- 公開日: 2019年2月28日
初めてでも楽しく学べる!子供向けのプログラミング学習本の選び方とおすすめ5選
プログラミング教育が2020年から小学校で必修化されることが決定してから、子どものプログラミング教育というものに関心を抱く方が増えてきました。
プログラミングは大人でも難しいもので、ましてや子どもに教えるともなると色々大変に思う方も少なくないと思います。スクールに通ったりやイベントに参加したりとプログラミング学習方法は色々ありますが、誰でも手ごろで簡単にはじめられる学習本での勉強はいかがでしょうか?
そこで今回は、プログラミング学習がはじめてのお子さんでも楽しくプログラミングが学べる学習本を本選びのポイントを交えてご紹介します!
子ども向けのプログラミングの本を選ぶ際のポイント
それではまず、どんな学習本が子どもにとって良いのかというポイントを押さえていきましょう。
プログラミングとはなにかが説明されている
そもそもプログラミングとは何か?プログラミングというものがどういう目的で行われて、どういう結果をもたらすのかというのを知るということは重要なことで、ただ必修化するから学習しろというよりも子どもも納得して学習に取り組めるようになります。
また、プログラミングを行うことに何ができるようになるかということが書かれているかもポイントです。プログラミングを行うことによって論理的思考などが養われるのは周知の事実ですが、子どもにとっては自分好みのゲームやアプリが作れた方が分かりやすくモチベーションが上がるでしょう。
絵や図などで視覚的に分かりやすくなっている
プログラミングはとても複雑で分かりにくいものです。プロ向けの本にもなると1つの参考書を理解するために他の参考書が必要になったりするものもあります。もちろん子どもはそんな参考書では学習できません。
子ども向けのプログラミング言語でビジュアルプログラミングというものがありますが、これは通常のプログラミングを視覚的に分かりやすくしたものです。これと同じで学習本も絵や図を交えて視覚的に分かりやすく説明のあるものではないと、子どもは理解に苦しみ、プログミングが嫌いになってしまうでしょう。
実際に手を動かせるようになっている
学習本と言っても、プログラミングを学習するわけですから、本だけでは本当に学習したとは言い切れません。プログラミングはプログラムを行ってこそ習得できるものです。実際のパソコンやタブレットを使用してのプログラミングが行えるような学習本がオススメです。
プログラミングに限ったことではありませんが、子どもはずっと本を読んでいるよりも手を動かして学ぶ方が好まれます。本を読み、プログラミングを行い、また本を読む、これを繰り返すことにより自然とプログラミングが身に付くようになることが理想です。
子どもにおすすめのプログラミング学習の本5選
それでは、上記のポイントを押さえたうえでお勧めのプログラミング学習本をご紹介します。
できるキッズ 子どもと学ぶScratchプログラミング入門
できるキッズ 子どもと学ぶScratchプログラミング入門 | ||||||
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ブックサイト | https://book.impress.co.jp/books/1116101099 | |||||
学べる内容 | Scratch | |||||
学習環境 | パソコンを使用しての学習 | |||||
価格 | 2,030円(税込み) | |||||
発売日 | 2017年07月13日 |
できるキッズ 子どもと学ぶScratchプログラミング入門はプログラミングをこれからはじめて学ぶ子どもとその親のためのプログラミング学習本です。タイトルにもあります通り「子どもと学ぶ」ですので、子どもが一人で学習するのではなく、隣に本を読んだりパソコン操作をサポートしてくれる人と一緒に学習をすることを目的としています。
学習できる内容は有名なビジュアルプログラミング言語のScratchで、これを使用し様々なゲームを作成しながらプログラミングを学習していきます。学習の最初はマウスやキーボードの使い方から丁寧に解説してくれるため、パソコン自体がはじめての子でも安心して学習できます。プログラミングの解説も1つ1つの手順を画像を交えて解説しているので見て分かりやすく、レッスンごとにサンプルをダウンロードできるため、もし動かなくてもどこが悪いかすぐに確認することができます。
プログラミングの基礎などの難しい用語なども子どもにどう教えたらよいかなども書いていますので、子どもと一緒にプログラミングを学びたい方にはピッタリの学習本ではないでしょうか。
はじめてのプログラミング (学研まんが入門シリーズ)
はじめてのプログラミング (学研まんが入門シリーズ) | ||||||
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ブックサイト | https://hon.gakken.jp/book/1020458500 | |||||
学べる内容 | Scratch | |||||
学習環境 | パソコンを使用しての学習 | |||||
価格 | 1,404円(税込み) | |||||
発売日 | 2017年04月21日 |
はじめてのプログラミング (学研まんが入門シリーズ)はフルカラーのまんがで楽しくプログラミングの勉強ができます。学習内容はアクションゲーム作成を通じてプログラミングの考え方や仕組みを学ぶことができます。また、インターネットを使用するうえでのマナーなども同時に学ぶことができます。
最大の特徴はまんがとプログラムの解説が交互に展開することです。最初に漫画を読むことでこれから学習する内容をある程度理解してから学習に取り組めるため、より学習がスムーズに進めるようになっています。学習もマウスの使い方からScratchの始め方まで図解で丁寧に説明してくれます。
