更新日: 2021年11月26日
公開日: 2015年04月17日

子供もできる！プログラミング入門ゲーム「Scratch」をわかりやすく

Scratchとは
動作はなんと全88パターン！
知識無しでもオリジナルゲームが作れる！
おわりに

Scratchとは

Scratchは、プログラミング初心者でも直感的にプログラムを組み立て、結果を出力できるサイトになります。2006年にアメリカのＭＩＴメディアラボが開発し、現在のScratchは2013年5月にリリースされたScratch2.0になります。Scratch2.0の特徴は、ソフトをインストールしなくてもウェブ上でプログラミングできるようになったことです。

Scratchの目的は、子供たちにもプログラミングを身近に感じてもらい、学んでもらうことを目的にしています。

＼Webサイト担当者としてのスキルが身に付く／

無料カウンセリングはこちら

動作はなんと全88パターン！

Scratchでは、プログラム・コードを記述することなく、いくつかのブロックを組み合わせることでプログラミングを形成します。動きを指示するブロック・プログラム（スクリプト）は動き、音、演算など10種類に分けられ、各種類のスクリプト毎にブロック・プログラムが用意されていて全部で88種類存在します。ブロック・プログラミング・サービスサイトでここまで細かくスクリプトが用意されているサイトは、Scratch ぐらいでしょう。Scratch ではこれらの豊富なスクリプトをもとに、「ゲーム制作」「アニメーション」「アート」「ストーリー」「ダンス」のプログラミングを制作することができます。プログラミングの制作はブラウザ上で行い、パソコンやスマホにソフトをインストールする必要はありません。サイト言語も日本語化されているので、英語が苦手な方でも安心して楽しむことができます。上の写真のように操作画面はシンプルで、左上部がプレビュー、左下が今プログラムしているスプライト、中央にスクリプト、右側にプログラミングとなっています。各スクリプトも日本語になっているので、直感的にプログラムの内容を理解することができます。

プログラミングの制作はブラウザ上で行い、パソコンやスマホにソフトをインストールする必要はありません。サイト言語も日本語化されているので、英語が苦手な方でも安心して楽しむことができます。上の写真のように操作画面はシンプルで、左上部がプレビュー、左下が今プログラムしているスプライト、中央にスクリプト、右側にプログラミングとなっています。各スクリプトも日本語になっているので、直感的にプログラムの内容を理解することができます。

自分で制作したゲームやイラストは、Scratchサイトで公開することができたり、SNSで共有することもできます。またScratchでは、特定のグループ内でプログラミングを管理できるように専用の「スタジオ」を設けることができます。このようなサービスはScratchに登録すればだれでも利用できることから、教育現場でも多く利用されています。

知識無しでもオリジナルゲームが作れる！

Scratchに限らずプログラミングを一から制作しようと思うと、初心者にとってはハードルが高いものです。Scratchでは、参考書片手にプログラムを書いていくやり方ではなく、既に公開済みのプログラミングを参考にして制作していくことができます。公開済みのゲームやアニメーションをベースにして、自分なりにキャラや音声、プロセスを変えてプログラミングを楽しむことができます。実際に公開済みピンポンゲームをアレンジしてみました。

ゲーム終了になる点数や音声、乱数などを変えるだけでもオリジナルのゲームになりますね。既存ゲームのコピーは、まずScratchサイトから気になるコンテンツを探します。次にそのゲームのプログラミングを拝見します。そしてそのプログラミングをインストールし、新規プログラミング開始を選択し、先程インストールしたファイルをアップロードすればコピー完了です。

気になるコンテンツを探す
ゲームの中身をみる
手元のコンピュータにインストール、その後アップロード

Scratchではユーザー登録していなくてもプログラミングを楽しめますが、制作したゲームを管理する上ではユーザー登録しておく方が得策です。またユーザー登録すると、世界中の他のユーザーと情報交換することができます。Scratch内には「話す」というコミュニティーが用意されているので、プログラミングで悩んだ時には頼りになります。