Linuxビギナー必見!ディストリビューションの種類と選び方

Linuxビギナー必見!ディストリビューションの種類と選び方

Linux ビギナーにとって、ディストリビューション選びは悩ましいところでしょう。 1991年にはじめてディストリビューションがリリースされて25年がたった今、累計1万以上のディストリービューションがリリースされました。 納得のいくディストリビューション選びができるように、本稿が参考になれば幸いです。

目次
  1. ディストリビューションの歴史と種類
  2. ディストリビューションの選び方
  3. おすすめのディストリビューション 10選
  4. Ubuntu
  5. Linux Mint
  6. openSUSE Leap
  7. Solus
  8. Zorin OS
  9. Elementary OS
  10. Apricity OS
  11. Debian
  12. Manjaro Linux
  13. Vine Linux
  14. まとめ

ディストリビューションの歴史と種類

linux_shoshinsya

画像引用:http://futurist.se/gldt/

ディストリビューション(distribution)とは、非エンジニアでも Linux を利用できるようにまとめ上げたものになります。 1991年にフィンランド・ヘロシンキ出身のトバルドさんがディストリビューションを初めて世に出し、今までに 1万以上のディストリビューションが個人・法人問わず開発され、リリースされました。 現在でも毎日のように新しいディストリビューションがリリースされていますが、その多くはオープンソースで開発されて、派生的に進化しています。

主な派生系統としては、Debian 系、Red Hat 系、Slackware系、独自系の 4系統になります。

4つの主な違いとしては、パッケージ管理システムが違ったり、初心者向け・上級者向け、無償型・有償型などの違いがあります。 Linux ビギナーとしては、ディストリビューションにも系統があるんだな、ということを知っておく程度でいいと思います。

系統以外には、使用用途やセキュリティー、ファイルサイズなどの違いでディストリビューションを仕分けすることができます。

  • 使用用途の種類/デスクトップ、サーバー、リアルタイムサーバー、クラウド、学校教育用、学習用、ワークステーション、用、LiveCD、スパコン用、研究開発用、政府機関用、数式処理システム用、組み込みシステム用、事務用、IoT、汎用
  • サキュリティーの種類/強制アクセス制御機能、ソフトウェア実行保護機能、パッチ機能、アクセスコントロール(RSBAC)
  • ディストリビューションのサイズ/最小 11MB (Tiny Core) ディストリの一般サイズ 1 〜 1.6 GB 程度 参考/Wiki ディストリビューションの種類

これから Linux を始めようとしている時に、予めディストリビューションの全体像を把握しておくと、自信を持って Linux とも付き合っていけると思います。

ディストリビューションの選び方

anime : GIPHY

無数にある ディストリビューションの中から、自分にあったものを探すのは容易ではありません。 またディストリ(ディストリビューションの略語)は OS とも直結してきますので、セキュリティー面やバグ状況なども考慮して選ぶ必要があります。

以下に Linux 入門者が抑えておきたいディストリビューション選びのポイントをご紹介します。

  • 利用者は多く、コミュニティーも盛んか?
  • 日本語バージョンもしくは容易に日本語化できるか?
  • 日本語入力できるか?
  • ディストリ 最終更新日から 1年以上経っていないか?
  • 使いたいアプリに対応した**ディストリか?
  • 無料? 有料?
  • ディストリのイメージファイル・サイズは大きすぎないか?(3GB 以上など)
  • UI はイケているか? などなど

基本的には、利用者が多く、『Linux ディストリビューション』で検索してくるものであれば大丈夫と思います。

おすすめのディストリビューション 10選

Ubuntu

引用:Ubuntu 16.04 LTS

Ubuntu 16.04 LTS 1.35GB(デスクトップ用)

公式サイト日本版公式サイト

定番のディストリビューションになります。

インターフェース、デザイン、アプリなど、どれをとってもディストリビューションの中でトップクラスです。

ネーミングにある LTS は、Long Term Support の略で、リリースから 5年はセキュリティアップデートが行われることが宣言されています。また Ubuntu プロジェクト自体、半年毎に新しいバージョンをリリースすることも宣言しています。(デスクトップ用とサーバー用) デスクトップ、サーバー用以外にも、IoT やスマホ、クラウドなどいろいろな種類の ディストリビューション が用意されています。

Linux Mint

引用:Cinnamon 3.0

Linux Mint 18 Sarah Cinnamon  1.7GB

日本版 web ページ

公式サイト

Windows 以上にカッコ良さそうな Windows テイストのディストリになります。

2016年7月にリリースされた Mint 18 では、タッチパッドにも対応し、アニメーション豊かなインターフェースを装備しています。

サポート期間は 5年間で運用されています。Mint は、ディストリのまとめサイトDistroWatchランキングで、年間・月間共に 1位を記録している人気ディストリになります。(過去1年のヒット数 2016.07.26時点)

openSUSE Leap

引用:openSUSE Leap 42.1

openSUSE Leap 42.1 4.7 GB

日本版 web ページ

公式サイト

openSUSE は、Linux 史上はじめて法人によって開発され、リナックス財団が運営するブログ Linux.com でも紹介されているディストリになります。2015年に openSUSE チームから openSUSE Leap にプロジェクトは引き継がれています。独自コマンド su(sudo)やグループワークに定評のあるディストリです。

Solus

引用:Solus Operating System

Solus 1.2 850MB

公式サイト

Solus は、独自系のディストリとして注目されています。 スッキリとしたデザインが特徴的で、基本的には英語仕様になります。 こちらのディストリも Linux.comで紹介されている優れたディストリの一つになります。

Zorin OS

Zorin OS 9 Core 1.5GB

引用:公式サイト

Windows 風、Mac 風、とデザインが選べるディストリになります。

Elementary OS

elementary 0.3.2 1.15GB

引用:公式サイト

高画質ディスプレイ対応のディストリなら Elementary OS でしょう。 無料ダウンロードは、寄付額のところを $0 にすると無料でダウンロードできます。

Apricity OS

apricity-laptop apricity OS gnome 1.8GB

引用:公式ページ

美しい UI だけでなく、ディストリで唯一、分散型ファイル同期ソフト「Syncthing」を装備しています。パーソナルな利用に限らず、グループ、仕事様々な方面での利用が期待できます。

Debian

image

img : Unix & Linux

Debian 8.5 250MB

引用:公式サイト

1993 年にリリースされてから現在も続くロングセラーのディストリになります。

Intel でも AMD でも ARMアーキテクチャ(組み込み機器)にも対応している守備範囲の広いディストリになります。

Manjaro Linux

linux-mangero

manjaro-xfce 16.06.1 1.5 GB

日本語版 webページ

引用:公式サイト

Linux のインストールが面倒と思われる方におすすめのディストリが Manjaro になります。

iso 設定後は、設定マネジャーに従ってインストールを行うだけです。

クロスプラットフォームである KDE 版もインストール可能となっています。

Vine Linux

Vine Linux 6.4 1.4GB

引用:公式サイト

国産のディストリになります。

デザインはちょっとレトロですが、安全性とスピードを重視しているディストリになります。

この他には、軽いディストリや Linux エンジニア推奨のディストリサーバー系IoT系などカテゴリ別でディストリを選ぶこともできます。

まとめ

ディストリについては、頭で理解するよりもまずは手を動かしてみることをおすすめします。 気になったディストリがあればとりあえず USB にダウンロードして、使ってみましょう!

オシママサラ
ライター
オシママサラ

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