- 更新日: 2017年03月21日
- 公開日: 2015年04月08日
スマホアプリ開発の必需品!厳選ワイヤーフレームツール5選
ホームページの制作と同様に、アプリについてもワイヤーフレームが重要になってきます。デザインや機能がいくら優れているアプリでも、ワイヤーフレームがしっかりしていないと利用者にとって扱いにくく、ユーザーが離れていってしまいますよね。
そんなアプリ開発において重要なワイヤーフレームをサポートしてくれるソフトを5つご紹介します。
アプリのワイヤーフレームが作れるツール5選
イラストがワイヤーフレームになる「POP」
POP/日本語ソフト
写真や画像(アプリ・テンプレート)を元にアプリのワイヤーフレームを制作し、モックアップまでできます。ワイヤーフレーム制作時には、ハイセキュリティーな「128bitSSLエンクリプション」に守られていて、プライベートな作業も安心して行うことができます。また制作中のデータはDropboxと同期できるので、万が一の時もバックアップがとれて安心できます。
共同制作モードでは、チームでデザイン上の気になるポイントにコメントを残せて、よりスピーディーにアプリ開発できるよう環境整備されています。 フリーアカウントでもPOP で制作したワイヤーフレームの操作確認はできて、もっとPOP を使いこなしたい場合は有償プラン月10ドルからの利用となります。
使い方は、アプリケーション 「POP」 をダウンロードして制作していきます。プラットフォームは、日本語化されているので安心して作業を進めることができますよ。
国内大手IT企業採用の「prott」
prott /日本語ソフト
国内大手企業のDeNAやYahoo!Japan、クックパッドなど多くのアプリ制作企業が利用しているソフト「prott」。1プロジェクトなら無料で利用でき、最新のアプリ・ワイヤーフレーム現場をのぞくことができます。複数のプロジェクトを抱える場合は、月1400円から9900円でたくさんのプロジェクトを管理することができます。
利用方法はアカウント登録して、アップルストアからソフトをダウンロードします。(2015.3.28 時点において Windows での開発環境は未整備)あとは手書きで書いたワイヤーフレームを写真にとって、みんなで情報共有しながらアプリ制作となります。
ソフトは、日本語に翻訳されていますが、現在Apple 用にしかprott アプリはリリースされていません。
一目瞭然でイメージしやすい「Fluidui」
Fluid /英語ソフト
ワイヤーフレーム・ソフトのトップランクに入る「Fluid」。196カ国23万以上のユーザーが利用していてワイヤーフレーム制作には欠かせない存在となってきています。アプリ構成で必要なナビゲーションバーやタブ、ボタンの種類も豊富で、2000以上のウィジェットが用意されてます。またウェアラブル端末用アプリのワイヤーフレームにも対応していて「Google グラス」や「Galaxy Gear」「Apple Watch」のアプリ開発に使うこともできます。
モックアップは、PC・スマホのどちらでも確認可能でより効率的にワイヤーフレームを作成できる環境となっています。10ページ1プロジェクトまでの利用であれば無料でFluid を利用でき、複数のプロジェクトやファイル出力を行おうと思うと月12ドルからの有償プランの利用となります。Internet Explorer には非対応でGoogleクロームもしくはFireFOX、サファリで利用する必要があります。
https://www.youtube.com/watch?v=NQ6QT38GiOM
充実SNS機能で開発しやすい「invision」
invision /英語ソフト
こちらもワイヤーフレーム・ソフトのトップランクに入る「invision」。世界中で70万人以上のウェブ・デザイナーが愛用し、アマチュアからフリーランスまで幅広く使われています。最大の特徴は、制作中のワイヤーフレームをチームで共有し、気になるポイントにコメントを書いたりしてタイムリーにデザインを補正できる点です。他のワイヤーフレーム・ソフトでもこのようなSNS機能を盛り込んだソフトはありますが、invisionはその中でも支持率が高く、人気のワイヤーフレーム開発ソフトとなっています。
オフラインで作業できる「justinmind」
Justinmind /英語ソフト
オンラインでワイヤーフレームを開発するソフトが多い中で、JUSTINMINDはソフトをインストールしてワイヤーフレームの制作作業を行います。利用者は世界に45万以上いて、GoogleやAdobe、NASAなどでも使われ、ワイヤフレーム開発ソフトを代表する存在になります。
制作作業は、専用ソフトをインストールしたのち、ドラッグ&ドロップ方式と手動設定でワイヤーフレームを構成していきます。アプリ内の各動作を細かく設定できるので本格的なアプリ開発には強力なツールですが、とりあえずのアプリ制作には少し敷居が高いソフトと考えられます。タッチやスワイプなどのジェスチャー設定も簡単にできて、500以上のウェブ・モバイルウィジェットでスピーディーに制作していくことができます。制作したワイヤーフレームはスマホから確認できて、ファイル出力には月19ドルからのユーザー登録が必要になります。
おまけ
ポイントはローコスト!ストレージ8GB、20プロジェクト。月4.99ドル(1か月お試しあり)。英語。
ポイントは、アプリ内の構成がとびっきり設定しやすい!月20ドル(1か月お試しあり)。英語。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く!!/
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近のアプリ開発の現場では、ワイヤーフレームに「イメージマップ機能」と「SNS」が積極的に活用されていることが分かります。頭の中で思いついたことを紙に書いて、写真にとって、仲間と共有して、スマホでデモを見て、修正してという一連の作業がアマチュアでもストレスなく開発できる環境になってきています。
こんなアプリあったらいいな、をカタチにしてみませんか?
- この記事を書いた人
- オシママサラ