- 更新日: 2020年8月23日
- 公開日: 2020年8月5日
teratail(テラテイル)とは?使い方のポイントやメリットデメリットを解説!
テラテイルとは、エンジニア専用のQ&Aサイトのことです。
プログラミングをしていてエラーが出たとき、つい焦って手当たり次第にキーワードを検索していませんか?
エラー内容をきちんと理解した上でテラテイルを利用すれば、効率よく問題を解決できますよ!
この記事ではテラテイルの使い方のポイントやメリットデメリットを解説します。
また、テラテイル以外のプログラミングエラー解決サービスもいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
teratail(テラテイル)とは?
エンジニア専用のQ&Aサイトであるテラテイルは、質問を投稿すると先輩エンジニアから回答をもらえるシステムになっています。
会員登録をすれば無料で利用でき、困ったときにすぐ質問できる気軽さが魅力です。
回答の早さや質の高さ、9割近い回答率などが人気の理由で、多くのユーザーが利用しています。
また、一般的な質問サイトに比べて回答者のプロ意識が高く、解決するまで真摯に向き合ってくれる傾向が強いです。
参考:テラテイル(※2020年8月20日時点)
一方で、専門的なサイトを使うとなると、初心者が参加しにくいイメージがありますよね。
テラテイルでは初めて利用する場合でもわかりやすく質問ができるように、テンプレートが用意されています。
質問の仕方やルールを守れば初心者でも回答をもらえますので、気軽に質問してみましょう。
的確な回答をできるだけ早く知るためのポイント
せっかく質問を投稿しても、自分が思っていたような回答をもらえない場合があります。
よくある例を交えて、そうならないためのポイントを2つご紹介します。
簡単に取り組めることばかりですので、おさえておきましょう。
①「何が分からないのかが分からない状態」を解決してから質問をする
これはどの質問サイトを使う場合でも同じことが言えます。
質問内容が抽象的すぎると、回答がもらえなかったり、意図しない回答が来てしまったりします。
これを解決するには、問題がどういった内容なのかを質問者がきちんと理解し、回答者に伝わるように言語化することが必要です。
「どういう意味なのかわからない」と言われないように、作成した質問文は何度か見返して確認しましょう。
【質問例】
×:やり方がわからず、上手く動きません。
○:▲▲という言語を使っていて、〜という結果にしたいです。しかし、〇〇という結果になり、上手く動きません。
エラーを早く解決したくて焦ってしまうのはわかります。
しかし、抽象的な質問をしてしまうと、一向に理想とする回答は返ってきません。
考えることを放棄せず、まずは自分の問題と向き合うことが最短の道です。
問題を言語化する際には、下記のような質問を自分に投げかけると良いでしょう。
【問題を言語化する際に確認したいこと】
・自分が今どのような状況に置かれているのか
・どのような結果にしたいのか、または何を知りたいのか
・どこまで分かっていて、どこから分からないのか
言語化できると、検索ワードが明確になり、質問をしなくても検索だけで解決できる確率が上がります。
検索ワードがわからない場合は、質問で聞いてみるのもひとつの方法です。
②回答者に余計な手間をかけさせない
的確な回答を早くもらうために、事前の準備をできるだけおこないましょう。
回答者に余計な手間、無駄な時間をかけさせないように配慮することが大切です。
やりとりをなるべく発生させないようにしておくと、回答者も気軽に答えやくすなり、回答が集まりやすくなります。
【スムーズに回答をもらうためにできること】
・現状だけでなく結果も書く
・載せられるコードはできるだけ記載する
・自分が試してみた解決策を書く
・エラーメッセージを記載する
・言語のタグ付けをする
プログラミングに関係のない内容や抽象的な質問、マナーの悪いユーザーにはマイナス評価が付けられてしまうこともあるので気をつけましょう。
また、質問に記載するコードの中に、個人情報が入ってしまっていることがあります。
個人情報はダミーに変換してから投稿するようにしましょう。
参考:質問するときのヒント
テラテイルのメリットとデメリット
テラテイルの特徴を、メリット・デメリットに分けてまとめてみました。
【メリット】
・回答がとにかく早い
・質問を通してエンジニアと交流ができる
・間違った回答が来ても、他の回答者が修正してくれることが多い
・正しい回答は他のユーザーから評価され、上位表示される機能が付いている
・回答がいくつか来ることもあるので、様々なやり方を学べる
・荒らしや不快なコメントが少ない
【デメリット】
・質問の削除は基本的にできない
・必ず正解の回答が来るとは限らない
テラテイルでは、同じ問題を持った人が検索だけで解決できるように、質問の削除をほとんどおこなっていません。
回答者だけでなく、解決したいと思っているユーザーも見るという意識を持ちながら、質問を投稿しましょう。
その他プログラミングエラー解決方法
テラテイル以外のプログラミングエラー解決サービスをいくつかご紹介します。
[Qiita]
Qiitaは、プログラミングに関する知識を記録・共有するためのサービスです。
Qiitaは質問サイトではありませんが、エンジニアが自分の知識をアウトプットする場として、記事を作成し公開してくれています。
記事はキーワードで検索ができ、会員登録をすれば気に入った記事を「ストック」しておけます。
[stackoverflow]
stackoverflowは、テラテイルと同様にエンジニア専用のQ&Aサイトです。
stackoverflowは英語圏ユーザーの投稿が多いため、日本語版よりも英語版で使用するのがおすすめです。
英語力や質問力向上の為に利用するには、良いサイトと言えるでしょう。
[ココナラ]
ココナラは個人のスキルを売り買いできるサービスで、有料でエンジニアに直接相談ができます。
プログラミングの相談という内容であれば1,000円〜3,000円程度で募集が見つかります。
質問サイトとは違い、自分で質問相手を選べるというところがメリットです。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
テラテイルを利用すれば、プログラミング学習でつまずく問題を解決をしながら、同時に質問力が鍛えられます。
更に効率よくプログラミングを学習したいなら、CodeCampがおすすめです!
CodeCampはオンラインのマンツーマンレッスンでは、質問→回答→実践までがスムーズにおこなわれます。
質問から実践までの流れがスムーズであればあるほど、プログラミングが身に付くまでのスピードもUPします。
CodeCampで、効率よくスピーディーにプログラミングを身につけませんか? CodeCampは無料体験もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
- この記事を書いた人
- 高田ナツコ