- 更新日: 2019年04月19日
- 公開日: 2017年06月29日
【初心者向け】WordPressを効果的に勉強する4つの方法
WordPressをはじめてみたいと思ったものの、どこから勉強していいのか、なにを勉強したらいいのかわからないかたも多いのではないでしょうか?世界中で利用され、そのカスタマイズ性の高さとコンテンツ管理のしやすさから人気を集めているWordPress。より効果的に身に着けて、機能的でキレイなサイトを作れるようになりましょう。
今回は、WordPressのできるだけ効果的な勉強法についてご紹介します。
1.Webサービスで学習する
まずはウェブサービスでの学習法を紹介していきます。こちらの学習法のポイントは以下の3点です。
- 無料のものが多い
- 動画で学べるものもあり、イメージがつきやすい
- 学習する時間や場所に制限がない
どれも無料で見ることができるので、ぜひ一度使ってみてください。
オススメサービス1:ドットインストール
WordPressをこれから学びたい人に、ドットインストールはかなりオススメ。短い動画でテンポよく学習できるので、スキマ時間での勉強にもぴったりです。
動画学習のサイトですが、実際に手を動かすことを重視した内容なので、スピーディーな理解が望めます。
オススメサービス2:シラバス
シラバスはウェブコンテンツを作る全体の流れを知りながら、かつWordPressについて学習できるサイトです。WordPressで企業サイトをつくるためのコースがあり、実践的で力がつきますよ。
この他にも、Web制作の内容が網羅的かつ体系的に載っているので、これからサイト運営をしていきたい人は要チェック。
オススメサービス3:バズ部
WordPressでサイトを運営するときに、参考になるポイントを網羅的にのせているのが、こちらの「バズ部」です。サイトを作るためのWordPress使用法はもちろん、サイトが出来上がったあとの集客・運営についてもよい情報がつまっています。
WordPressのテーマも提供しており、テーマ編集からSEOまで幅広い分野の学習ができますよ。
お探しの記事は見つかりませんでした
2.書籍で勉強する
次は、本を使って学習する方法です。こちらの学習法のポイントは以下の3点です。
- 自分のペースで学べる
- 専門的なこともわかりやすくまとまっている
- 知っている箇所は読み飛ばせる
インターネットの断片的な情報と比べると、一人(もしくは少数人)の著者がきちんと情報をまとめてくれるのは、大きなメリットですね。ここからは、WordPressを初心者が学ぶときにおすすめの本を3冊ご紹介します。
オススメ本1:いちばんやさしいWordPressの教本 第2版 WordPress 4.x対応
インプレス
売り上げランキング: 19,620
【価格:1,706円(単行本、2017年5月9日時点)】
Tech2GO編集部コメント
いちばんやさしい教本シリーズのWordpress版です。本格的なWebサイトを、WordPressで作成するところまでいくことが目的となっています。 初期設定から運用まで、順を追ってキャプチャを使いつつ説明しています。コードの書き方がわからなくても手本をまねるだけという手軽さがいいですね。
WordPressをまだ触ったことがない、というかたはこちらの本から始めましょう。
ユーザーレビュー
現在、ワードプレスでホームページを作成中です。 ワードプレスのテーマに迷っていましたが、この本で進めている、 BizVektor (ビスベクトル)に出会いました。 この本が素晴らしいのは、しっかり最後まで丁寧に 説明していただいるので迷うことはありません。 付随のオプションもしっかり利用できるものです。
オススメ本2:WordPress シンプルスタイル カフェサイト おしゃれなお店のWebページを作ろう
売り上げランキング: 109,310
【価格:2,592円(単行本、2017年5月9日時点)】
Tech2GO編集部コメント
「パン屋のWEBサイトを作る」というシチュエーションで、一からサイトを作る流れを解説している本です。WordPressの作成はもちろんのこと、レンタルサーバーを借りるところなど、サイトを作る前の準備などについても解説しています。
「WordPressって難しそう…」と思っているかたは、技術的な部分を抜きにしてサイトを作ることができる本書がおすすめです。
ユーザーレビュー
以前、ホームページビルダーにて店のホームページを作った経験はある者です。"WordPress"という新参者のサイト作りツールがあるということを知りこの本を手に取りました。
内容はサーバー会社の契約から街のパン屋さんを題材にホームページを作っていきます。TwitterやGoogle Mapを統合するまでプログラムは書かずにできるようになっています。確かに、より細かな設定をしたい場合は、WordPress向けにプログラムを書かないといけないのですが、この本は「街のパン屋さん」が題材のためにプログラムを知らなくとも素敵なホームページができるようになっています。きちんと、重要なキーワードには説明が入っており、挫折してしまうような本ではありません。
素敵な画の素材も付いており、WordPress入門書としては良いと思いました。
オススメ本3:WordPress標準デザイン講座【Version 4.x対応】
翔泳社
売り上げランキング: 400,229
【価格:2,592円(単行本、2017年5月9日時点)】
Tech2GO編集部コメント
WordPressのインストール方法から、PHPの基礎知識、サイト設計に至るまで丁寧かつ簡潔に説明されている一冊です。簡単なHTML/CSSへの理解が求められる部分もありますが、WordPressについての前提知識は不要でしょう。
「HTML/CSSは知ってるけど、WordPressを触るのは初めて」というかたは、こちらの本から始めるとよさそうです。
ユーザーレビュー
これまで色々なWordPress本を購入しました。 当たり外れもありましたが、この本はテーマ制作を行いたい中級者レベルに合わせて 必要な事を一式詰め込んだ本です。テーマ制作を行わない一般ユーザには多少難しいと思います。
個人的にもう長い解説文やチュートリアルは必要なかったので、 辞書的に使い込めて、丁度良い一冊に出会えて良かったです。
もしWP本を2冊買うなら、この本を必須にするといいと思います。 もう一冊は自身のレベルに合わせて初心者向けの本なり、 プラグイン開発者向けの上級本なり、用途に合わせればOK。
3.イベントに参加する
イベントを通じてWordPressの知識をつけるのも、初心者にはオススメの方法です。というのも、イベントに参加することで「WordPressのためのPHPはどこから押さえたらよいのか」のような、Webサービスや本では理解しにくい情報を得ることができるからです。
また、同じWordPressを学んでいる仲間が見つかるので、学習のモチベーション維持にも活用できます。
Doorkeeper上のWordPressコミュニティでWordPressのイベント情報を得ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
4.とにかく実践する
Webサービスを見たり、本を読んだり、イベントに参加することも大事ですが、実践することも忘れてはいけません。WordPressの中身をいじらずに、本やWebを眺めているだけ、という状態には十分に気をつけてください。
野球やサッカーにおいて解説本を読むだけでは上達しないのと同じく、本やサイトでプログラミング言語を読んでいても上達しません。よくわからない言葉や構文がたくさん出てくると思いますが、それでもとにかくWordPressに触れてください。 そして、「自分のした作業でWordPressが動いた」という実感を早めに得ましょう。それが続けるためのモチベーションにもなりますよ。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
まとめ
今回ご紹介した学習のポイントをまとめると、以下のようになります。
- Webサービスで学習する
- 書籍で勉強する
- イベントに参加する
- とにかく実践する
効果的にWordPressを勉強することで、実力が早くつくのはもちろん、WordPressを使うのが楽しくなるメリットもあります。実力がちゃんとついてくれば、自ずと楽しめるはずです。
- この記事を書いた人
- 黒田剛司