- 更新日: 2022年09月06日
- 公開日: 2017年06月22日
【Java入門】独学で学ぶためのサイト9選
「本格的にプログラミングを始めたい」と思ったとき、一番最初に耳にするプログラミング言語がJavaだという方も多いのではないでしょうか?
Javaは大規模システムからAndroidアプリの開発まで幅広い分野で使われており、世界的にもまだまだ注目度の高い言語。求人情報数の多さもJavaの魅力のひとつです。
ただプログラミング未経験者にとっては習得の難易度が高く、独学で習得するとなると、挫折してしまうこともあるかもしれません。そんな不安のあるあなたに、まずはお試しで独学できるサイトをまとめてみました。ぜひチェックしてみてください!
※できるだけ無料のサイトをまとめましたが、一部有料のサイトがありますのでご注意ください
- Javaとは?
- Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語
- AndroidアプリはJavaで開発されている!
- プログラミングのイロハを知るには格好の材料
- マンガやドリル、ゲーム、サンプルで学ぶ
- 心のハードルが下がる「マンガでわかるJava入門講座」
- 3分動画の「ドットインストール」
- 忙しい人向けに「Schoo」
- テキストで学ぶ
- わかりやすい説明「JavaDrive」
- 連載記事で学習の習慣を「エンジニアの入り口」
- しっかり丁寧「Java初心者入門講座」
- 問題を解いて学ぶ
- サクサク穴埋め「CODEPREP」
- スライドと演習問題「Progate」
- レッスンと実行環境「paizaラーニング」
- 独学におすすめの本、書籍
- スッキリわかるJava入門 第2版
- やさしいJava 第6版
- 新・明解Java入門
- まとめ
Javaとは?
Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語
Javaは、オブジェクト指向のプログラミング言語です。オブジェクトとは、「モノ」を意味しています。オブジェクト指向はモノを組み立てるように表現して、コンピュータに動作をさせる考え方のことです。
Javaを開発したのはアメリカのサン・マイクロシステムズ社なのですが、2010年の買収にともない、現在ではオラクル社の製品の一つとなっています。
Javaが登場してから20年がたっていますが、これまであらゆる分野・製品の開発に利用されてきています。クライアントアプリからサーバサイドのウェブサービス、組み込みシステムなど。Javaがなければ動かないシステムは世界中にあふれているのです。
AndroidアプリはJavaで開発されている!
さらに近年では、スマホアプリの開発でも再び脚光を浴びています。GoogleがリリースしているAndroidOSのアプリは、Javaを使って開発されているのです。Android向けのアプリをつくりたいと思ったら、Javaを学ぶのがいいでしょう。
Androidアプリをつくるには、従来のJavaの書き方に加えてAndroidSDKを使うことが求められます。AndroidSDKの使い方について解説してある情報も多いので、Androidアプリの開発を考えている方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
プログラミングのイロハを知るには格好の材料
昨今では、軽量のプログラミング言語が人気ですよね。そういった言語と比較するとJavaのコーディング量は少し多く、プログラミングの仕組みについて理解している必要もあります。
逆に言うと、プログラミングのイロハを身につけるにはJavaは格好の材料ということ。プログラミングの初心者にはJavaを学んで欲しい。そういった声もよく耳にします。
マンガやドリル、ゲーム、サンプルで学ぶ
心のハードルが下がる「マンガでわかるJava入門講座」
- 特徴:全104話832ページの漫画と解説
- 価格:無料
漫画で学べるサイト「マンガPG」内に「マンガで分かる Java入門講座」があります。テーマごとに、漫画→解説と続く構成(コラムだけのものもアリ)。漫画でハードルが下がる分、詳しく書かれている解説がしっかり頭に入りそうです。2013年から作成されたものですが、その後も随時更新されています。
Javaの他に、未経験者が警戒してしまいそうなプログラミング用語も漫画で解説。楽しく学習できそうですね。
3分動画の「ドットインストール」
画像出典:ドットインストール
- 特徴:いつでも見られる3分程度の動画
