未経験からキャリアアップや副業のためにエンジニア転職を目指す人が増えてきており、それに伴ってプログラミングスクールの需要も高まってきています。
スクール数もここ数年で増えており、選択肢が多いに越したことはないものの、
・相場はどれくらい?
・A社とB社のスクールの料金の違いってなに?
・高い(安い)けど大丈夫…?
など
こうした料金の違いに疑問や不安だけが募り、いたずらに時間だけが過ぎてしまうことも。
このページではプログラミングスクールの価格に対する疑問にお答えてしていくとともに、価格とあわせて押えておきたいポイントについてもご紹介していきます。
プログラミングスクールの料金を決める要素とは?価格に関する疑問をご紹介
よくある質問を中心に、プログラミングスクールの料金への疑問を集めてみました。
価格への疑問や不安を解消するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ここからはQ&A形式で、料金に関する疑問についてお答えしていきたいと思います。
どのような料金体系があるの?
プログラミングスクールの料金体系には2種類あります。
買い取り型
買い取り型というのは、受講期間に応じて費用を払うプランになります。
スクールによってはレベルや目的別からコースが選べ、もし他のコースも追加で受講したい場合には別途料金を払うことで受講可能となっています。
月定額型
月定額型はいわゆるサブスクと呼ばれるプランで、受講料が毎月固定で発生する料金体系になります。
指定された範囲内であれば提供されるサービスが利用し放題ですが、受講期間が長くなってしまうと費用の負担が大きくなってきます。
注意したいのが、買い取り型については一度にまとまった費用が必要になるケースもあります。
分割払いに対応しているかの確認はもちろん、クレジットカードを使うのであれば分割手数料にも注意してください。
受講料の相場はどれくらい?
プログラミングスクールの相場は、
この3つによって相場は大きく変わってきます。
あくまでも一例ですが、初心者でも比較的習得しやすいとされるWEBページ制作であるHTML・CSSであれば、
- 受講期間:3〜4ヶ月
- 受講料の相場:○万円から○万円
短い期間で習得することができるため、その分相場も安くなっています。
一方でより専門的で独学では難易度も高いとされる、Pythonをはじめ、PHP、Ruby、Javaといった言語を学ぶとなると受講料も高くなる傾向にあります。
受講料以外にかかる費用はある?
受講料以外にかかる費用としては、
- コースに含まれないサポートや学習
- 入学金(スクールによる)
またプログラミング言語を学ぶために必要な教材費は、基本的には受講料に含まれていることが多いです。
そのため上記2つの費用がどうなっているか、詳細はしっかりチェックしておきましょう。
プログラミングスクールの料金に影響する要素
続いて、プログラミングスクールの料金の差に影響してくる要素について確認していきましょう。
同じ言語を学ぶのに、AスクールとBスクールでは料金が違うというのは珍しくありません。
これはカリキュラム以外の部分も料金に含まれているからであり、特に影響しやすいのが次の3つになります。
受講期間の長さ
プログラミングスクールの受講期間は、大体3〜6ヶ月ほどです。
当然ですが、最短で学習を進めていけば受講料を安く抑えることができます。
そのため安さを求めるのであれば、短期集中で一気に学ぶことをオススメします。
ただ仕事との両立となるとまとまった時間を確保ができず、短期間でのスキル習得は難しいケースも。
無理に詰め込んで挫折ということもあるので、オーバーワークにならないためにもライフスタイルに合わせて学習期間を決めると良いでしょう。
学習のサポート体制
プログラミングスクールは、日々スキルアップするためのサポート体制が整えられています。
- 目標や進捗の管理
- マンツーマンレッスン
- 学習サポート(チャットやコードレビューなど)
- Q&Aサポート
など
こうしたサポートは現役エンジニア・デザイナーが行ってくれるため、効率よく学習を進めることができます。
しかしどこまで学習をサポートしてくれるかはスクールや選ぶコースによっても異なり、手厚いサポート体制を敷いているところほど料金は高まる傾向にあります。
ただ学習のサポート体制はスキル習得のキモの部分でもあるだけに、少しの料金の違いであればより手厚い方を選ぶのがオススメです。
