プログラミングを学習するなら取得したい資格15選


プログラミングを学習するなら取得したい資格15選

国家資格や民間の資格など、非常に多くの数があるプログラミング関連資格。これからプログラミングを学習しようとしている方や、初めて資格取得を検討しているという方には、どれを選んだらいいか迷うことも多いのではないでしょうか。

そこで、有名な資格を中心に、転職やスキルアップに役立つプログラミング関連資格を15個まとめました。ぜひ、ご自身が目指すレベルや、必要なスキルに合った資格を探す参考にしてみてください。 image

目次
  1. Oracle Certified Java Programmer
  2. Oracle Master Silver Oracle PL/SQL Developer
  3. Ruby技術者認定試験制度
  4. Javaプログラミング能力認定試験
  5. PHP5技術者認定試験
  6. 基本情報処理技術者試験
  7. 応用情報処理技術者試験
  8. C言語プログラミング能力認定試験
  9. Microsoft Visual Studio 認定
  10. CIW Web Development Professional Certification
  11. 情報検定(J検)
  12. JSTQB認定テスト技術者資格認定
  13. LPIC(エルピック)
  14. HTML5プロフェッショナル認定試験
  15. Pythonエンジニア認定試験
  16. まとめ

Oracle Certified Java Programmer

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画像引用:ORACLE UNIVERSITY

<受験費用>     

  • Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7/8(入門者向け):13,600円
  • Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8(初級者向け):26,600円
  • Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8(中上級者向け):26,600円

「Oracle Certified Java Programmer」は、大手ソフトウェア会社であるOracle社が実施しているベンダー資格。2015年5月下旬から、Java SE 8(一部SE 7)を対象とする試験に改定されました。

この資格は3段階で構成されています。Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7/8 認定資格が言語未経験者向けの入門資格で、Java言語を使ったオブジェクト指向プログラミングの基本的な知識を問うものになっています。

Bronzeのひとつ上の資格が、Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格。Java言語を使ったアプリケーション開発に必要な基本的スキルを持っていて、上級者の指導のもとで開発作業ができるという、開発初心者向けの資格になっています。

もっとも上級資格となるのが、Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8 認定資格。アプリケーション開発に必要なスキルを十分備えていて、自分の力で機能の実装ができるというレベルです。このレベルを受験するには、Silver認定資格に合格していることが前提となります。

これらの資格を持っていると、Javaを扱っている職場に転職するとき、Javaのスキルを取得していることを証明するのに役立つでしょう。

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Oracle Master Silver Oracle PL/SQL Developer

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画像引用:ORACLE UNIVERSITY

<受験費用> 26,600円

こちらの「Oracle Master Silver Oracle PL/SQL Developer」も、Oracle社が実施しているベンダー資格。オラクル社のデータベース製品を使ったシステム開発を行う人に必要な知識を証明することができます。

これを受験するには、下記3つの中からいずれかに合格しておく必要があります。

  • 11g SQL基礎I [11g SQLI] (1Z0-051)
  • Bronze SQL基礎I Bronze SQLI
  • 12c SQL基礎[12c SQL] (1Z0-061)

この試験はレベルが高く、実務者向けの資格となっています。

Ruby技術者認定試験制度

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画像引用:Ruby Association

<受験費用>Silver、Goldそれぞれ16,200円

Ruby Associationが実施している「Ruby技術者認定試験制度」は、Rubyに関して高い水準の技術を持つことを証明する資格試験。Rubyをベースとした開発を行うエンジニアやシステム提案を行うコンサルタント、講師、学生を対象としています。

2017年6月時点で、難易度はSilverとGoldの2段階。Rubyを扱う職場への就職・転職時にスキルを証明するのに役立ちます。

Javaプログラミング能力認定試験

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画像引用:株式会社サーティファイ

<受験費用>

  • 1級:7,600円
  • 2級:6,200円
  • 3級:5,100円

こちらは、さまざまなビジネスに関する能力検定を行っている、株式会社サーティファイが実施している資格試験。

難易度は1〜3級で分かれており、3級ではJavaに関する基本的な知識、2級では小規模なプログラムが書けるレベル、1級ではプログラムの作成や保守など高度なスキルを持つ証明となります。

PHP5技術者認定試験

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画像引用:一般社団法人PHP技術者認定機構

<受験費用>

  • レベル1:12,000円
  • レベル2:15,000円
  • レベル3:15,000円

「PHP5技術者認定試験」は、一般社団法人PHP技術者認定機構が実施している資格試験。レベル1〜3までランク分けされており、PHPに関する基本的な知識から実用レベルまでのスキルを証明することができます。

また、経済産業省の定める、個人のITに関する能力を示す「ITスキル標準(ITSS)」に登録されているのも特徴です。

サーバサイドプログラミング言語で、8割超のシェアを誇るPHP。転職時にこのPHPのスキルを証明できる点で有利になります。

基本情報処理技術者試験

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画像引用:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

<受験費用>5,700円

エンジニアにとってもっとも基礎となる資格が、こちらの「基本情報処理技術者試験」。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施しており、国家資格のひとつです。プログラミング初心者であれば、この資格の勉強をすることでITの基礎知識を網羅することができます。

