先週の記事でもご紹介しましたが、(オバマ氏、「すべての人にプログラミングを学んでほしい”Computer Science Education Week”)
特に、オバマ氏の発言は多くの方に広まり、日本でも話題となりましたが、Code部もいち早くオバマ氏の動画を要約したところ、非常に多くの方から好評いただけました。
オバマ氏の「すべての人にプログラミングを学んでほしい」という提言をまさに実現した、全米中で話題となっているストーリーがあります。
ホームレス男性がプログラミングを学び、たった3ヶ月でアプリをリリース!
事の発端は今年の8月、プログラマーのパトリック氏が、通勤中に見かけたホームレス男性レオ氏に対して、あるプランを作った事からです。
発表したプランは、レオ氏に需要の高いプログラミングスキルを身につけてもらうということ。
パトリック氏からプログラミングを学ぶ。
(3冊のJavascriptの本と安いノートパソコンを用意して、パトリック氏の通勤前の時間を使って毎日1時間プログラミングを学ぶ。)
それとも、現金100ドルをもらう。
このプランはあっという間に全米に広がったが、「やる意味がない」などといった、批判的な意見が多く寄せられた。
結局、レオ氏はプログラミングを学ぶ事を選び、アプリを作り上げるまでに至るわけです。
それから12ヶ月は、平日の通勤前の1時間を使用しながら、Javascriptの基本である関数やファンクションについて学び、その後アプリ制作を開始。
最後の4週間は、平日休日ともに10時間近くの時間を費やし、つい1週間前の12月10日に、レオ氏が制作したスマートフォンアプリがリリースされたのです。
アプリ名は“Trees for Cars”というもので、このアプリは運転手と乗り手をマッチングするサービスで車の二酸化炭素の排出低減を促進する目的で作成されました。
英語にはなりますが、このストーリーが動画にまとめられています。