- 更新日: 2019年09月24日
- 公開日: 2019年09月18日
今からはじめるならブログ、YouTube、アプリ開発どれ?
給料以外のサブ収入を考えった時、「株」「FX」「不動産」などの金融系があって、その次に「ブログ」や「YouTube」などの IT 系が挙げられると思います。
今回は「ブログ」と「YouTube」それと「アプリ開発」にスポットをあてて比較してみました。少し長いですが、サブ収入や副業の参考情報になれば幸いです。
- 今からはじめるならブログ、YouTube、アプリ開発どれ?
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の大まかな比較
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」と収益開始時期を比較(前半)
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」と収益開始時期を比較(後半)
- ■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」と収益開始時期
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の広告収益率を比較
- ■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の広告収益率を比較
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の初期投資とランニングコスト
- ■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の初期投資とランニングコスト
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の売買
- ■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の売買
- 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」で収益を上げている方々
- 補足情報
- まとめ
今からはじめるならブログ、YouTube、アプリ開発どれ?
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の大まかな比較
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
収益開始まで | 遅め | 遅め | 早い |
収益率 | まずまず | まずまず | 自分次第 |
競合 | 多 | 多 | 多 |
必要最低限の機材 | パソコンかスマホ | パソコンかスマホ | パソコンとスマホ |
ランニングコスト | 0円〜 | 0円〜 | 25ドルもしくは年間99ドル〜 |
1作品あたりの工数 | 比較的小 | まずまずの手間 | 比較的大 |
売却 | OK | ❌ | OK |
個人でも収益化できそうな「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」ですが、上記のようにお金を生むまでにかかる時間や制作物の売却条件などが異なってきます。
各項目について詳しくは後述していきますが、容易に「ブログ」「YouTube」から始めると失敗するかもしれませんのでご注意を。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」と収益開始時期を比較(前半)
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
収益開始まで | 遅め | 遅め | 早い |
収益率 | まずまず | まずまず | 自分次第 |
競合 | 多 | 多 | 多 |
必要最低限の機材 | パソコンかスマホ | パソコンかスマホ | パソコンとスマホ |
ランニングコスト | 0円〜 | 0円〜 | 25ドルもしくは年間99ドル〜 |
1作品あたりの工数 | 比較的小 | まずまずの手間 | 比較的大 |
売却 | OK | ❌ | OK |
まず上記表でご紹介した一番目の項目『収益開始まで』についてご紹介。
ブログ、YouTube、アプリ開発において 『収益』 を考えた時、一般的な収入源は以下のとおりでしょう。
ブログ | YouTube | アプリ開発 |
---|---|---|
広告収入 | 広告収入 | 広告収入 |
アフィリエイト収入 | 課金収入 |
まずどのプラットフォームにも共通している「広告収入」ですが、多くの場合 Google から提供されている「Google Adsense」や「Google Admob」が利用されると思います。
