Linuxとは?という人のためのLinux入門編



Linuxとは?という人のためのLinux入門編

今や多くの企業で使われているLinux。小難しいイメージがある、よくわかっていないけれど先輩の言う通りにしている…そんな方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

一度ちゃんと勉強してみたいけれどどこから手を付けてよいかわからない方のために、難しいことはさておき概略を簡単にご紹介します。

目次
  1. Linuxとは
  2. Linuxの特徴
  3. 無料である
  4. オープンソースソフトウェア
  5. 低い性能のコンピュータでも動作
  6. 多くの企業・組織で採用
  7. セキュリティ
  8. Linuxディストリビューション
  9. おわりに

Linuxとは

LinuxはWindowsやMac OS Xなどと同じ、オペレーションシステム(OS)の1つです。OSはPCやスマートフォン、サーバーや組み込み機器を動かすためのソフトウェア。Linuxは主にサーバー用として広く利用されており、最近はデスクトップ/ノートPCや組み込み機器でも利用されます。Linuxは本来OSの核であるカーネルを指す言葉でしたが、多くはLinuxカーネル上で動作するシステム全体を指します。

1991年にフィンランドのヘルシンキ大学の大学院生であったLinus Torvalds氏によって開発されました。その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界の有志の開発者によって改良が重ねられています。公的機関や各国を代表する企業も参加しています。

Ubuntu, Debian, CentOS, Red Hat Enterprise Linuxなどの名称をお聞きになったことはあるでしょうか。これらはLinuxから派生したディストリビューション(後述)と呼ばれるパッケージです。用途によって様々なディストリビューションが開発・公開されています。

usage

(W3Techsによるディストリビューション別の使用状況)

Linuxの特徴

無料である

ディストリビューションによっては有料の場合がありますが、基本的には無料です。プロジェクトの規模にかかわらず、高額なライセンス費用がかからないのは大きなメリットです。(ただしLinux技術者への人件費やトラブル対応をはじめとする関連費用は発生するので、コストがかからないわけではありません)

オープンソースソフトウェア

Windowsのように一つの企業が主導して開発しているわけではなく、Linuxはインターネットを通して世界中の開発者達により開発・修正されてきました。Linuxが高い性能を有するのは、多くの開発者の手が加わる状況=オープンソースである点が大きな要因です。

LinuxはフリーソフトウェアのライセンスであるGPL(※)に基づいており、誰でも自由に改変・再配布することができます。改変・追加した部分は同じくGPLに基づき、無償で公開する必要があります。

※GPL(GNU General Public License:GNU一般公衆利用許諾)
GNUプロジェクトという団体によって作られたライセンス形式。プログラムを自由に利用・改変・改良・再配布することができる。GPLライセンスで管理されているプログラムに改良を加えた場合、その二次的創作物もGPLライセンスの管理下となる。

低い性能のコンピュータでも動作

tux

(Linuxの公式キャラクター・Tux(タックス))

他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作します。サポートが終了したOSを搭載したPCを有効に再利用するといったことも可能です。

多くの企業・組織で採用

大手運送業や製造業、銀行など多くの企業や日本の自治体でLinuxが採用されています。オープンソースながら、安定稼働が評価されている結果とも言えます。

セキュリティ

Linuxを対象とした悪意のあるウイルスが少ない時代がありましたが、近年はLinuxを狙う攻撃が増えています。さまざまな機能を追加可能であるメリットがある反面、システムが複雑になってしまうと脆弱性が発見されてもアップデートが難しい状況となります。他のOSと同様、セキュリティの知識と対策はLinuxにおいても必要です。

※セキュリティについて詳しくは別の記事をご参照ください。

Linuxディストリビューション

ディストリビューションとは、Linuxカーネルとドライバやアプリケーションをパッケージにしたものです。ディストリ、ディストロとも呼ばれます。
世界中のプログラマ達によって進化してきた経緯から、現在は様々なディストリビューションが存在します。GUIに優れたもの、WindowsやMac OS Xに似たUIのもの、他のディストリビューションと互換性があるもの、商用目的として保守サポートが有償のものなど。ディストリビューションを作成・配布している個人・団体をディストリビューターと呼びます。

※初めてLinuxに触れる人にとっては、ディストリビューションの豊富さに逆に戸惑うことがあるかもしれません。ディストリビューションについて詳しくは別の記事をご参照ください。

おわりに

以上駆け足で超入門的内容をご紹介しました。Linuxを勉強していくと、コンピューターの知識やトレンドの情報も共に身についていくことになるでしょう。ぜひ更なる習得を目指してください。

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murase miho
この記事を書いた人
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