初めてIT関連職種を目指す転職希望者や学生などに向いている資格と言えるでしょう。

応用情報処理技術者試験

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画像引用:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

<受験費用>5,700円

こちらの「 応用情報処理技術者試験」は、先ほどご紹介した「基本情報処理技術者試験」のワンランク上の国家資格。システムの設計や開発だけでなく、プロジェクトの管理やチームの運営をする能力も求められます。

エンジニア・プログラマーとして1人前であることを示す資格です。

C言語プログラミング能力認定試験

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画像引用:株式会社サーティファイ

<受験費用>

  • 1級:7,600円
  • 2級:6,200円
  • 3級:5,100円

「C言語プログラミング能力認定試験」は、先ほどご紹介した株式会社サーティファイが実施している資格で、1〜3級まで段階の認定基準があります。

3級が初心者向け、2級が中級者向け、1級がC言語を駆使して応用プログラムが作成できる上級者向けです。

Microsoft Visual Studio 認定

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画像引用:Microsoft

<受験費用>各試験によって異なる

Microsoft社が実施しているベンダー資格、「Microsoft Visual Studio 認定」。レベルは3段階あり、上位資格である「マイクロソフト認定ソリューション デベロッパー (MCSD) 」に合格すると、Windows 8 アプリの構築ができるスキルを有することを証明できます。

レベルや言語の種類によってさまざまな試験がありますので、取得したいスキルや職場の専門性などに合わせて選ぶと良いでしょう。各言語スキルの証明になるほか、WIndowsストアアプリの開発などに役立ちます。

CIW Web Development Professional Certification

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画像引用:CIW-Japan Office

<受験費用>各科目150ドル(全6科目)

この「CIW Web Development Professional Certification」は、ウェブアプリケーションやサービスの開発や実装などに必要なスキルを証明する資格。さまざまなインターネットに関する資格を運営するCIW(Certified Internet Webprofessional)が運営しており、国際標準規格の資格試験になります。

ネットワークやデータベースなど6科目があり、すべて合格する必要があります。主に企業などでウェブ開発に関わる人、ウェブデベロッパーを目指している人向けの資格です。

情報検定(J検)

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画像引用:一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団

<受験費用>3,000〜4,500円(試験の種類、レベルによって異なる)

「情報検定(J検)」は、文部科学省が後援する認定試験。高校生や専門学校生、大学生なども多く受けており、レベルとしては初級レベルの試験となります。

情報システム試験・情報活用試験・情報デザイン試験の3つがあり、プログラマー・エンジニア向けなのは、情報システム試験のプログラマ認定、システムエンジニア認定になります。

JSTQB認定テスト技術者資格認定

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画像引用:JSTQB

<受験費用>

  • Foundation Level:21,600円
  • Advanced Level:21,600円

ソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織であるJSTQBが実施しているのが、この「JSTQB認定テスト技術者資格認定」。世界各国のテスト技術者認定組織が参加するISTQBにも加盟しており、海外でも有効な資格です。

スキルレベルに応じて、Foundation LevelとAdvanced Levelの2つのテストが行われています。ソフトウェアの品質保証に関わる職種につく方向けの資格です。

LPIC(エルピック)

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画像引用:LPI-Japan

<受験費用>

  • LPIC-1:1試験あたり15,000円
  • LPIC-2:1試験あたり15,000円
  • LPIC-3:30,000円

「LPIC(エルピック)」は、Linuxに関する公正なスキルの判断基準として、国際的に認められている資格。LPIC-1(初級者向け)、LPIC-2(中級者向け)、LPIC-3(上級者向け)の3段階に分かれており、Linuxに関する試験の中では世界最大規模となっています。

合格するためには、LPIC-1・LPIC-2はそれぞれ2種類の試験に、LPIC-3は3種類のうち1つの試験に合格しなければなりません。

HTML5プロフェッショナル認定試験

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画像引用:HTML5プロフェッショナル認定試験

<受験費用>

  • Level.1:15,000円
  • Level.2:15,000円

ウェブページの作成などに欠かせないHTML5のスキルを認定する、「HTML5プロフェッショナル認定試験」。HTML/HTML5マークアップやJavaScriptプログラミングなど8項目が含まれており、Level.1とLevel.2の2段階となっています。

エンジニアやプログラマー、ウェブデザイナーなどの職種でスキルを証明する際に役立ちます。

Pythonエンジニア認定試験

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画像引用:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会

<受験費用>10,000円

まだ正式に実施されていませんが、実施に向けて準備が進んでいる「Pythonエンジニア認定試験」。注目が高まってきているプログラミング言語Pythonに関するスキルを有していることを証明する資格になる予定です。

将来Pythonを使ってプログラミングがしたい方、Pythonを扱う職種への転職を考えている方は、今後受験を検討してみてもいいかもしれません。

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まとめ

言語の種類やスキルレベルなど、多くの種類があるプログラミングの資格。どんなスキルを得たいかや、職場で必要とされるスキル、自分のレベルなどに合わせて挑戦してみてはいかがでしょうか。

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小松
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