ブログとGoogle Adsense
ブログサイトを開設して、 Google Adsense に登録をすれば直ぐに広告を表示するためのコードを取得できます。しかし、実際にコードを設定してもすぐには広告は掲載されません。それは Google が設定サイトの情報を収集できていなく、広告を掲載してもいいかどうか、どんな広告を掲載すべきか判断できていないため。その結果、広告のコードは設定したのに下記のようにページ上は何も表示されない状態となります。
https://pythonchannel.com/media/codecamp/201908-/web-sample-ad.html
広告掲載に必要なビューの数や期間などは特に定まっていないようですが、概ね掲載までの期間は 2〜3か月で、訪問者数は月に 500〜1000 ぐらいと言われています。1日 50ユーザーがブログに訪問してくれれば OK なので、しばらく頑張れば何とかなりそうな数字と言えるでしょう。
ブログの広告収入の罠
ブログサイトを開設して、やっと Google Adsense の広告も表示される頃かなと思った矢先、「あれっ、全然広告が表示されていない、儲かっていない」ということも。それは「広告ブロッカー(Ad Blocker)」の存在。現在パソコンもスマホも広告を嫌う風潮が世界的にあります。そのため折角 Google から広告が配信されても表示されない、収益につながらない、という結果に。通常広告ブロッカーは、ブラウザの拡張機能で設定しますが、 FireFox についてはデフォルトの状態で広告をブロック(上図参照)。こうした状況下では、天下の Yahoo.co.jp も広告が非表示に。
こうした広告非表示機能に対して、 CNBC や Independent などでは 「Ad Blocker を OFF にして下さい」 とか「有料会員になってください」 とかポップアップを表示して、コンテンツの収益化を図っています。しかし、 FireFoxではそうしたポップアップのスクリプトもスルーしていますので、サイトを運営する方としては増々収益の面で工夫する必要がでていますね。
YouTubeとGoogle Adsense
YouTuberになれば広告収入を手に入れられる、それは一昔前の話です。 2018年 1月に YouTubeパートナープログラム が更新されて、動画内に広告を表示するためには以下の条件をクリアする必要がでました。
- 過去12か月の総再生時間が4000時間以上
- チャンネル登録者数が1000人以上
この条件をクリアして、そして YouTube の審査を通過してはじめて動画内に広告を表示することができるようになります。それではこの「4000時間」と「1000人」という壁、高いのでしょうか?
これは運営する YouTube のジャンルや公開本数等にもよると思いますが、私のようにただ動画管理を YouTube でしているだけではとても上記条件をクリアできそうにありません。まじめに YouTube活動して早い方で 2ヶ月で条件クリア、という状況*。戦略と戦術は必須という状況でしょう。
約半年間 YouTube に動画をアップした結果 視聴時間 487h、 Subscribers 39 私大島の事例 大島 YouTubeチャンネル
アプリとAdMob
アプリ内に Google Adsense のような広告を貼ろうと思うと、 「AdMob」 という Google 運営の広告プラットフォームを利用する必要があります。ブログや YouTube で広告を表示させようと思うと結構大変だったのに対して、アプリの場合はすぐに広告を表示可能。これはサブ収入を考えている人にとって大きなメリット。
ただ難点はやはり「アプリ開発」という未曾有の世界。恐らく多くの方が「アプリ開発=難しい」と思っているでしょう。感覚的なものですが、概ね 10時間ぐらいアプリ開発の操作画面を触っていれば慣れるのではないでしょうか。またアプリへの広告設定については参考動画もあったりしますので、少しずつ取り組んでいけば個人でもアプリ開発、決して難しいものではないでしょう。
プログラミングを知らなくてもアプリに広告を表示できる例(デモ広告)
現在 iPhone アプリを開発するための XCode や Android アプリを開発するための Android Studio といったソフト、年々バージョンアップされて初心者でも使いやすくなってきています。2011年に YouTube 参入し成功を収めている ヒカキンさん や キッズチャンネルさんを思うと、アプリ開発の場合、この 2、3年がアプリ開発参入の最終チャンスかもしれませんね。
小まとめ/ブログ、YouTube、アプリ開発と広告について
「ブログ」「YouTube」「アプリ」それぞれの 広告 をまとめると以下のようになるでしょう。
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
