飲み会でのなくし物ゼロを目指して。IoTで忘れ物、なくし物を撲滅してみる|IT生活委員会~IoT編vol2~


飲み会でのなくし物ゼロを目指して。IoTで忘れ物、なくし物を撲滅してみる|IT生活委員会~IoT編vol2~

非エンジニアの僕でも使えるテクノロジー。IT生活委員会のオオサワが、VR・IoTなどのテクノロジーを体験して紹介する企画です。第二回は「スマートロック」に続いて「スマートタグ」を使って、失くし物を失くしていきたいと思います。

目次
  1. 飲み会でものをよく失くす方へ
  2. Qrio Smart Tag 使ってみた
  3. ▼店舗での購入はこちら
  4. ▼ネットでの購入はこちら

ライターオオサワ家の中でなくし物について考えている

こんにちは。ライターのオオサワです。

「IT生活委員会」というタイトルで始まった「文系出身の僕でも使えるテクノロジー」を紹介するこの企画。

前回は「家の鍵を忘れたときのテクノロジー」を紹介しましたが、読んでいただけましたか?

読んでない方はこちらからどうぞ。

「家の鍵を友達100人にシェアできる!?自宅・民泊・シェアハウスでスマートロックを使ってみる|IT生活委員会~IoT編vol1~」

普通に良くて、もちろん僕は買ったし5台くらい人に買わせました。みんな満足してました(PR記事ではない)

さて今回は「家の鍵を失くしたときのテクノロジー」です。

家の鍵失くしすぎ? Qrio Smart Lockで平気じゃない? という声も聞こえてきそうですが、今回のテクノロジーは「失くしもの好きの方」には使えると思いますよ。(一応一番上の画像は困ってる顔です)

飲み会でものをよく失くす方へ

飲み会でものをよく失くす人、知り合いに一人はいませんか? (僕の周りにはけっこういます。失くす人)

あと、家の中で鍵失くしたり、スマホ失くしたり、財布失う人。いますよね。僕は鍵をよく失います。。

そういう人におすすめのプロダクトを、Qrio Smart Lockを開発するQrioさんが開発していました。今回もQrioさんに話を聞きますよ。

オフィスに訪問しているオオサワ (前回と同じような絵ですが、僕は毎日同じ服を来ています)

ここはQrioのオフィス。

Qrio増田さんと高橋さん (左:増田 裕理さん(経営本部) 右:高橋 諒さん(事業開発部 シニアマネージャー))

お二人はQrioという会社の担当者。Qrioとは、WILとSONYが共同出資して立ち上がったIoTスタートアップで、IoTガジェットを開発する会社です。わかると思いますが、同じ説明です。覚えてね。

今回は「Qrio Smart Tag」というサービスがおすすめだそうです。

QrioSmartTagのイメージ (かわいいデザインが特徴のQrio Smart Tag)

スマートなタグ、ということですが何がスマートなのか。早速聞いてみましょう。

大沢:あの、飲み会に行くと必ず財布を失くす先輩がいるんです。その人の誕生日が近いので何か送ってあげようと思っていまして。

Smart Tagがおすすめだよっていうのを小耳に挟んだのですが、Qrio Smart Tagというのはそもそも何なのですか?

担当:Smart Tagは、失くしものを無くす。失くしもの検知デバイスです。簡単に言うと「ものとスマホをつなぐデバイス」なんです。

SmartTagを持っている

例えば財布につけておく、鍵につけておく、他の大切なものにつけておくだけで、それらのものを失くしたときに、スマホから位置を確認することができます。

大沢:なるほど。「iPhoneを探す」みたいなことが、財布でも鍵でもできるというわけですね。

担当:まさにそうです!このSmart Tagは、ビーコンと言って、iPhoneアプリと接続するためのものなのですが、BluetoothタグになっているのでiPhoneと接続されている間は、位置情報を把握することができるんです。

アプリで「探す」というアクションをしたときや、あるいはスマホから離れすぎてしまって接続が切れた際には「どこで手元から離れたか」を把握することができます。

大沢:うーんちょっと難しいですね。

担当:簡単に言うと「アプリで持ち物のありかを確認できる」あるいは「失くした場所を確認できる」ということです。

例えば飲み会だったら1軒目で落としたのか、2軒目で落としたのか、それとも帰り道のタクシーで落としたのか、そういう情報があるだけでも助かりますよね。そういう失くした場所を検知するために利用することができるんです。