- 価格:一部機能は無料、すべての機能が使えるプレミアム会員は月額980円(税込)
「3分動画でマスター」でおなじみ、初心者向けのプログラミング学習サイトです。HTML入門、JavaScript入門といったシリーズが組まれ、1本3分程度の動画レッスンが無料(一部有料)で提供されています。各言語の学習からアプリ開発の基礎、ツールの使い方まで、カテゴリはさまざま。
Javaに関しては、現在のところ
- 「Java 8 入門」(全43回のうち第5回まで無料)
- 「Androidアプリ開発入門」(全10回・無料)
が確認できるコンテンツです。
プレミアムサービス(月額980円・税込)では有料のコンテンツを利用できるほか、テキストやソースコードを見ることができますよ。
忙しい人向けに「Schoo」
画像出典:Schoo
- 特徴:著名な先生方による生放送の動画や録画授業
- 価格:生放送は無料、録画授業は有料。プランはプレミアムプラン月額980円(税込)、プレミアムプラスプラン月額1,980円(税込)年間契約もアリ
こちらも動画学習サービス。プログラミングやデザインをはじめ、さまざまなジャンルの授業が3,000時間以上公開されています。会員登録するだけで無料で受けられる生放送授業を、ほぼ毎日開講。見逃した授業は録画で見ることができます(※録画授業をすべて見るには、有料のプレミアムサービスに申し込む必要アリ)。
生放送のスケジュールは比較的夜の時間帯に設定されているので、仕事を持つ人でも見やすいのではないでしょうか。
Javaに関しても
- Java入門(同名で複数のコンテンツあり)
- プログラミング言語Javaを深く知る-Java祭-
などの録画授業がいくつかあります。
テキストで学ぶ
わかりやすい説明「JavaDrive」
画像出典:JavaDrive
- 特徴:初心者向け、見やすいレイアウト・構成の解説
- 価格:無料
「初心者の方でも分かりやすい学習サイト」であるJavaDrive。サイト内のコンテンツのひとつ「Java入門」では、Javaについて初心者向けに解説されています。プログラムの作成手順から用語の解説、実際に試せるサンプルコードまで丁寧に説明されており、入門編としては十分な範囲をカバー。
他にも「Android入門」や「Eclipse入門」、「Java正規表現の使い方」といった、入門編を終えた次の段階のコンテンツもあります。
※Eclipse:開発に必要なツールがそろった統合開発環境。Javaによる開発でよく使われる
連載記事で学習の習慣を「エンジニアの入り口」
画像出典:エンジニアの入り口
- 特徴:初心者向け解説、練習問題あり、更新中
- 価格:無料
Javaの入門的知識に関するコンテンツがそろっており、現在も様々なテーマの新着記事が公開されています。
毎日新しい記事を読むことで、学習の習慣をつけてみるのはいかがでしょうか。
しっかり丁寧「Java初心者入門講座」
画像出典:Java初心者入門講座
- 特徴:図解付きで丁寧、初心者向けの解説
- 価格:無料
Javaプログラミングの面白さから始まり、環境設定や基礎知識などを図解で学べるサイトです。技術面の解説だけでなく、ときおりコラムのような文を挟んでいるので、興味を持って読み進めやすいかもしれません。
このサイトで使用しているJavaのバージョンがJava 6、画像も古いのが難点ですが、手順をひとつひとつ丁寧に解説されているのが大きなポイントです。
CodeCamp提供のJaveマスターコース
当メディアを運営しているCodeCampではJaveマスターコースを現役エンジニアのマンツーマンレッスンという形で提供しています。このコースの特徴は
- 需要がもっとも高い言語で、システム開発スキルを習得できる
- Javeを用いた実践的なアプリケーションの開発スキルを習得
- 多くのIT企業の研修でも導入されている、質の高いカリキュラム
詳細はこちらから確認してみてください!▶︎https://codecamp.jp/courses/master_java
問題を解いて学ぶ
サクサク穴埋め「CODEPREP」
画像出典:CODEPREP
- 特徴:オンライン教材を読みながら、穴埋めドリル形式の問題を解く
- 価格:無料
無料提供されているオンライン教材(ブック)をこなすことで、直感的にプログラミングを書く習慣をつけながら学んでいくことができるサイト。
Javaに関しては
- はじめてのJava
- JavaのMapを理解する
他が公開中。環境構築がいらず、簡単な穴埋め問題を解くことから始まるのでサクサク進みます。所要時間は1冊10分~30分、飽きることのない時間設定となっています。