広告掲載まで | 2〜3か月 | 過去12か月間に4,000時間の視聴時間、 1,000人の登録者 |
すぐOK |
注意点 | Ad Blocker対策 | 利用規約の順守 | 利用規約の順守 |
ブログも YouTube もアプリ開発もはじめて、という方にとってはなんとも悩ましい結果ですが、条件はみんな同じです。「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」それぞれで成功している方を見ますと、みなさん「ポリシー」を持って、自分なりの「使命感」を持って継続して取り組んでおられます。どのプラットフォームを使ってサブ収入を獲得しようか、と考えると同時に「自分なりのポリシー」「自分なりの使命感」を見つけることも大事かもしれませんね。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」と収益開始時期を比較(後半)
先程は 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」 それぞれの 広告 開始時期 についてご紹介させて頂きました。「ブログ」と「アプリ開発」については 広告 以外に 「アフィリエイト」 と 「課金」 という収益方法があります。こちらについても少しご紹介させて頂きます。
ブログとアフィリエイト
ブログの収益化を考えた時、「アフィリエイト収入」も大きな魅力の一つ。「アフィリエイト収入」目的に「ブログを開始」する場合の情報をまとめます。
アフィリエイトサービス | 独自運営 | |
---|---|---|
例 | A8.net、バリューコマースなど | BitMEX、 SimpleFXなど |
広告の種類 | アフィリエイト商材が豊富 | 運営元のサービスに限る |
入金完了まで | 1、2か月 | 翌日 |
審査 | あり | なし |
広告料の形態 | 単価報酬 (1件成約で 100円など) |
割合報酬 (取引額の0.075%など) |
「ブログ」「アフィリエイト」といえば A8.net や バリューコマース などのサービス・プロバイダーが有名。気軽にアフィリエイト活動を始められるというメリットはありますが、競争が激しいだけに成功するには「独自性」「継続性」が必要に。報酬額は数円から 5千円、 100万円といった夢のある広告もありました。
A8.net アフィリエイト成功で 100万円もらえる例(リンク)
Google Adsense などの広告に比べると、アフィリエイトは比較的スタート審査は甘い印象があり、ブログを開始してすぐに始められるアフィリエイト・プログラムも多数あります。ただし、 A8 や バリューコマースは広告主とブロガーをつなぐプラットフォームになりますので、広告主が「このブログサイトは ❌」とすれば広告掲載できませんし、アフィリエイト報酬が確定するまでに 1、2か月時間がかかったりするケースも。また最低出金額を設けているところが一般的で 1000円、 5000円などまとまった報酬額になるまで収益を手にできない現状があるでしょう。
一方 A8.net や バリューコマース などのアフィリエイト・プラットフォームを使わずにアフィリエイト活動、アフィリエイト報酬をゲットするという方法もあります。代表的な例が BitMEX や SimpleFX などの海外トレードサイト。こちらは運営サイトと自分が ”直” で契約してアフィリエイト活動するというもので、審査とか最低入金額などの制約がない特徴があります。直ぐにアフィリエイト活動を始められる一方で、サイトがダウンすればアフィリエイト報酬もゲットできないというリスクがありますので、各個人でリスクヘッジして利用する必要がありますね。”審査がない”ということは、ブログ以外に SNS や QRコード など自由に自分の アフィリエイトURL を使うことができ、それに対しての審査がほぼない、という強みがこちらの運営スタイルでしょう。
私自身 2014年1月から 2018年7月までブログサイトを運営していましたが、 A8.net や バリューコマース を利用したアフィリエイト報酬は 300円ぐらいです。これはトラフィック(閲覧数)よりコンテンツを充実した事が原因と考えられます。 A8 や バリューコマースはダメでしたが、 BitMEX や SimpleFX などはサイト売却から 1年たった今も毎月数万円のアフィリエイト報酬が発生しています。
「ブログ」「アフィリエイト」をはじめる時は、どんな風に収益モデルを上げていくかよく考えておく必要があるかもしれませんね。
2014年から2018年まで運営していたサイト https://bitcoin-with.com
アプリと課金
