- 更新日: 2018年11月15日
- 公開日: 2015年06月05日
アプリ開発の参考にしたい天才的アイディアアプリ10選
アプリ開発の勉強を始めてみたものの、何を作ればいいのか分からない。アプリ開発をしてみたいけれど、何ができるのかイメージがわかない。アプリ開発初心者の方からはそんな声がよく聞かれます。
何を作るのか考えることと、それを実現する方法を学ぶことは違いますので、それも当然です。そんなときは、天才的なアイディアにたくさん触れることがおススメです。優れたアイディアから学び、ときには盗み、アプリ開発の参考にしてみてください。
アプリ開発の参考にしたい天才的アイディアアプリ10選
猫と会話ができる
参照:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.electricfrenchfries.htct.free
猫と話してみたいと思ったことはありませんか?Human-to-Cat Translatorは、あなたの声を猫語?に翻訳してくれます。あなたは人間の言葉でアプリに声をかけるだけです。アプリは、搭載された猫語の例の中から、適切なフレーズを再生して、猫に話しかけてくれます。猫の注意をひくことは間違いありません。 アプリを使えば、漫画や映画の世界の機能を実現することも可能です。空想の世界に着想を得て、それをどう実現するのか考えてみてはいかがでしょうか。
スワイプするだけで異性に出会える
その優れたデザインで世界的に大ヒットしているのがTinderです。位置情報をもとに自分の近くにいる異性の写真がアプリに表示されます。好みの異性であれば右へスワイプ、パスする場合は左へスワイプします。お互いに右スワイプした場合のみ、連絡をとりあうことができるようになります。次々と現れる異性を「好き」「嫌い」と振り分けていくのは、楽しい体験です。特に女性に人気があるそうです。 アプリの場合、機能を作りこむよりも、単純に楽しめるつくりにしたほうが、ユーザに受け入れられやすいことを示す良い例でしょう。
天才的なスキャンアプリ
参照:http://www.thegrizzlylabs.com/
Genius Scanはその名のとおり、天才的なスキャンアプリです。レシートなどの小さな紙を写真でとったときに、このアプリで紙の傾きなどを補正して、より綺麗に見えるように保存することができます。Emailで送信したり、PDFに保存したりする便利な機能もあります。また、Dropboxなどのクラウド型のファイル管理サービスと連携しているので、PCに送る手間もありません。 電子帳簿保存法の改正により、領収書などのスキャン保存が認められるようになりました。このように時代の要請にあったアプリ、日々の生活の時間短縮を支援するアプリは人気が出ます。
ペットや自宅の監視ができる
ManythingはあなたのiPhoneやiPadを監視カメラに早変わりさせるアプリです。「部屋に残したペットが心配だ」「個人商店の店舗を留守にするときに、セキュリティが心配だ」「でもセキュリティシステムは高すぎる」そういったニーズにこたえるのがこのアプリです。撮影ボタンを押すだけで、映像がクラウド上に保存されていきます。ペットや人の動きを検知して、別のスマートフォンに通知を送ることも可能です。 既存の高価な製品を、アプリで代替できないか考えることは、アプリ開発のはじめのステップとして有効でしょう。
簡単に3D写真がつくれる
参照:http://www.juicybitssoftware.com/3dcamera/
3D CAMERAは立体的な写真を簡単に作れるアプリです。三次元の画像をつくるには、人間が右目と左目から見ているように、ある物体に対し、右側と左側から写真をとります。スマートフォン上で写真を選択すると、アプリの中で画像が組み合わされ、三次元の画像が生成されます。三次元メガネなど、他のデバイスは必要ありません。作られた三次元画像はFacebookやTwitterで共有できます。 このような芸術性のあるアプリが作れると、とても楽しいでしょう。
目覚めを楽しくしたい
目覚まし時計は昔からありますが、Wakieはその概念を覆します。このアプリで目覚まし時刻を設定すると、このアプリを使っている他のメンバーから設定時刻に合わせて電話がかかってきます。80か国以上、150万人のメンバーがすでに登録しています。世界のどこかから電話がかかってきて、目覚めとともに会話を楽しむ。素敵な朝だと思いませんか? アプリ開発者はアイデア一つで世界中のユーザを巻き込むことができるのです。
二人の顔を交換したら?
参照:http://blackfrogindustries.com/iswapfaces.html
あなたの恋人・家族・友人と顔が入れ替わったとしたら、どうしますか?そんなことは起きませんが、アプリの中では起こせます。二人の顔がうつるようにスマートフォンで写真をとってから、このアプリの中でその顔の位置を指定します。そうすると、このアプリは二人の顔を交換した画像を作ってくれます。恋人・家族・友人と楽しめるアプリです。 こんな荒唐無稽なアイディアも受け入れられるのがアプリ開発の面白いところです。
ドラゴンが自分の部屋に来たら?
参照:http://uselessiphonestuff.com/?app=dragon-detector-virtual-dragon
Dragon DetectorはAR (拡張現実) というコンセプトを実現したゲームです。ARとは、スマートフォンを通してみた景色に、データや画像を付加して、現実世界に付加価値を与える方法です。このゲームでは、スマートフォンのカメラを通してみる現実世界に、なんとドラゴンが現れます。カメラを動かすのにあわせて、ドラゴンは飛び上がったり、着地したりします。そして、画面をタップすると火を噴きます!
ARはカメラを搭載したモバイル機器に特有のコンセプトです。ぜひARのアイディアを考えてみてください。
最も評価の高いゾンビゲーム
参照:http://www.audiodefence.com/
Zombie Arenaは2013年にもっとも高い評価を得たモバイルゲームです。ゾンビと戦うゲームですが、映像はありません。ユーザは目の見えない状態で、ゾンビと戦わなければいけないのです。3Dサラウンドのリアルな音は恐怖感をより高めます。ステージや武器がいくつも用意されていて、ユーザの満足度が非常に高いゲームです。 アプリ開発の観点では、映像を使わずに、音声の品質を上げたところがポイントでしょう。既存の何かから、引き算してみることで、新しいアイディアが生まれることはよくあります。
あなたも報道カメラマン
Scoopshotは、スクープ写真を共有するアプリです。事件性の高い場面に遭遇したときに、写真をとってアプリに登録します。注目度が高い事件であれば、メディアが購入し、ユーザにお金が支払われます。170か国に利用が広がっています。特定の分野についてのスクープ写真を探すこともできます。 モバイルアプリは、デスクトップのサービスとは異なり、いつでもどこでも利用することができます。今この一瞬に使いたい機能は何なのかを考えてみると、アプリのアイディアが生まれるかもしれません。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く!!/
まとめ
多くのアプリ開発学習者は、何を作るかアイディアがないという壁に当たります。そういった場合に参考になる、アイディアが斬新なアプリを紹介しました。日常生活に必要なもの・モバイルだからできること・ただ楽しいだけのものなど、様々なアイディアがあります。天才的なアイディアを参考に、アプリ開発を楽しんでください。
- この記事を書いた人
- 佐藤隆之