- 公開日: 2017年03月13日
Javaプログラミングに入門したい人が見るべきサイト6選
大規模システムやWebアプリ、Androidアプリの開発と幅広い分野で使われ、求人情報の数も多いJava。これから何かのプログラミングを学ぼうと思って調べてみると、まず最初にJavaにたどり着くのではないでしょうか? 登場から20年を過ぎてなお世界中で使われているという、この状況はまだまだ続くでしょう。
Javaは初心者にはやや難しいかもしれませんが、習得すれば様々な業界へ応用がきく可能性があります。学んでおいて損はない言語・Javaを学習できるサイトをまとめました。
Javaの歴史を簡単に
Javaは、クラスという単位をベースにしたオブジェクト指向プログラミング言語です。広い意味では実行環境や開発環境を含むこともあります。C言語やC++の構文を引き継いでいます。仮想マシン上で動作し、プラットフォームに依存しないことから、組み込みシステムやサーバー、スーパーコンピューターからスマートフォンアプリまで、様々な分野で使用されています。応用力が高い言語といえます。
Javaの始まりは1995年、Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)社によりリリースされました。2007年にJavaがオープンソース化され、さまざまな統合開発環境が生まれています。2010年にSun Microsystemsはデータベース大手のOracle社に買収されており、JavaソフトウェアはOracle社のサイトからダウンロードすることができます。
2017年2月時点のJavaのバージョンは Java SE 8。2017年3月23日にJava SE 9 がリリースされる予定です。
いろいろあります。Java入門サイト
歴史が長いだけあって、Javaは学習のためのコンテンツも豊富です。様々な学習スタイルのサイトをご紹介します。
動画で学ぶ「ドットインストール」
「3分動画でマスター」と銘打つ、初心者向けのプログラミング学習サイトです。動画は1本3分程度で、シリーズごとに連載本数は異なります。Javaに関しては、「Java 8 入門」(全43回のうち第5回まで無料)のほか、Javaを利用した「Androidアプリ開発入門」(全10回)などアプリ開発に関する動画もあります。
プレミアムサービス(月額税込\980)に申し込むと、中上級者向けの動画とテキスト、ソースコードを見ることができます。無料の動画だけでは物足りないかもしれませんが、まずはJavaのイメージ、学習のイメージをつかむのによさそうです。
わかりやすい説明がイイ「JavaDrive」
初心者に向けた学習サイトである「JavaDrive」。サイト内のコンテンツのひとつ「Java入門」では、Javaについて初心者向けに解説されています。プログラムの作成手順から用語の解説、実際に試せるサンプルコードまで丁寧に説明されており、入門編としては十分な範囲をカバー。
他にも「Android入門」や「Java正規表現の使い方」といったコンテンツが用意されており、一通り学んだ後の次のステップの学習ができます。
漫画もあります「マンガで分かる Java入門講座」
漫画で学べるサイト「マンガPG」内に「マンガで分かる Java入門講座」があります。テーマごとに、漫画→解説と続く構成です(コラムだけのものもあります)。ゆるやかな雰囲気の漫画で心のハードルが下がる分、解説はしっかりと詳しく書かれています。2013年から作成されたもので、その後も随時更新されています。情報の鮮度に注意する必要はありますが、楽しく学習できそうです。
穴埋め問題でサクサク進む「CODEPREP」
2017年2月1日にリニューアルしたばかりの「CODEPREP」。サイト上で無料提供されるオンライン教材(ブック)で学習を進めます。Javaに関するコンテンツは「はじめてのJava」があります。解説とヒントを参考にしながら穴埋め形式でコードを入力し、テンポよく学習できる構成です。
内容は条件分岐や繰り返しといった基本的な処理の書き方から、メソッド定義まで。実際に手を動かして学習するので頭に入りやすく、特に入門レベルの人にオススメです。
スライドと演習問題「Progate」
こちらはスライドでの学習です。スライドでの説明ののち、演習問題という流れになります。演習問題に正しく答えることができればLevelがアップ、学習へのモチベーションが高まります。サービスを利用しているユーザーのランキングがあるので、向上心を刺激されますよ。
無料会員なら各コースの初級・基礎的内容のレッスンのみが受講でき、有料会員(月額税込\980)となれば全コース、全レッスンが受けられるようになります。Javaに関するコースでも一部有料のレッスンもありますが、初級・基礎的内容であれば無料です。
逆引きもできる「Javaの道」
老舗のサイト「Javaの道」。基本的知識の解説のほか、疑問に思ったことや実現したいこと、エラーなどから解決策を探せるFAQもあります。Javaプログラムの書き方を忘れてしまったときの確認に便利とのこと。Java関連のニュースを紹介するコンテンツは、Javaの最新動向や話題の技術を知りたいときに役立ちます。
Javaがどんな業界でどのように使われているのか、Javaに関する情報はどこから発信されているのか、ここで勉強するのもよさそうです。(※掲示板は現在利用できないようです)
\エンジニア最強言語のJavaスキルが身に付く/
まとめ
Javaを学習するうえでの良い所は、参考になる情報がインターネット上に多く存在し、解決策を見つけやすい点です。古い言語やマニアックな言語の習得と比べると、解決策は必ずあると念頭に置きつつ学習できるのは、実は隠れたメリットなのです。難しくて挫折するかも…と躊躇されている方、解決策はいろいろあります。心配はさておき、是非チャレンジしてみてください。
※各サイトの情報は2017年2月時点のものです
- この記事を書いた人
- murase miho