転職サポートサービスの有無
プログラミングスクールでは学習にプラスして転職サポートを実施しているところもあり、このサービスがあるかないかでも料金は左右されます。
- 転職・就職先の斡旋
- 面接対策
- 履歴書・ポートフォリオの作成や添削
- カウンセリング
など
メンターやキャリアコンサルタントがいっしょになって新たな就職・転職を成功へと導いてくれるため、IT業界が未経験・初心者の人にはあると安心できるサービスになります。
もちろんキャリアサービスが充実するだけ料金もかさんできますが、スクールによっては転職保証(※条件あり)が付いていることも。
万が一の時は返金されることから、予算が許すなら転職サービスはメリットになるはずです。
料金の違いについてわかったところで、ここからはスクール選びで他にも比較したいポイントについてのご紹介です。
プログラミングスクールに通うのは決して安い買い物ではないだけに、ついつい料金ばかりに目がいきがちです。
しかし"安かろう悪かろう"という言葉があるように、安いと評判だからという理由だけでスクールを選ぶのは失敗のもとです。
次の3点は特に重視したいポイントになるため、「安さに惹かれて失敗した…」と後悔しないためにもしっかりチェックしておきましょう。
学べるプログラミング言語
プログラミングスクール選びで、ポイントになるのが言語。
"なにをしたいか"で選択する言語は異なり、
Web製作・デザインがしたい
⇨ HTML・CSS、JavaScript
アプリ開発がしたい
⇨ Java
AI(人工知能)を開発したい
⇨ Python
このようにプログラミングといっても、目に見える表面の部分を作る言語と、目には見えない機械学習が必要となる言語ではやれることが異なります。
とはいっても初めから目的が明確でない人もいるので、あらかじめ学べる言語が多いスクールを選ぶと間違いも起きにくいでしょう。
また追加で「〇〇も学びたい!」となった時でも、コース数が多いと安心です。
通学スタイル
通学スタイルには、2パターンあります。
オンライン型
オンライン型の通学スタイルは、自宅やカフェが教室代わりになるため時間と場所を選ばないのがメリットです。
また夜遅くまで(〜24時)対応しているスクールもあり、仕事と両立しながらでも通いやすい受講スタイルになっています。
オフライン型
オフライン型(通学型)は学校に通うのと同じで、スクールがある教室に通って直接学ぶ受講スタイルになります。
同じ志を持った受講生といっしょに勉強するので、一人で黙々と勉強するのが苦手な人や気分転換が必要と感じる人にもオススメです。
またコミュニケーションも取れるので、モチベーションを維持しやすいのも特徴です。
どちらが向いているかはライフスタイルにもよりますが、スクールによってはオンライン・オフラインどちらも併用可能なこともあります。
成果物の有無
成果物とは、WEBサイトの作成やアプリケーションの構築といった実績になるものです。
これまでインプットしてきたことを活す、いわば学習の集大成とも言えるでしょう。
スクールによってはカリキュラムの1つとして組み込まれており、成果物の有無は転職時にも影響してきます。
IT業界は実力主義な部分があるだけに、何ができるかはとても重要です。
成果物があれば、できることを簡単にアピールできる武器になるだけに、カリキュラムに含まれているかはしっかりチェックしておきましょう。
同じプログラミング言語を学ぶにしても、スクールごとで料金が違うのは学習環境やサポートに差があるためです。
そのためスクールの選び方は目的を明確にすることが大切で、不要と感じるサポートを削っていくことで料金にも内容にも満足できるスクールが見つかるはずです。
また実際に見てみるのも1つなので、気になる各スクールの公式サイトから無料カウンセリングや無料体験を予約してみましょう。
またどうしても費用面で折り合いがつかないという人は、条件を満たせば安い料金で受講可能なケースもあるので以下のページも参考にしてみてください。
※ライター様:こちらの見出しでは対策キーワード「プログラミングスクール 安い」の記事リンクを貼り付けます。プログラミングスクールを受講料で検討したい方が「プログラミングスクール 安い」の記事を読みたくなるような誘導文と、記事の結論をご執筆いただきますよう、お願いいたします。