- 更新日: 2024年05月28日
- 公開日: 2024年04月11日
~CodeCampで気付いた、求められる講師としての在り方~ 受講生一人ひとりに最適な受講体験を
映像制作、印刷、Web制作と幅広いデザイン知識をお持ちで、ご自身の持っている知識をできる限り多くの受講生に届けたいというホスピタリティ溢れるレッスンで人気の永田先生。
Webデザイナーという仕事だけではなく、講師業としての自分の在り方を常に研究しており、生徒一人ひとりと向き合う姿を深堀したインタビュー記事となっております。
ぜひ最後まで読んでみて、気になった方はぜひ永田講師のレッスンを受講してみてくださいね♪
幅広いジャンルのデザイン経験を経て、現在は講師として活躍中!
ー永田講師の経歴を教えてください。
幼い頃からゲームが好きで、そこからCMや映画など映像制作等にも興味を持っていき、新卒で映像制作会社へ入りました。その後名刺やパンフレット・チラシなどを作る印刷会社に入社したのですが、もっと違うデザインにもチャレンジしてみたいなという思いがあり、Webやアプリを制作するWeb制作会社で働き始めました。それぞれ1〜2年ほどデザイナーとして勤めていました。 現在はこれまでの経験を活かし、フリーランスとしてWeb・印刷・映像・パッケージなどの幅広いデザイン制作を請け負っています。
ー多ジャンルのデザインを経験してきたんですね。
そうですね。一括りにデザイナーと言っても、映像制作・印刷・Web制作では必要スキルも変わってくるので、その都度勉強をしていました。だけどやはりデザインという意味では共通していることも多くあるので、デザインを学ぶことで色んなジャンルに挑戦できるというのはデザインを学ぶ楽しさの1つでもあります。
ー現在はフリーランスとして働いているとのことですが、始める際に不安などはありませんでしたか?
不安はあまりありませんでしたね。当時からクラウドソーシングなどで探せばWebデザインのお仕事は結構あったので、仕事に困ることはそこまでないのかなと考えていました。
実際にフリーランスとして仕事を始めてからも、まずは単発でのお仕事が多いのですが、しっかりお客さんのニーズに応えて、よい関係性を築いていけると継続的にお仕事を依頼してくれるようになっていきましたね。
「しっかり一人ひとりと向き合う」ということを意識することが重要だと思います。
永田講師のポートフォリオはこちらからご覧いただけます。
スクール選びの基準は、学習内容の濃さと人間関係を大事にしているかどうか
ーCodeCampで講師を始めたきっかけについて教えてください。
7年程前、CodeCampがWebデザイナー講師募集をしているのを見かけ、そこに応募したのが始まりでした。
フリーランスになり、在宅ワークで人と話す機会も減っていたので、人と深く関わる機会を作りたくて、塾講師の仕事なども並行してやっていた時期がありました。そういう経験もあり、「人に何かを教えるって楽しいな」って思ったのですが、当時やっていた塾講師では、小中高生向けに数学や英語、国語等の一般教育科目を教えていたので、自分では答えられない問題に出会うことが結構多くて、、
でも、今専門でやってるデザインの講師だったら何でも答えられるし、今までの自分の経験を活かせるなと思い、CodeCampの講師に応募しました。
あとは実際に講師としての採用面談を行っている際に、CodeCampの「自走力を養う」ことを大事にしているスタンスに共感したのもCodeCampを選んだきっかけの一つでした。
ー実際にCodeCampの講師を始めてみていかがでしたか?
過去、他スクールに自分が受講生として入り、実際にレッスンも受けてみて、教え方や授業の雰囲気、学習内容を体感してみたことがあって、どういう気持ちになるかを受講生目線で体験したんですよ。 そういうことを経て思うのですが、CodeCampは学習内容が一番充実しているなと感じましたね。各章末ごとに出される課題も決して簡単ではないですが、実際の仕事で送られてくるような文言で要件が出されていたり、クラウドソーシングを使って実際に案件に応募して取り組んで見たりと、かなり実践的な内容だなと感じました。
あと、CodeCampの運営の皆さんの雰囲気やコミュニケーションのとり方が温かくて親切なところも良いなと感じています。一緒に仕事をしていて、とても勉強になることばかりですし、学習環境としてもとても親身で素敵な環境だと思います。
一人ひとりに最適なレッスンは何か、を心がける
ー7年間の講師経験の中で、大変だったことはありますか?
