっと勉強をしていきたいです。
ーそのために何かアクションしていることはありますか?
これからデザインのお仕事も受注できるように、メールやSNSを使って新規顧客の営業活動を徐々に行っています!
またもともと繋がりがあったお客さんに、今回制作したポートフォリオを見せた際、「翻訳だけではなく、デザインも依頼できるようになるんだね!」と連絡を頂けたので、既存のお客さんへのアプローチも頑張っていこうと思っています。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
最後に
ーCodeCampで学習を検討している方へ一言お願いします。
私みたいにある程度のデザインスキルは学んだけど、一人になると何もできなくなってしまうみたいな人は、結構多いのかなと思っています。 CodeCampでは、仕事にできるレベルまで学ぶことができるので、卒業後の自信にも繋がるかなと思っています!
また、英語が出来るということはこれからとても武器になると思います。 ただそれだけで終わらせず、英語のスキルと掛け合わせでのスキルを何か身に付けることで更に自分の価値を高めることができると思うので、デザインだけでなくても、ぜひ色んなことにチャレンジしてみてください!
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部