- 更新日: 2017年03月31日
- 公開日: 2015年12月04日
1500人の頂点を目指せ!プログラミング歴一ヶ月の高校生がアプリ甲子園3位に入賞するまで
今回は、CodeCampでiPhoneアプリ開発コースを受講し、今年のアプリ甲子園で3位に入賞した大渕雄生さんにお越しいただきました!
CodeCamp受講生インタビュー大渕雄生さん
わずか一ヶ月でアプリ甲子園3位入賞!
期末テスト前のお忙しい時にお越しいただきありがとうございます。改めて自己紹介とプログラミング経験を教えてください。
開成高校1年の大渕雄生です。こちらこそ取り上げていただきありがとうございます。プログラミングの経験は、高校合格のお祝いに父からお古のMacを貰った事がきっかけに、今年の夏休みから学習を始めました。CodeCampに入ったのもそれくらいの時期ですね。
今年の夏から!?それでアプリ甲子園3位ってすごくないですか・・・?
実際けっこうぎりぎりでしたね(笑)アプリ甲子園で入賞した「DANMAKER」は、8月の半ばくらいから作り始めて、8月31日の応募締め切りになんとか間に合わせました。最初は今ほど機能も多くなくて、作れるステージや敵の弾も一種類だけで、二時審査、決勝と進むのに合わせてどんどん機能を追加していきました。
アプリ甲子園3位入賞「DANMAKER」
DANMAKERは、ユーザーがステージを自由に作れる弾幕シューティングゲームで、今回アプリ甲子園で3位入賞したアプリです。特筆すべきは、まるで電子回路に迷い込んでしまったかのようなその独特の世界観で、UIだけでなくBGMもオリジナルの作品となっています。
講師と二人三脚で取り組んだアプリ開発
学習を始めて一ヶ月でこれだけのアプリを開発するのは大変だったと思いますが、その過程でCodeCampをどのように利用していたのですか?
夏休みにプログラミングの本を大量に買い込んで一人で勉強を始めたのですが、すぐにつまずいてしまって、プログラミングが思ったほど簡単ではないということを思い知らされました(笑)なので、分からない点をピンポイントて教えてくれる人がほしいと思い、CodeCampに申し込みました。
実際受講してみると、自分のペースや希望を一番に優先してくれるのがとても嬉しかったです。 特に講師の坂本先生には親身に指導していただいて、ともて感謝しています。
私の場合、CodeCampに入る前からある程度知識があったので、カリキュラム自体は1、2週間程で終わってしまいました。そこからは自分でアプリを作りながら、分からない点を坂本先生に質問するという形で教えて頂きました。まだ知識が曖昧な自分の質問を根気よく聞いて、解決の道を考えてくださったり、時間内で終わらないことなどは後で調べてコメントで答えてくださったりと、坂本先生にはとてもお世話になりました。
やはり、良いメンターに出会えることが上達の近道なのですね。
具体的には、どのように学習を進めていたのですか? 基本的には毎日授業を受けるようにしていました。まずテキストを見ながら見本通りにプログラミングをしてみて、次に自分の作りたいものを作る。その度に本やネットで調べて、それでも分からないものは坂本先生に聞く、というように学習していました。夏休みで時間があったので、お風呂とご飯の時間以外はプログラミングをしていましたね(笑)
成功の秘訣は「目標を持つこと」
それだけ聞く凄く大変そうに聞こえるのですが、何かモチベーションが続く秘訣みたいなものはありますか?
確かにデバック作業はとても大変でした。今もちょっとバグを見つけてしまって、「うわー!」ってなってます(笑) でも作ってるときは、とても楽しかったですよ。最初は画像が表示できただけでも嬉しかったですし、一つ画面が完成したときは飛び上がるくらい喜んでましたから。
モチベーションに関しては、「目標を持つこと」が大切だと思います。実はアプリ甲子園に出るっていうのも、プログラミングを始めるときから決めていたんですよね。やるんだったら、何か形にしようと。その目標があったからこそ、ここまでこれたと思っていますので、目標を持ってやることが続く秘訣です。
なるほど、確かに目標を持っている人ほど上達が早いですもんね。
アプリ甲子園出場という目標を達成した今、今後の目標などはありますか? クラスの友人と一緒に、ゲームアプリを開発したいと考えています。まだ開発には取り掛かってはいませんが、毎日放課後にその友人と黒板の前で企画を話合ったりしていて、大変ですけど、とても楽しいです。 また、アプリだけでなくWebサイトも作ってみたいと思っています。というのも、祖母が刺繍教室をやっているので、そのホームページも作ってあげたいんですよね。なので、今後はCodeCampでWeb系のコースの受講も考えています。 まあ、その前に期末テストの勉強をしなくちゃいけないんですけど(笑)
テストが忙しい時期にありがとうございました!部活・勉強・プログラミングに一生懸命取り組む大渕さんを、我々CodeCampも全力でサポートしたいと思います!v
そして今回、CodeCamp講師の坂本先生にも、大渕さんのアプリ甲子園3位についての感想を伺ってきました!
CodeCamp講師坂本五十六先生
坂本先生どうぞよろしくお願いします。今回大渕さんがアプリ甲子園3位になったことについてどう思われますか?
こちらこそよろしくお願いします。アプリ甲子園はニコニコ生放送で見てたんですが、発表のときになかなか名前が呼ばれず「これは優勝か!?」と思っていたので、3位という結果を聞いて実は少し残念に思っていました。
しかし、終了直後に大渕さんから「大満足」とのメールを頂き、一瞬にして幸せな気分になり、本当に感動しました。 なんかこう、自分も高校生に戻った様な、熱くなった出来事でしたね。 先日のCodeCamp2周年パーティーで初めて会えたので色々話が弾み、教えて本当に良かったと改めて思いました。
具体的にどのような指導をなさっていたのですか?
大渕さんの場合、テキストはある程度自分で読んでいましたので、30回中5回のレッスンで通常カリキュラムは終了してしまっていました。なので、その後はゲームを開発しながら、わからないところを教えるという形で指導をしていました。テキストに載っていない機能などは、どのような手法を使えば実現できるのかを教え、それを実装してもらいながらアプリを開発していきました。
また、テキストに載っている部分でも理解の難しいところなどは、理解しやすいように教科書とは別に自分で資料を作ったりもしていましたね。
大渕くんは、一教えると次の日には十くらいのことをやってこられるので、教える側としてもつい熱が入ってしまい、どんどん教えてあげたくなりました。
※実際に使われた坂本先生の資料
なるほど、大渕さんの熱意に突き動かされたということですね!最後に、これからプログラミングを始めようとしている方にメッセージをお願いします!
自分がプログラミングを始めた頃は中高生時代でしたが、当時今ほど学習環境は充実していませんでした。学習の面では明らかに今の人は恵まれているので、その環境を十分に活用して、私たち講師を使い倒すくらいの思いで質問してきてくれたらと思っています。そして、大渕さんのような熱意溢れる受講生がもっと増えてくれたら嬉しいですね。
坂本先生ありがとうございました!今後ともCodeCamp講師として、頑張る受講生の応援をお願いします!我々も出来る限りの協力をさせていただきます!
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部