何年か講師を続けているとレッスンにも慣れ、自分が受講生の気持ちを汲み取れてないな、とフィードバックを見て思うことが何度かあったんですよね。 でもそれは、私がやりたいと思うレッスンと受講生が求めているものに差があったんだと後から気付いたんです。
私も講師業を務める上で、色んな本を読んで勉強してきた中で、私の教えるスタンスとしては、「答えをそのまま教える」のではなく「答えまで導く為のサポートをする」ことだったんですよね。
でも生徒さんの中には時間に焦っていたり、仕事や家事と両立しながらの学習で疲れが溜まってたり、何も考えたくない時はすぐに答えが欲しかったりもするので、生徒さんの状況や雰囲気を見ながらレッスンすることを心がけています(^^)
ー相手の立場を想像して、その時々に合わせたレッスンを心がけているんですね!
おすすめのレッスンの使い方
ーレッスンの40分間を上手く活用するおすすめの使い方はありますか?
私のレッスンの場合は、もし生徒さんの聞きたいことが早めに解決して時間を余らせたら、自分から話のネタを提供していますね。
例えば、過去に取り組んだ制作課題やデザインイベントなどで作った作品などを見せてもらって、「私だったらこういう風にデザインする!」というのを実際に編集画面を共有しながら、リアルタイムで編集している姿を見てもらったりしていますね。
あとは、効率的に編集するために欠かせない「コマンドやショートカットキー」を教えたり、Webデザイナーとして有益だなと思う情報はどんどん発信しています。
ーレッスン時間を余らせてしまうことを不安に思われる受講生さんも多くいるので、先生から積極的に発信してくれるのは、安心してレッスン受けられますね♪
そうですね! CodeCampには色んな講師の方もいるので、全員がそういった時間の使い方ではないとは思うので、生徒さん側からも聞きたいことを準備しておくのは良いかもしれません。
私だったら、
・キャリアについての相談をする、講師のキャリアについて聞いてみる
・実際に何かバナー等をその場で講師に作ってもらう
・学習途中やデザインイベントで作った制作物に対してフィードバックをもらう
など聞いてみると面白いかなと思います(^^)
未経験Webデザイナーに必要なのは、チャレンジ精神と分析力
ーCodeCampの受講生は未経験から学習を始める人がほとんどですが、仕事を獲得する上で必要なことは何だと思いますか?
まずは当たり前のことですが、基本的な技術の習得とポートフォリオの内容を充実させることは必須かなと思いますね。
あとは、転職するにしても副業で案件獲得するにしても、未経験だからといってあまり躊躇しないことが大事かなと思います。落ちるのは当たり前!ぐらいのラフな気持ちで沢山応募して面接して、慣れていくことをした方が良いですね。 沢山経験することで相手の反応もみれますし、どのように改善していったら良いのかが見えてくると思います。
ー常にチャレンジして、自分を分析していくことが必要になのですね。
そうですね。あとは自分の好きだと思うデザインを見つけて、真似て、磨いていくことも大事なポイントになると思います!
自分が好きじゃないデザインを作っていると、「この人はこういうデザインするんだ」と思われてしまい、そういった仕事しか来なくなることもあるので。
特に初めの頃は様々なジャンルのデザインができるよりかは、得意なジャンルを見つけていく方が大事だと感じます。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
最後に
ーCodeCampの受講生に向けてのメッセージをお願いします。
先にも話に上がったようにはじめの頃は「レッスンの時間が余ったらどうしよう」とか「レッスンって緊張する」「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うことはあるかもしれないですが、あまり深く考えすぎずに、もっと気軽に受講してくれると嬉しいなと思います♪
教科書の内容だけでなくても、学習のモチベーションのあげ方や学習方法、キャリアについての相談でもOKです!
これからデザインを学びたいと考えている方々に価値あるレッスンを届けられるように、私自身ももっとスキルや知識を磨いていこうと思います。
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部