独学では一か所詰まればそこで終わり、プログラミング習得には質問できる講師の存在が大きい


独学では一か所詰まればそこで終わり、プログラミング習得には質問できる講師の存在が大きい
目次
  1. プログラミング道場第3期生インタビュー
  2. 第3期生!宮本さんにインタビュー
  3. MBAを活かすためにプログラミング習得を考えた
  4. 講師がいたから、つまづいても止めずに継続できた
  5. 経験のアーカイブから未来の判断力を鍛えるツールを
  6. カタチにできる楽しさを、皆にも挑戦して欲しい

プログラミング道場第3期生インタビュー

第3期生!宮本さんにインタビュー

普段は、エンジニアリング会社で営業やコスト管理を担当されている宮本賢也さん。宮本さんが、MBA取得後にプログラミングも学ぼうと考えた経緯や、一ヶ月間でどのような変化が生まれたかをお聞きしました。

MBAを活かすためにプログラミング習得を考えた

普段はどんなことをされていますか?

自動車会社を中心とした製造業の会社が工場を作るときにお手伝いをするエンジニアリング会社で、営業やコスト管理を担当しています。

今回プログラミング道場に参加された理由を教えてください。

今年の2月に通信制のMBAを卒業しているのですが、MBAで学んだ事業計画やマーケティングなどを実践するために、学んだことを試すための道具として、考えを何かしらのカタチにできるプログラミングを習得しておきたいと思ったのがきっかけです。

もともと、WEBサイトがどのような仕組みで成り立っているのかという点にも興味がありましたし、モノゴトを実現できる力を持っていた方が、自身の可能性ももっと広がっていくと感じています。

なぜMBAだけでなく、プログラミングも習得しようと思ったのですか?

MBAは、割りと抽象度の高い内容が多く、学んだスキルを短期的に発揮していくのはやや難しい印象があります。それに比べてプログラミングは、できるようになれば、すぐカタチにし、何かしらのアウトプットを世の中に提示することができます。その違いは非常に大きなと。

MBAやマーケティングの知識、スキルは、それ単体でというよりは、プログラミングによって作り上げられた成果物に上手く組み合わせることで、より活かすことができるのではないかと思っています。

講師がいたから、つまづいても止めずに継続できた

実際にプログラミング道場に参加してみて、いかがでしたか?

過去に一度、独学でプログラミングを学んだことがありました。触った言語は、HTML/CSS、PHP、JavaScript。でも一か所詰まると、もうその先には進めないという状況に陥ってしまい、残念ながら挫折しました。なので、つまづいたところを一緒になって解決してくれる講師がいるのといないのとでは、大きな差があるなと、道場に参加して改めて実感しましたね。

独学だと、どうしても解決方法の選択肢が少ない、わからなくなるとすぐ止まってしまう。出てくるエラーの読み方がわからないと、もう完全に止まってしまいます。でも、道場だとエラーの読み方を講師がちゃんと教えてくれるので、その後ひとりで勉強していて、エラーが出てきても、止まらずに進められる基礎力が身につきます。これは助かりました。

また、独学では、本に書いてあるコードをそのまま同じように書いて、動かしてみて、で、動いたね、で終わり。むずかしくて苦戦した、という以前に、自分がそれを本当に理解できているのかどうか、CodeCampの課題のように試されることがなかったので、本の通りにやってみて、実際に身に付いたのかどうかもよく分からなかったですね。

プログラミング道場の良かったと思う点や、一ヶ月継続できたポイントはどんな点ですか?

1ヶ月という期間を区切ってやることで、集中して取り組むことができました。これがひとつ目。

もう一点、道場は同じ目的をもった人たちが集まってきている場で、リアルに集まる時(講師サポート時間)には互いに交流もある。なので、みんなと一緒にやっている感があって、それが程よい緊張感を生んでいました。

例えば、あの人は教科書の◯章まで進めている、あの人は課題をクリアしているなど、仲間の進捗状況を知ると、自分もやらなきゃ!という気持ちになるので、良いプレッシャーになっていましたね。

たった一ヶ月という短いスパンのプログラミング道場ですが、学習方法で工夫したところがあれば教えてください。

通勤電車の中で教科書を読んだりもしましたが、やはりプログラミングは、実際に自分でコードを書いて、手を動かす必要があったので、机の前に座わる時間は確保するようにしました。週に20時間くらいは時間捻出したのと、コードに触らない日を作らない工夫はしました。

あと、コース後半は難易度も上がり、特にPHPは“手が覚えるくらい”までにした方がいいと思い、教科書にあるコードで特に重要な箇所は、それこそ流れを覚えてしまうくらい、何度も何度も、たぶん4~5回は繰り返しコードを書きました。

経験のアーカイブから未来の判断力を鍛えるツールを

今回の最終課題について教えてください。こちらのWEBサービスは、どんなコンセプトでつくられましたか?

自身の日記を、過去に遡って検索できるWEBサービスを作りました。

私自身、毎日日記をつけていて。スタート時は紙のノートを使っていましたが、最近ではオンラインのメモ帳を使うようになりました。

オンライン・ツールに移行したことで、パソコンからでもスマホからでも日記をつけられるようになったので良くはなったのですが、それをさらに進化させて、振り返りができるように検索機能をつけました。

過去に自分が書いた日記から、3年前の自分はこんなことを考えていて、こんな判断をしていたということが簡単に検索できる。日記には、日々感じたことを書いていて、いわゆる経験のアーカイブになっている。それらを振り返ることで、今の自分の判断力を鍛えていく。そんなツールになればと考えています。

カタチにできる楽しさを、皆にも挑戦して欲しい

それでは最後に、これからプログラミングを学び始める方に向けてメッセージをお願いします。

プログラミングは、質問できる講師が周りにいたり、学びやすい環境でやれば、誰にでも習得することはできますし、何しろ思ったとおりにシステムが動く、カタチにすることができる経験はとても楽しいです。ぜひ、いろんな方に挑戦していただきたいですね。

今の時代、ビジネスをする上でWEBは切っても切り離せない、避けては通れないものだと感じています。プログラミングが理解できるとWEBサービスへの理解が深まりますし、サービスのプロトタイプを自分で作ることができれば、事業プランやアイデアを相手に伝えるときにも伝わりやすい。プログラミングがわかることで、仕事のやり方やスピードが俄然変わっていくと思います。

ありがとうございました。


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CodeCampus編集部
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