ブログや Webサイト で課金機能を付けようと思うとチョット大変ですが、アプリの場合は比較的簡単に課金機能を付けることができます。それは Google Pay や Aplle Pay といった OS 標準の支払機能があるためです。 Android や iOS に標準で用意されている支払機能のクラスやライブラリを使い、「課金があった方は広告を非表示」「課金がまだの方は広告表示」ということも可能に。こうした仕組みを利用することで「広告収入」と「課金」のダブルインカムを狙うことができるでしょう。
アプリの課金収益の様子
課金機能も最初は何から始めればいいのかわからないものですが、サンプルプログラムを使うと比較的スムーズに利用開始できると思います。例えば「課金で広告非表示」する例の動画やコード。
アプリ課金は直ぐに利用できる一方で、手数料を差し引かれるデメリットが。 アプリ開発者は Android 、 iOS 共にアプリ内課金から 30% の手数料を差し引かれてしまいます。
小まとめ/ブログのアフィリエイトとアプリ課金
ブログ&アフィリエイト | アプリ内課金 | |
---|---|---|
サービス開始 | 概ねスグ | 即 |
収益の確定 | 概ね遅め | 早い |
利益 | ピンキリ、自分では決められない | 自分で価格設定可能 |
リスク | サービスの停止 | 規約違反 |
Google Adsenseのような広告に比べるとアフィリエイトは、自分で広告素材を選べて、高報酬の素材を狙えますが、”審査”という壁が常に付きまといます。また予告なく ”広告終了” というパターンも珍しくありません。つまり個人でのリスクヘッジには限界があるのが「アフィリエイト」でしょう。
それに対して「アプリ課金」は、ユーザーが納得して自分の設定した価格を支払いますので、支払い面でのリスクはアフィリエイトに比べて少ないですね。課金方法も「一回のみ課金」と「定期課金」を簡単に設定できますので、自分のプラニング次第でキャピタルゲインもインカムゲインも実現できるでしょう。また「有料アプリ」という手もありますね。
■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」と収益開始時期
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」それぞれの収益開始時期をまとめると以下のように。
ブログ | YouTube | アプリ開発 |
---|---|---|
広告収入は 2、3か月後から | 広告収入は、過去12か月間に4,000時間と1,000人の登録者をクリアしてから | 広告収入は、割とスグ |
アフィリエイト収入は、概ねスグ | 課金収入は即OK |
冒頭の大分類の表では「アプリ開発」以外 ”遅め” と案内していましたが、それは ”広告” に限った話で、”アフィリエイト”を利用すればブログでも ”即収益化” を狙うことが可能になります。また ”アフィリエイト” も、 A8.net や バリューコマースなどのプロバイダーを使わない ”直アフィリエイト” を利用すると、 YouTube でもアフィリエイト活動が可能に。
そして ”広告” や ”アフィリエイト” といった第三者による検閲や査定なしに、自分の采配で自分のサービスの価格を決めることができるのが ”アプリ内課金” です。 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」それぞれで収益開始までタイムラグがありますので、とりあえずは「やりやすい」ところから始めてみて、将来的には 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」 3つのプラットフォームで活躍できれば長期的に安定的に収益を確保することができるでしょう。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の広告収益率を比較
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
収益開始まで | 遅め | 遅め | 早い |
収益率 | まずまず | まずまず | 自分次第 |
競合 | 多 | 多 | 多 |
必要最低限の機材 | パソコンかスマホ | パソコンかスマホ | パソコンとスマホ |
ランニングコスト | 0円〜 | 0円〜 | 25ドルもしくは年間99ドル〜 |
1作品あたりの工数 | 比較的小 | まずまずの手間 | 比較的大 |
売却 | OK | ❌ | OK |
これから 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」 どれからはじめようか、どれにすべきか考えた時、広告収入の”収益率”も大きな判断材料になってくると思います。
以下に 「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」 それぞれの広告収益率をまとめてみました。