大沢:なるほど。たしかに何軒も回っていて全部に電話するのも大変ですし、そもそも3軒目以降は覚えていなかったりしますからね。

担当:そこまで飲まないほうがいいと思いますが。。

あとは、Smart Tagを持っているユーザーが他の人のSmart Tagに近づくと、それを通知してくれるという機能もあります。

大沢:なるほど。「助け合い機能」みたいな感じですね。

担当:そうですね。Smart Tag自体は2017年の2月にリリースしたばかりなので、助け合いネットワークはまだまだですが、現時点でもけっこう広がりはありますね。ゆくゆくはネットワークを拡大するための施策も色々展開しようと思っているので、その後に期待していてもらえればと思います。

助け合いネットワーク

大沢:なるほど。ちなみに、何にタグをつけることが多いんですか?

担当:外でなくし物をする人はやはり財布や鍵が多いですね。あとは意外と多いのは「家の中での失くしもの対策」としての利用ですね。

大沢:家の中での失くしものですか?

担当:はい。けっこう多いのは「家を出る前に鍵が見つからない」でしたり「鍵が隙間に入ってしまった」みたいなケース。家を出る前に探すこと多いっていう人が意外と多いんです。

大沢:(思い当たる節がある)

担当:そういうときにSmart Tagを使ってもらえると、アプリを起動するとタグを鳴らすことができるんです。

QrioSmartTagを持っている画像

よく電話が見つからないときに「ちょっと電話かけてくれない?」って頼みますよね。ただ、あれはスマホを探すときにしか使えません。あの作業を、スマートタグがついているものであればなんでもできるようになる、というわけです。

さらに、「逆の作業」も可能なんです。

大沢:逆というのは?

担当:Smart Tagが手元にある、という場合に「タグでスマホを鳴らす」ことができます。なので、スマホをなくしても、タグをなくしても、どちらかが手元にあれば見つけることができます。

SmartTagを見つける

タグからの操作は他にもあって、結局スマートタグって「ものを失くしたとき」だけしか使わないんです。

私たちとしても失くしたときにしか使えないというのは寂しいので、機能を追加しようと。現在は「スマホカメラのシャッターを切る」「音楽の再生を止める」という機能が付いています。

大沢:なるほど。ライターやっているからでしょうか、カメラのシャッターを切れるのは嬉しいですね。

担当:ありがとうございます。他にも色々機能を追加していきたいと思っています。

あとは、けっこうこのタグは失くしもの防止という用途としてはサイズが大きめです。というのも「おしゃれなタグ」として開発をしているのと「電池を自分で変えられる」という点にこだわったからなんです。

長く使ってほしい、よりよく使ってほしい、そう思っているんです。

QrioSmartTagを持って話す

大沢:たしかに、デザインはかわいいですね。僕はこの黄色が好きですね。

担当:弊社としては全部おすすめなんですが、この色はいいですよね。

大沢:あとは設定なんですが。

担当:設定は超簡単です。使ってみてください。

大沢:はい。ありがとうございました。

Qrioの高橋さんと増田さんの画像

Qrio Smart Tag 使ってみた

家に帰ってきてタグを手にしているオオサワ

ということで、実際に使ってみたいと思います。

タグの設定をしてみます。

タグの設定をする画像

本当に一瞬で終わりました笑 アプリを起動してみると一瞬で設定完了することがわかります。

そして、タグを使ってみることに。とりあえず鳴らす自撮り機能を試してみます。

自撮り中

自撮りちょっと楽しいですね。

なくし物機能は鳴らしてみたんですが、絵的にわかりにくかったので割愛。本当にアプリからタグが離れるだけで通知してくれて、位置情報も記録してくれるので、わかりやすかったです。

おしゃれに、なくしものを防ぐということで、会社の先輩たちに誕生日プレゼントとして渡したいと思います。

QrioSmartTag

ちなみに、サポートサイトが以上にわかりやすかったので、そちらも参考にどうぞ。

サポートサイト

購入は以下から。

▼店舗での購入はこちら

・ビッグカメラ、ヨドバシの全店舗

▼ネットでの購入はこちら

Qrio Smart Tagページ


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大沢 俊介
この記事を書いた人
大沢 俊介
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