プログラミングにオススメ!TeraPadのダウンロードと便利機能まとめ


プログラミングにオススメ!TeraPadのダウンロードと便利機能まとめ

プログラマーに愛用されているエディタは数多くありますが、その使い勝手の良さが長年の評判を呼んでいる『TeraPad』(テラパッド)をご紹介します。Windowsのメモ帳に似たシンプルなスタイルながら多彩な機能を備え、機能追加ができる上に動作が軽い優れモノ。メーリングリスト作成からプログラミングまで幅広く使えます。初心者はもちろん、多機能のエディタだけでは作業が捗らないベテランにもおススメできるソフトです。

目次
  1. TeraPadの基本情報と特長
  2. TeraPadの主な機能
  3. TeraPad関連リンク
  4. TeraPadインストール方法
  5. TeraPadでできる便利な機能例
  6. 特定の記号を可視化したい
  7. HTMLを編集したい
  8. 文字数を数えたい
  9. よく使う文字列を登録したい
  10. おわりに

TeraPadの基本情報と特長

TeraPadの主な機能

Terapad16

1999年に初めて公開されたフリーのテキストエディタです。動作環境は、Microsoft Windows 95/98/Me/NT4/2000/XP/Vista/7/8 となっています。(※2015年5月時点の情報)

特長は見やすさと多彩な機能です。

主な機能としては、行番号、桁ルーラー表示、IME再変換、画面分割、印刷とプレビュー、D&D編集、Undo/Redo、HTML/Perl/PHP/CSS/Ruby/INI/BAT/C++/Java/JavaScript/HSP/Delphiの各種編集モード、矩形選択、TAB/空白/改行/[EOF]のマーク表示、漢字/改行コードの自動認識、外部プログラムの起動、排他制御、標準入力の取り込み、WWWブラウザでのプレビュー、引用行/URL/メールアドレスのカラー表示など。テキストエディタとして十分な機能を備えています。

また、作者や有志によってプラグイン(追加機能)が公開されており、自分に合ったカスタマイズを簡単に実現することができます。ほとんどのものが無料です。

Windows10の発売を前に動作確認が行われるなど、現在もバージョンアップされ続けています。

TeraPad関連リンク

TeraPadのダウンロードは下記のいずれかから。

プラグインが公開されているページ『TeraPadファミリー一覧』はこちら

TeraPadインストール方法

1.上記リンク先から、実行ファイルをダウンロード

2.ダウンロードしたファイルを起動(セキュリティ設定によってはここでアカウント制御の確認ダイアログが表示されます)Terapad1

3.インストール確認画面。次へをクリックTerapad2

4.TeraPadの説明画面。次へをクリックTerapad3

5.ファイルのコピー先を確認。次へをクリックTerapad4

6.確認画面。次へでインストール開始Terapad5

7.インストール中の画面…Terapad6

8.インストール完了後、Readmeが自動的に起動Terapad7

特に初期設定を行う必要はありません。また、ダウンロードした実行ファイルは削除して構いません。

これでTeraPadを使用するための準備は完了です。

TeraPadでできる便利な機能例

標準機能だけでも充分便利ですが、使い慣れてきて「こういう機能があればいいのに」と思ったら、インターネット上でプラグインを探してみてください。自分好みのレイアウトに変更できたり、プログラムの実行環境を簡単に構築することができます。下記はほんの一例です。

特定の記号を可視化したい

1.メニューバーから 表示>オプション を選択。

2.表示タブで設定すれば、TABや全角空白などを可視化したり引用を別の色で表示させることができます。Terapad8

HTMLを編集したい

1.メニューバーから 表示>編集モード>HTML を選択。タグが色分けされるようになります

2.ファイルを編集後、IEアイコンをクリック Terapad12 3.IEで表示されます Terapad13

本格的なコーディングでは他のツールを使うことが多いですが、例えば出先で急いで修正したいけれど手持ちのPCのスペックが心もとない場合、動作の軽いTeraPadで簡単な修正や確認をするという使い方をする人もいるようです。CSSも使えます。

文字数を数えたい

1.プラグイン『WideStrCounter』をダウンロードし、任意の場所に解凍

2.TeraPad内のメニューから、ツール>ツールの設定を開き、追加ボタンをクリック

Terapad9

3.設定画面で必要な情報を入力(画像は一例です) Terapad10

4.ツール>(3で設定した文字列)を選択すると、文字数がカウントされますTerapad11

よく使う文字列を登録したい

1.プラグイン『TpTextIns』をダウンロードし、任意の場所に解凍

2.data.txtに良く使う文字列を記載し、任意の場所に保存する

3.TeraPad内のメニューから、ツール>ツールの設定を開き、追加ボタンをクリック

4.設定画面で必要な情報を入力(画像は一例です)Terapad15

5.ツール>(4で設定した文字列)を選択すると、文字列の一覧が表示されますTerapad14

if文などのプログラミング文字列やコーディング規約で決まっている体裁、HTMLタグなどを登録して使用すると便利です。

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おわりに

以上、簡単にご紹介しました。他にも漢字コードの変更など、細かなミスを減らす機能が多数搭載されています。そしてフリーソフトなので、導入のハードルが低いのも魅力。相性が良さそうだと感じたら、是非試してみてください。


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