- 更新日: 2018年03月26日
- 公開日: 2018年03月09日
小中学生向けプログラミング教室CodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)の体験授業を受けてきました!
「子供にさせたい習い事ランキング」第1位!プログラミング教室。「コードキャンプキッズ」にて体験授業を受けてきました。
小中学生向けのプログラミング教室。数年前から、徐々に増えてきましたね。
我が家の長男は小学1年生。母親である私がエンジニアという事もあり、「プログラミング、もう始めている?」と同級生のお母さんからよく聞かれます。 ちなみに、答えは「NO!」でした。
我が子の算数レベルは、まだ足し算と引き算。日本語で言えば、やっと2語文が話せるようになってきた1~2歳レベルです。そんな子にはまだ早いかなー、というのが私の考えでした。
ただそんな私が、「プログラミング、始めてみようかな」と思い始める出来事がありました。 昨年のクリスマスプレゼントに、ゲーム機をリクエストされたのです。 習い事で一緒の上級生たちが、休み時間に夢中になっている様子に密かに憧れていたようでした。
「ただでさえ好きな物に没頭しやすい我が子。ゲームなんて始めたら、きっと夢中になるに違いない!だとしたら、みんなが夢中になるゲームがどのようにできているか。先にそれが分かる人になってほしい!」 そんな密かな願いを胸に、親子で「コードキャンプキッズ」の体験授業を受けてきました。 「コードキャンプキッズ」は、私が講師として所属するオンライン・プログラミングスクール「CodeCamp」が運営する小学生・中学生のためのプログラミングスクールです。
母:小学校・幼稚園・1歳の男児3人の母(PHPプログラマー歴 約12年。) 子:小学1年生男子。(プログラミング初挑戦。好きな物は昆虫。)
現役エンジニア目線、母目線で授業の感想などをお伝えします。
大崎駅から徒歩2分!
「コードキャンプキッズ」の教室があるのは、大崎駅から徒歩2分のオフィスビルThinkPark Tower。
「将来こんな所で働くのかな?」なんてワクワクするような綺麗なオフィスビルです。 駅からのアクセスがいいのも、子供連れには助かります。いずれ一人で通学する際にも、大事なポイントですね。
教室は、開放感のあるスペースに円卓のようなテーブルと、前には大きなモニター。 こちらには、今回受けるロボットコースの大まかな流れなどが書いてありました。
先生が前に立つ講義形式の授業ではないので、テーブルをぐるっと囲んで座ります。和気あいあいとした雰囲気です。
少人数クラスに講師は2人
通常は、8~10人程度の生徒に対し2人の講師が受け持ちます。 生徒の男女比は3:1位との事です。
女の子にも人気ですね。 欠席の場合の振替などにも応じて頂けるようです。
学習の個別最適化「寺子屋形式」
コードキャンプキッズの授業は「寺子屋形式」です。
子供たち1人1人が自分のPCとiPadを使用し、PCから流れるオリジナル教材の映像を見ながらiPadを操作し、学習を進めていきます。学校の授業などで一般的な講義形式ではないので、子供たちはそれぞれに自分に合ったスピードで学習する事が可能です。
現在、私はオンライン・プログラミングスクール「CodeCamp」にて講師をしているのですが、そちらでも同じく「寺子屋形式」を採用しています。
プログラミング学習では、つまづくポイントや理解しづらいポイントなどが人によって、大きく異なります。
講義形式では、それぞれの理解度に合わせた指導内容の調整や、実際書いたプログラムに対する添削などを適宜行うことが難しいため、このような「寺子屋形式」がベストです。
授業は「45分間のプログラミング作業」+「15分間の振り返り」の構成です。
プログラミング作業は、5分程度の教材の映像を見てから、その指示に従って約10分間のプログラミング。この15分のセットの繰り返しになります。
プログラミングは、実際手を動かしてみないと分からないことがほとんどです。このように細かく区切って進めていく事で、自分がどこまで理解できて、どこからが分からなかったのかが分かりやすくなります。
独学で勉強していると、「どこが分からないのかも分からない」という状況になりがちです。このような状況になると解決方法も分からず、学習が途端につまらないものになってしまいます。
分からない時に、講師から適切なヒントをもらえる事によって、止まりかけた思考の歯車も回りだし、学習をスムーズに進めていく事ができます。
小学校低学年の子供の集中力は15分程度と言われています。15分1セットで新しい課題をこなしていく事により、飽きることなく学習を進めていく事が可能です。
子供を飽きさせず、不安にさせない工夫が随所にされているな、と感じました。
講師の先生方は、常にグルグルと子供たちの後ろを歩きながら進捗を見守って下さっていました。手が止まっていたり、困ってる子には丁寧に声をかけて頂けるので、質問が苦手な我が子も大丈夫そうでした。
この「寺子屋形式」、一人一人の理解速度に合わせられること以外にも利点があります。 子供の習い事なので、学校行事や体調不良でお休みする事もあるかと思います。
講義形式での授業と違い、欠席による授業内容の遅れがないので安心して振替の授業を受けることができます。
「ScratchJr」+「Ozobot」+「Sphero」
今回体験させて頂いた「ロボットプログラミングコース」では全40回の授業があります。
まず最初の14回はScratchJr(スクラッチジュニア)と言う幼児向けのプログラミング言語を使ってプログラミングの基礎を学びます。
と言っても難しいものではなく、ブロック遊び感覚でゲームなどを作る事ができます。 その後に、Ozobot(オゾボット)やSphero(スフィロ)と言った実際のロボットを使って、それらを動かしながら学習を進めていきます。