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
CPC | 0.63ドル | 3.61ドル | - |
CPM(RPM) | 2.8ドル | 9.88ドル | 7.24ドル |
CTR | 0.85% | 0.24% | - |
CPC クリックあたりの報酬額
CPM(RPM) 広告1000回表示された時の平均報酬額
CTR クリック率
上記の数字はあくまで参考値ですが、明らかに「ブログ」だけ CPC、 CPM、 CTR どれも低いです。じゃあ「ブログ」より 「YouTube」や「アプリ」で広告収入を目指した方がいいかというと、一概にそうとも言い切れません。例えば私が過去にブログサイトから Google Adsense でゲットした広告料。
自分が 4か月間 Google Adsense を利用したデータと一般的な Google Adsense のデータを比較してみます。
実事例 | 参考値 | |
---|---|---|
期間 | 約4か月間 | - |
広告表示回数 | 1738 | - |
クリック数 | 28 | - |
収入額 | 1870 | - |
CPC | 66円 | 0.63ドル |
CPM | 1077円 | 2.8ドル |
CTR | 1.6% | 0.85% |
すると CPM(RPM)や CTR は参考値とはまったくかけ離れた結果に。 CTR はサイトデザインで変わってくると思いますが、 CPC は Google Adsense から配信される広告内容によって変わってきます。私の場合は、CPC は参考値並だったのに対して、クリック率が参考値より高く、その結果 CPM が参考値の 5倍ほどに。当時のサイトデザインは残っていませんが、トップ画面の目立つところに Google Adsense の広告を貼っていましたので、よくクリックして貰えたのかもしれません。
YouTube や アプリについては広告表示できていませんので一般論しか言えませんが、運営するメディアの内容やアプリの内容によっては”高収益”期待できるかもしれません。ただし、広告内容は Google Adsense によって決められますので、広告を掲載するメディア運営側は「出たとこ勝負」になるでしょう。
■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の広告収益率を比較
一般的な数字で言えば広告の収益率は 「YouTube」「アプリ」 に軍配は上がりますが、上記でもご紹介したように「ブログ」の広告収益率もコンテンツ次第で大きく変わってきます。どうしても広告を運営する Google Adsense による影響が大きいので、「収益率が高いから YouTube」 と安直に判断してしまうのは ❌ かもしれません。あくまでも広告を掲載する私達は ”受け身” になる、 ”広告掲載料は決められない” ということだけ承諾しておく必要がありますね。
ただし、ブログや YouTube、 アプリが有名になると「広告掲載」のオファーが来るかもしれません。過去に私が経験したモノでは 「1か月 5000円」 で自サイトに広告を掲載しました。
カジノ運営サイトから広告掲載したい旨の相談メール
現在は”広告ブロッカー”が一般的になりましたので、上記のようなケースは今後少なくなるかもしれませんが、 YouTube や アプリ については”広告ブロッカー”が効かないので、自分のメディア、アプリが有名になれば「広告オファー」をゲットできるかもしれません。ただし、こちらも基本的には”受け身”になりますので、収益計画は立てづらいデメリットがあるでしょう。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の初期投資とランニングコスト
何事もはじめる時にかかる”初期費用”と”ランニングコスト"気になりますよね。「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」それぞれの運営コストについてまとめました。
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
収益開始まで | 遅め | 遅め | 早い |
収益率 | まずまず | まずまず | 自分次第 |
競合 | 多 | 多 | 多 |
必要最低限の機材 | パソコンかスマホ | パソコンかスマホ | パソコンとスマホ |
ランニングコスト | 0円〜 | 0円〜 | 25ドルもしくは年間99ドル〜 |
1作品あたりの工数 | 比較的小 | まずまずの手間 | 比較的大 |
売却 | OK | ❌ | OK |
