- 更新日: 2017年03月30日
- 公開日: 2016年07月01日
人事担当者必見!ユニークで面白い採用試験6選
会社に入るときは必ず通過する採用試験。筆記試験や面接はよくありますが、会社によっては一風変わった採用試験を取り入れているところもあります。会社側にとっては、将来を担う人材を選ぶ大事な場、受ける側にとっては会社に入れるかどうかがかかった真剣勝負の場。採用試験の現場はお互いの将来の相手を選択する、お見合いのようなものかもしれません。今回は実際に会社にあるユニークな採用試験をいくつかご紹介します。
本当にあるユニークな採用試験6選
面白法人カヤックエゴサーチ試験
面白法人カヤックでは「エゴサーチ採用」を採用試験に取り入れています。これは履歴書の代わりにGoogleの検索結果をもとに採用を行うというものです。普段からWebで情報発信している人であれば、自分の名前やブログのタイトルなど、検索結果のトップに自分がくる検索ワードで応募します。IT社会では馴染みのツールを使った面白い採用試験ですね。一朝一夕ではできない、普段の日常がみえやすい試験でもあります。
三鷹光器焼き魚の食べ方採用試験
精密光学機器メーカーの三鷹光器。社員数は40名ほどですが、天文、宇宙開発機器や、医療機器の開発で知られています。近所の定食屋に受験者を連れていき、焼き魚の食べ方を見ることで技術者に必要な神経質さを兼ね備えているかどうか分かるそうです。
倉敷中央病院医者の実技試験
岡山県にある倉敷中央病院では研修医採用試験に面白い実技試験を取り入れています。15mmの折り紙を使って、極小の折り鶴をつくる、米粒の上に極小の刺身を載せた寿司を何貫つくれるか、といった手先の細かさを要求される実技試験です。しかし、実際の試験の目的としては手先の器用さをみたいわけではないそうです。医療現場ではいくつもの無理難題が待ち受けています。そんな大きな壁が目の前に立ちふさがったとき、冷静に状況を判断して、的確な処置ができるかどうかを見ることが大きな目的だそうです。
ロート製薬往復ハガキでエントリー
目薬などでおなじみのロート製薬では、現在主流となっているWebからのエントリーではなく、往復ハガキでのエントリーというアナログな方法を採用しています。2016年度の採用試験では「100×148mmのリングに挑め。」をキャッチコピーに、学生が白紙の往信欄に自由に書き込み、郵送することでエントリーが完了するという形式を取っています。与えられた問いに答えるのではなく、自ら問いを立て、自分なりに答えを導き出すという「考える力」が求められる試験ですね。
国際自動車ありのまま採用
国際自動車はタクシー・ハイヤーバスなど自動車運行に関わるあらゆるサービス部門を持つ旅客運送事業の総合企業です。名前だけみると大ヒット映画の主題歌を想像しますね!そんな国際自動車が採用しているのが、履歴書不要、服装自由、SNSでのマッチング診断、1人1人のタイプを考慮した採用フローという独自の採用試験です。勝手なイメージでタクシー会社で働く人には中高年が多くて中途入社が多いイメージでした。こうやってユニークな方法で若い人を採用とする姿勢には驚きましたね。
カケハシスカイソリューションズ即興演劇採用
採用支援会社「カケハシスカイソリューションズ」では就職活動生と採用活動を実施する企業との出会いのイベントとして「即興演劇採用」を実施しています。即興劇を実際に演じることでその場でいきなり出たお題に対する対応をみることでアドリブ能力や企画能力をみる意図があるそうです。共演者の動きや自分に求められた役を、その場で見極めなければなりません。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
調べてみて、いろいろとユニークな採用試験があることがわかりました。現代は働き方も多様化してきていて、職業の選択肢も幅広いです。雇う側としても、いかに優秀かつ辞めない人を採用できるかどうかは会社の存続にとっても重要なキーポイントを持ってくるでしょう。
- この記事を書いた人
- yoshida