まんがのキャラクターもプログラマーやディレクターなどのチームでゲームを作るときの役割が与えられているため、実際のゲーム製作のような雰囲気を感じることができるため、普通の参考書では学習が続かない子やまんが好きの子にはオススメの学習本です。
小学生からはじめるわくわくプログラミング
小学生からはじめるわくわくプログラミング | ||||||
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ブックサイト | https://shop.nikkeibp.co.jp/front/commodity/0000/B22800/ | |||||
学べる内容 | Scratch | |||||
学習環境 | パソコンを使用しての学習 | |||||
価格 | 2,052円(税込み) | |||||
発売日 | 2013年7月29日 |
小学生からはじめるわくわくプログラミングはプログラミング学習を通じて、自ら仕組みを考え、手を動かして、モノを作り上げる楽しさを体験してもらうための学習本です。この学習本はScratchプログラミングの第一人者、阿部和広氏によって書き下ろされています。
学習内容は国語、算数、理科、社会、音楽、体育といった小学校の教科に関連したプログラムを作成しますので、よりプログラミング教育必修化にスムーズに取り組めるようになりそうです。たとえば理科なら、「アリシミュレーター」といってアリを表示して動かしてみるプログラムを作成します。冒頭には簡単なまんがが導入されており、どういうことをするのかを分かりやすく説明してくれます。
この本には続編の小学生からはじめるわくわくプログラミング2がありますので、この本が気に入った方は続けて2を学習することでさらにプログラミングを学ぶことができます。
10才からはじめるプログラミング図鑑:たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門
10才からはじめるプログラミング図鑑:たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門 | ||||||
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ブックサイト | https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=1532 | |||||
学べる内容 | Scratch/Python | |||||
学習環境 | パソコンを使用しての学習 | |||||
価格 | 3,024円(税込み) | |||||
発売日 | 2015年10月20日 |
10才からはじめるプログラミング図鑑はカラフルなイラストていねいな解説で、プログラミングの基本からゲームの作り方まで、はじめての人でも楽しみながらプログラミングを覚えることができます。この本は他の子ども向け学習本にはあまりない、Python(パイソン)というプログラミング言語が学べる点です。
Pythonは人工知能やYoutubeなどのWEBアプリケーションなどで使用されている有名なプログラミング言語です。これが子どものうちから学べるというのはとても価値のあることで、将来IT関係の仕事に就きたいと考えている子にはとてもオススメです。
もちろん最初からPythonを学ぶというのは難しいので、最初はScratchを学習します。Scratchである程度プログラミングを学習した後、Scratchと比較しながらPythonを学習することでできるだけ無理なくPythonが習得できるように考慮されています。
10才からはじめるゲームプログラミング図鑑:スクラッチでたのしくまなぶ
10才からはじめるゲームプログラミング図鑑:スクラッチでたのしくまなぶ | ||||||
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ブックサイト | https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=3791 | |||||
学べる内容 | Scratch | |||||
学習環境 | パソコンを使用しての学習 | |||||
価格 | 3,024円(税込み) | |||||
発売日 | 2017年11月21日 |
10才からはじめるゲームプログラミング図鑑は先ほどご紹介した10才からはじめるプログラミング図鑑の第2弾でこちらはScratchに特化した学習本となっています。アクションゲームやレーシングゲーム、「迷路」や「音」を使ったゲームなど8種類のゲームを作成しながら楽しくプログラミングを学習します。
すべての漢字にふりがながついており、カラフルで1つ1つのステップを丁寧に解説しているため、見たとおりにプログラムを組むだけでゲームが作成できます。ペイントエディターの使い方も解説しているため、絵を描くのが好きな子にもピッタリな一冊です。
10才からはじめるプログラミング図鑑シリーズはプログラミングの先進国イギリスで生まれたもので、日本の学習本とは一味違った良さがありますので、興味のある方は是非手に取ってみてください。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
学習本にも様々な種類があってどれを買っていいかわからないこともあると思いますので、今回ご紹介したポイントを考慮して自分の子どもにピッタリの1冊を見つけてみてください。
学習本を読み終えてもっとプログラミングを学びたい子や、学習本だけでは説明不足でついていけない子はプログラミング学習スクールに通ってみるのはいかがでしょうか?CodeCampKidsなら子ども一人ひとりにあったカリキュラムでデジタル時代を生き抜く力を身につけることができます。
学校に来校できない子にはオンラインで自宅から授業が受けられるCodeCampkidsOnlineもありますので、是非ご検討ください!
- この記事を書いた人
- ふろっく