まずどのレベルのクオリティーを求めるかにもよると思いますが、最低パソコンかスマホがあれば「ブログ」「YouTube」はじめることが可能。サブ収入や副業に「ブログ」「YouTube」が人気なのは、 ”タダで始められるから” という要素も大きいと思います。それに対して「アプリ開発」は、パソコンとスマホ両方が必要に。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」それぞれの運営コスト、もう少し詳しく確認してみたいと覆います。
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
最低コスト | 0円 | 0円 | Android 25ドル iOS 99ドル/年 |
一般コスト | 月3,000円 (レンタルサーバー、参考書etc) |
月3,000円 (参考書、オンライン教材etc) |
月6,000円(参考書etc) |
ハイクラス | 月58,000円 (プログラミングレッスン、レンタルサーバーetc) |
月10,000円 (ビデオエディター、Udemy、参考書etc) |
月60,000円 (プログラミングレッスン、参考書etc) |
表内の金額は、イメージ価格です。
ブログをはじめる場合のコスト
livedoorブログやファンブログ(A8.net)などの無料ブログサイトを利用すれば、タダでブログを始められます。 ただし、無料の場合はサブドメイン(〇〇.livedoor.com)となるため、検索者に表示されにくい状況。 そして Google Adsense はサブドメインを新規受付しない、という情報も。 その結果、無料でブログを始められるものの、自サイトをあまり見つけてもらえず、広告表示も難しいのでアフィリエイトに頼る結果に。
成功しているブロガーさんの多くは、独自ドメイン + レンタルサーバー等でサイトを運営管理。多くの場合で”WordPress”というプログラムを使って記事を管理しています。”WordPress”独学でも運営できると思いますが、ワンランク上を目指すと本格的な学習も必要になるでしょう。
YouTuberになるためのコスト
スマホで動画を撮影し、YouTubeにアップロードすれば YouTuberデビュー です。ただし、動画編集は限られたものになりますので、再生回数を増やそうと思うと、画期的なアイディアが必要に。
成功している YouTuber さんの動画を見ると、やはり”マイク”や”ビデオ”、”動画編集ソフト”にお金をかけています。またジャンルにもよりますが”衣装代””材料費””交通費”等の出費も。テレビ番組の制作と一緒で、なかなかタダでコンテンツ作成、というのは限界があるようです。
アプリをリリースするためのコスト
アプリを開発する専用ソフト「Android Studio」「Xcode」はフリーですが、自分のアプリを配信しようと思うと、 Google Play や App Store(iPhone) に申請する必要があります。その際に Google Play であれば最初に 25ドル、 App Store であれば毎年 99ドル必要に。タダで始められない、しかもアプリ開発なんてやったことない、という環境もあって「アプリ開発」は初心者が近寄りがたいイメージになっているのでしょう。
確かに App Store の場合であれば、毎年 1万円分アプリで稼がないと ”赤字”。しかし、 Google Play の場合は最初だけ 25ドル払えば、あとはいくつアプリをリリースしても基本お金がかかることはありません。25ドル、チョット勇気のいる数字ですが”自己投資”と考えれば決して高くないでしょう。
ただ「アプリ開発」の場合、「ブログ」や「YouTube」の参考書に比べると参考書が割高で 1冊 3000円ぐらい。しかも 1冊では情報が限定的なので、 2、3冊あった方がいいのですが、結構高くつきます。
■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の初期投資とランニングコスト
「アプリ開発」以外は、タダではじめることができますが、タダで「ブログ」や「YouTube」はじめた場合、肝心の ”広告掲載” までの道のりは険しいかもしれません。成功しているブロガーさんや YouTuberさんを見ていると、皆さん「タダ」で作成、運営しているとは到底思えません。
ブロガーさんの場合では、「ドメイン」「レンタルサーバー」「画像素材」「材料調達」に資金を投じ、 YouTuberさんも「資材調達」「動画編集ソフト」「機材」にお金を掛けている様子。確かにいくらかのお金はかかるでしょうが、上手くいけばそれ以上の見返りも期待できる、そういったモチベーションで皆さん頑張っていると思います。私自身もブログで紹介したサービスは、基本試しました。
つまり本当にサブ収入を考えるなら、ある程度の”初期投資”も必要ということでしょう。そう考えればアプリ開発にかかる 25ドル(Android)、決して高くないかもしれませんね。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の売買
