- 公開日: 2022年9月22日
SNSで話題!iOS 16の画像切り抜き機能でコラージュ画像を作ってみた
iOSのバージョン16から搭載された画像切り抜き機能。AIを活用することにより、簡単な操作で綺麗に被写体を切り抜きできることから、SNSで話題になっています。
今回は、iOS 16の画像切り抜き機能を使ってコラージュ画像を作ってみたので、その方法について解説します。ほかにも、切り抜いた画像を保存する方法や、コラージュにおすすめのアプリを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ios 16の切り抜き機能の特徴とできること
iOS 16の切り抜き機能では、被写体を長押しすることでAIが対象物を把握して自動で切り抜いてくれます。切り抜かれた被写体の範囲は、指を動かすことで幽体離脱のように動かして確認できます。
切り抜き機能が利用できるのは「写真」アプリ内の画像と動画のみになります。画像は写真とスクリーンショットのどちらでも可能。切り抜き方法は、画像内にある切り抜きたい部分を長押しするだけでOKです。
また、動画を一時停止して切り抜きたいところを長押しすることで切り抜くことも可能。利用条件として、iOSのバージョンを16にアップデートする必要があります。
切り抜いた画像は、背景が透過するpng拡張子で保存されます。
そのため、ほかの画像と組み合わせてコラージュ画像を作成できるのです。
ios 16のバージョン確認方法
下記の手順でiOSのバージョンを確認できます。
- 1.トップ画面から「設定」アプリをタップ
- 2.メニュー一覧をスクロールして「一般」欄をタップ
- 3.「情報」欄をタップ
すると、下記のように現在利用しているiOSのバージョンが表示されます。
上記のiOSバージョンが16.0ではない場合、iOSをバージョンアップする必要があります。iOSをバージョンアップする手順は下記の通りです。
- 1.トップ画面から「設定」アプリをタップ
- 2.「一般」をタップ
- 3.「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 4.「今すぐインストール」をタップして完了
最後に設定アプリの「一般」欄にある「情報」をタップしてバージョンを再確認しましょう。
ios 16の画像切り抜き機能の使い方
iOS 16の切り抜き機能の使い方を、実際の画像を用いて解説します。まず、iPhoneのトップ画面にある「写真」アプリをタップします。
写真アプリの中から切り抜きたい被写体のある画像を選びます。今回は下記の画像を選びました。
被写体と背景の違いがわかりやすい画像の方が、AIで被写体を判別しやすいのでおすすめです。
写真アプリで選んだ画像の被写体を長押しすると、切り抜きできる範囲が明るく表示されます。
こんなにも綺麗に切り抜けるので驚きですよね。
使ってみた感じだと、Photoshopの自動切り抜き機能に引けを取らないクオリティです。サムネイル作成やクソコラ作りが捗りますね。
切り抜きできる範囲を確認したら、画面から指を離してみましょう。すると「コピー」と「共有」という選択肢が表示されます。
「共有」をタップすると、AirDropやクイックメモ、メールなど切り抜いた画像をそのまま利用できるアプリが表示されます。また「画像を保存」欄をタップして切り抜いた画像を保存できるのも魅力です。
「コピー」をタップすると「ペースト」に対応しているアプリ内で切り抜いた画像を貼り付けられます。たとえば、メモ帳アプリの本文内を指で長押しして「ペースト」を選択すると、下記のように貼り付けできます。
切り抜いた画像でコラージュ画像を作る方法
切り抜いた画像を使ってコラージュ画像を作るには「ペースト」機能を利用できる編集アプリが必要です。今回は無料で利用できる「PicCollage」という編集アプリを使っていきます。
PicCollageで選択した画像の上で長押しすると、4つの選択肢が表示されます。
選択肢の中から「貼り付け」をタップすると、先ほどコピーしたハリネズミが貼り付けられます。
素材選びのセンスが壊滅的ですが、上記のように複数の画像を使ってコラージュ画像を作れます。
また、貼り付けた画像の右上にある矢印をドラッグ&ドロップすることで、画像のサイズを変更できます。
ハリネズミ以外も貼り付けてみました。
この画像が何を訴えているのかは一ミリも理解できませんが、iOS 16から搭載された切り抜き機能の優秀さは理解できたのではないでしょうか。
切り抜きできないときの対処法
指で被写体を長押ししてもなかなか切り抜きできないときは、被写体を捉えやすいように画像を拡大してみましょう。
それでもできない場合、AIが被写体の輪郭を捉えられていない可能性があるので、ほかの画像で切り抜きできるか確認してみてください。
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- だーだい