自力で解決できない問題は、各ボードに設置された「ディスカッションボード」で質問することが可能。進捗状況も明確に表されており、学習を続ける習慣が身につきそうです。
スライドと演習問題「Progate」
画像出典:Progate
- 特徴:スライド形式の教材で学習、演習問題に解答
- 価格:一部無料、全レッスンを見るには有料のプラス会員・月額980円(税込)となる必要アリ
こちらはスライドでの学習です。スライドでの説明ののち、演習問題という流れ。演習問題に正しく答えることができれば受講者の"Level"がアップ、学習へのモチベーションが高まります。
Javaは全7レッスン(32時間分)。無料会員なら基礎的内容のレッスンのみが受講でき、有料会員となれば全レッスンが受けられるようになります。
レッスンと実行環境「paizaラーニング」
画像出典:paiza
- 特徴:ブラウザ上でプログラムを実行できるコンテンツ、および学習動画。就職支援もあり
- 価格:基本無料、有料プランは1ヶ月880円(税込)ほか
IT/Webエンジニア向けの転職サイト「paiza」内に、「paizaラーニング」という学習コンテンツがあります。
Javaに関しては、3分ほどの学習動画を見ながら実際にコードを試してみる学習コンテンツが4レッスン、無料で公開中。
さらにサイト内の「paiza.IO」では、実行環境を構築することなく、ブラウザ上で様々なプログラミング言語を実行できます。もちろんJavaもOKです。
独学におすすめの本、書籍
サイトだけで学習するのはできないこともないですが、基本となる書籍を一冊持っておくと迷いが少なくなるかもしれません。
スッキリわかるJava入門 第2版
画像出典:インプレスブックス
- 著者:中山 清喬・国本 大悟
- 出版:インプレスブックス
- 価格:2,600円+税
Javaプログラミングの「なぜ?」がわかる解説と約300点の豊富なイラストで、"楽しく・詳しく・スッキリ"とマスターする構成を持つ書籍です。特にプログラミング学習でネックとなりがちな「開発環境の準備」と「多発するエラーへの対応」については、この本独自の特典が。ブラウザ上でコーディング、コンパイル、実行ができる仮想開発環境「dokojava」を用意、エラー対応には巻末付録の「虎の巻」が用意されています。
Amazon.co.jpではベストセラー1位となることがしばしば。さらにステップアップしたい人に向けて、「スッキリわかる Java入門 実践編」という関連書籍もあります。
やさしいJava 第6版
画像出典:SBクリエイティブ
- 著者:高橋 麻奈
- 出版:SBクリエイティブ
- 価格:2580円+税
Java入門書のベストセラー第6版。Java 8に対応しています。Javaプログラミングの基礎の一つ一つを丁寧に解説。基本文法からクラス、オブジェクト指向まで、しっかりと理解できる構成で、無理なく読み進められる書籍です。
著者の高橋 麻奈さんは「やさしい〇〇」シリーズを数多く手がけてこられた方。実用的なプログラム作りに必須となる基礎知識を網羅した、「やさしいJava 活用編 第5版」もあるので、次に読む本としていかがでしょうか。
新・明解Java入門
画像出典:SBクリエイティブ
- 著者:柴田 望洋
- 出版:SBクリエイティブ
- 価格:2700円+税
2007年8月刊行18刷のロングセラー「明解Java 入門編」の改訂版です。たくさんの図表とサンプルプログラムを織り交ぜて、Javaの基礎から、オブジェクト指向プログラミングの本質までを解説しています。
他のプログラミング言語を経験した人、プログラミングの用語を理解している人なら読み進めやすそう。全くのプログラミング初心者には少々難解かもしれません。しかし良書との声の多い一冊です。
\エンジニア最強言語のJavaスキルが身に付く/
まとめ
自分に合いそうなサイトや書籍は見つかりましたか? 独学というと時間がかかりそうですが、Javaはメジャーな言語だけに、解決策がWeb上に数多く存在します。たとえ今学習に時間がかかってしまったとしても、そのプロセスは後々大きな財産になるはず。躊躇している方、ぜひチャレンジしてみてください!
CodeCampでは Javaマスター コースを用意しています。無料カウンセリング もできますので、独学で悩んだときにお試しください。
※コードキャンプの無料カウンセリングで何が相談できるの?聞けるの?得点はあるの?と迷ってる方はこちらからコードキャンプ無料カウンセリングとは?をご確認ください。
※コードキャンプの無料体験は会員登録をしていただくとお試しいただけます!
- この記事を書いた人
- murase miho