ブログ | YouTube | アプリ開発 | |
---|---|---|---|
収益開始まで | 遅め | 遅め | 早い |
収益率 | まずまず | まずまず | 自分次第 |
競合 | 多 | 多 | 多 |
必要最低限の機材 | パソコンかスマホ | パソコンかスマホ | パソコンとスマホ |
ランニングコスト | 0円〜 | 0円〜 | 25ドルもしくは年間99ドル〜 |
1作品あたりの工数 | 比較的小 | まずまずの手間 | 比較的大 |
売却 | OK | ❌ | OK |
ちょっと意外かもしれませんが、「ブログ」と「アプリ」は他人に売却することができます。「YouTube」は、現在の利用規約上、他人に”チャンネル””YouTube上のコンテンツ”を譲渡することはできません。
実際に私は 100万円で自分のサイト(bitcoin-with.com)を売却した経験があるのですが、この”売却”悪くないです。最初はサブ収入を目標に「ブログ」「アプリ開発」をはじめると思いますが、開始から年月が経つと、いろいろ勉強して情報が入ってきて、多くの場合でやりたいことの”幅”が広がります。その結果、「ブログ」や「アプリ」運営の負担が重荷に。
そうした時、自分の作った「ブログ」や「アプリ」を欲しいと言ってくれる人がいたら、嬉しくありませんか。少なくとも私は嬉しかったです、誰かに評価してもらえる、ということは純粋に嬉しいことです。
実際の売却価格は、買い手との相談になると思いますが、売値は”自分次第”。日々頑張ってどれだけの記事を投稿し、どれだけ収益を上げているかによって価格は変わってくるでしょう。
■まとめ■「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」の売買
「ブログ」と「アプリ」は売ることができる。「YouTube」は利用規約上、売却できない。
「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」で収益を上げている方々
Web検索でヒットした情報を以下にご紹介。
収益化しているブロガーさん
開始年数 | 記事数 | 月間収益 | |
---|---|---|---|
アナザーディメンション | 2011 | - | 100万円 |
専業主婦卒業宣言! | 2017 | 248 | 14万円 |
あしたはもっと遠くへいこう | 2010 | - | 15〜30万円 |
フリーランス農家 | 2016 | - | 100万円 |
ノマド的節約術 | 2011 | - | 3万円以上 |
一般的に開始年数が古く、記事数の多い方が儲かっているイメージはありますが、上記のようにまとめてみると一概にそうとも言い切れないよう。各ブログを拝見してみると、どのサイトもテーマが決まっていて、情報がまとまっている、収益イメージが確立されている印象を受けました。
収益化している YouTuber さんのご紹介
開始年数 | 公開本数 | 推定年間収益 | |
---|---|---|---|
キッズライン♡Kids Line幼児チャンネル | 2011 | 3666 | 1億1964万円 |
HikakinTV | 2011 | 2632 | 9279万円 |
プリンセス姫スイートTV Princess Hime Suite TV | 2013 | 1508 | 7089万円 |
振り切り集マニアック | 2017 | 85 | 7万円 |
YouTuber情報サイト「チューバータウン」を元に検索したところ、トップの推定年収は 1億円超え。しかし、2011年から 2018年までの間に 3666本の動画をアップしていますので、単純計算で 1日 1本の動画を UP。これはスゴイことです。実際に私も時折 AI や Android のチュートリアル動画*をアップしますが、動画の企画、録音、失敗、編集、アップロードなど一連の作業には、10分ぐらいの動画でも 2、 3時間はかかります。これを 8年間毎日やってきたというのはスゴイことでしょう。 また逆に 2017年ぐらいに YouTube をはじめた方も年間 7万円ほどの広告収入が。これからも努力次第で収益化、狙えそうですね。
収益化している個人のアプリ開発者さんのご紹介
- 月150万円 わけんさん
- 月2万円 会社員Shiraさん
- 月2万5千円 めぐみかん
- 初月1600円 退屈と戦うための趣味を探すブログさん
Web検索でヒットした限りなので情報が少ないですが、個人からアプリ開発を経て起業して、月200万円オーバーなど収益面については色々です。 YouTuber などに比べると収益面のインパクトは欠けるかもしれませんが、収益モデルは”課金”が大半を占めるケースが多いので、広告やアフィリエイト、SEOなど第三の影響を受けにくい特徴があるでしょう。