ScratchJr(スクラッチジュニア)は無料アプリですし、教室で使うOzobot(オゾボット)やSphero(スフィロ)は用意されています。
ロボット教室は初期投資の値段の高さがネックと言われていますが、これだと安心ですね。
自宅でも復習できる
紙ベースのオリジナルテキストを使って、自宅での復習も可能です。週に1回の授業だけでは物足りない子、忘れてしまう子でも安心ですね。
自分で作ったゲームを家族に見せたり、お友達に遊んでもらうことも可能です。
「将来お子様になってもらいたい職業は何ですか?」
2018年1月9日に発表されたイー・ラーニング社のアンケートによると、 「将来お子様になってもらいたい職業は何ですか?」 「今後注目している職業は何ですか?」
この両方の回答の第1位が「プログラマー」です。 私が子供の頃からプログラマーという職業はありましたが、現在のように人気ランキングに入る事はありませんでした。
2020年から小学校での必修化が決まった「プログラミング」。その事もあり、より一層保護者の方から注目が集まっているのでしょう。
母である私がエンジニアという事もあり、「将来、やっぱりプログラマーにしたいの?」と聞かれることがあります。 仕事の良さも大変さも知っているので、どちらとも言えないのが本心です。
私が子供たちに対して心がけていることは、「邪魔をしない」事。
子供の成長というと、裸で生まれた子供が知識という武器をどんどん増やしていって…というような図を描いてしまうのですが、実際は子供たちは既にたくさんの武器(可能性)を持っているように思うのです。
「これは危ない!」「これは必要ない!」と、我が子を思うばかりに可能性を潰していく事のないように気を付けていきたいと思っています。
「ゲーム」というと正直あまりよいイメージを持たない保護者の方もいらっしゃるかもしれません。何となく良くないもの!と遠ざけるのではなく、その本質を教えてあげる教育も必要なのではないでしょうか。
今回の体験授業を通し、子供にはゲームの楽しさだけではなく、物を作る事の大変さや出来上がった時の達成感、それを人に見てもらう喜びなど、色々な物を感じてもらえたかなと思っています。
「将来、プログラマーになりたい!」 もし子供がそう願うなら、ぜひ応援してあげたいです。
「コードキャンプキッズ」で身に付くこと
「創造性」 「論理的思考力」 「問題解決力」 「コミュニケーション力」 「プレゼンテーション力」
プログラミングを学ぶことにより、これらのスキルが身に付くと言われています。
市販のゲームで遊ぶのと違い、自分でゲームを作るには「創造性」が必要です。何も無いところから、自分の面白い!と思える仕掛けや動きを作り上げていきます。
「主役のキャラクターは好きなカブトムシにして、それが仲間をどんどん増やして冒険していく。最後のラスボスは…」など、思い思いのストーリーを考えます。
ゲームを作り上げていくには、「どのような優先順位にすれば目的に到達できるか」という物事を筋道を立てて考える力が必要です。
コンピューターは察する事ができません。プログラミングは、言語をきちんと分かりやすく書かないと伝わらないのです。
論理的に筋道を立てて自分の思い描いたストーリーを実現させていく事により、「論理的思考力」が養われていきます。
プログラムは、思っているだけでは動きません。書いたように動きます。自分の思い通りの動きをしない時には、書いたものが間違っているのです。 それを自分で探し出すこと。この事により「問題解決力」が身に付きます。
コードキャンプでは、毎月月末に自分の作品の発表会があります。 自分の作品の発表はもちろん、友達の作ったゲームで遊んだり、質問しあったりもできます。 普段は寺子屋形式で、プログラミングに没頭しつつ、こういった発表の場で「コミュニケーション力」や「プレゼンテーション力」を培うことができます。
「プログラミング教育を通してデジタル社会を生き抜く力を育てる」
ゲームが好き。(興味がある。) ロボットが好き。(興味がある。) 物を作るのが好き。 新しいものが好き。 黙々と作業するのが好き。 PCやタブレットに興味がある。
何でもいいのです。1つでも思い当ったら、体験授業を受けてみませんか?
プログラミング教室で教えてくれるのは、もちろんプログラミングですが、「コードキャンプキッズ」はプログラマー養成所ではありません。
プログラミングを通して、「創造性」「論理的思考力」「問題解決力」「コミュニケーション力」「プレゼンテーション力」といったスキルを、楽しみながら習得する事のできる場所です。
物を創る喜び、それを組み立てるために考えたり悩んだりした後にえられる達成感、作ったものを発表して人と共感できる嬉しさ、そんなものを感じたい!子供に感じてほしい!そんな方に、ぜひおすすめです。
ただ物理的に通うことが難しい…という方もいらっしゃるかと思います。「よし!自分が勉強して教えるぞ!」というお父様、お母さまがいらっしゃったら、オンライン・プログラミングスクール「CodeCamp」にてお待ちしております。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
最後に、うちの子の感想
「最初はドキドキしたけれど、好きなキャラクターを選んで色を塗ったり、背景を変えたり、好きなように変えられて、ワクワクしました。思い通りに動かせたときはとっても嬉しかったです。
途中分からなくなって、どうしよう…と困ってしまったけれど、先生に元に戻す方法を教えてもらえて安心しました。
ゲームが作れて、とっても楽しかった!ありがとうございました。」
- この記事を書いた人
- ichikawa