また今回は取り上げていませんが、 Webアプリで成功している方もチラチラいらっしゃる様子。こちらの「まちかどルート」という Ruby on Rails 製のアプリは 5000万円で問い合わせが入っているよう。Webに加えて Android用にもアプリ公開されています(詳細)。
補足情報
広告市況
img : eMarketer.com
まず世界的な広告市場を確認すると、現在広告市場の約半分がデジタル広告となっています。そしてそのデジタル広告のシェアと売上高は、上図のように今後も拡大見通し。またその”デジタル広告”の内、半分はモバイル広告という統計が*。
そしてこの巨大化するデジタル広告市場、実は約 3割を Googleが占めているという状況。2位は Facebookで 3位に アリババ。「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」で広告収入を考えた時、 Google Adsense や Google AdMob が外せない訳がここにありますね。
【Google の広告売上推移】
【Google Play と App Store の売上比較】
私達の賃金上昇率とは裏腹に、Google Play と App Store の売上は前年比で 20% 以上の上昇です。スゴイですね。
そして少し前のデータですが、2016年から2017年の広告市場別の”延び”は下記のように。
デスクトップ向けの広告は低下気味なのに対して、モバイル向け広告は拡大。主に「動画」「SNS」「アプリ」でモバイル向け広告で需要が高まっている様子。「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」いずれにしても”モバイルファースト”は、必須ですね。
ブログサイトの売買マーケット
【国内】
【海外】
アプリの売買マーケット
【海外】
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
今回「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」をはじめる場合の収益性やコスト、売却までをご紹介しました。それぞれ収益につながるまでの”時期”や”収益額”は違ってきて、サブ収入を考える方にとっては悩ましいことだと思います。
シンプルに考えれば、どれか 1つに絞ろうとするから悩ましいのではないでしょうか?そうです、全部やっちゃえば三方からの収益を期待できるのではないでしょうか? いきなり 3つのことをはじめるのはムリでしょうが、 1年後には「ブログ」「YouTube」「アプリ開発」 3つを運営していると想像すれば、どうでしょうか、何とかなりそうではないでしょうか?
私自身「アプリ開発」はまだなものの、 3つの運営、ムリじゃないと思っています。アプリ開発に向けて学んだことをブログ化し、チュートリアル動画にもまとめて YouTube化し配信、そしてアプリも公開。理想的なことですが、 3つのプラットフォームでコンテンツを運営できれば収益の機会も 3つ得ることができます。 何事の経営にも通じることと思いますが、収入源を増やすことでリスクヘッジにもなりますし、さらなる可能性にも期待。
「YouTubeならまだしも、アプリ開発かぁ...」「本格的なアフィリエイトサイト作りたいけど、Web とか プログラムのこと、よくわからないんだよな...」という方、全部自分一人でやってしまおうと考えていませんか?
初心者の方から定評のあるプログラミングスクール「CodeCamp」では、ブログや Webページ、それからアプリ開発の基礎レッスンを現役エンジニアによって指導中。今までできなかったことは、今までと違う環境にすればできるようになるのではないでしょうか?
プログラミングスクールというと、お金はかかりますが、自分への投資、自分のアップグレード、と考えると何とかなりそうな額ではないでしょうか?
- Webマスターコース(2か月間 ¥148,000〜)
- デザインマスターコース(2か月間 ¥148,000〜)
- アプリマスターコース(2か月間 ¥148,000〜)
- テクノロジーリテラシー 速習コース(2週間目安 ¥128,000)
- 受け放題コース(2か月間 ¥398,000〜)
上記価格は、消費税抜き・入学金抜き の価格です。
資金面がなんとかなりそうでしたら、次は「どのコースを選ぶべきか」ということですが、とりあえず『無料体験レッスン』を受講してみませんか? CodeCamp では随時無料体験を受付中で、オンラインで申し込み・無料体験を完結できます。今まで止まっていた時間、 CodeCamp で巻き返してみませんか? 無料体験の詳しい情報は、公式ページ よりチェックしてみて下さい。
- この記事を書いた人
- オシママサラ