アプリ開発で起業しよう!参考にしたい成功事例8選

アプリ開発で起業しよう!参考にしたい成功事例8選

2009年7月に日本初となるスマホが発売されて今年で6年になります。2014年のアンドロイドとiPhone のアプリ総数は200万本を超え、開発中アプリも60万件以上に及びます。 また日本国内のアプリ市場は、2013年で8200億円規模といわれ、それに携わる人は56.5万人と推計されています。

そんな急成長かつ巨大市場の中で、アプリ開発によって成功を収めた方も少なくありません。アプリ開発によって成功している事例をいくつかご紹介します。

目次
  1. アプリ開発によって起業した事例8選
  2. 動画アプリで起業した「SlideStory」
  3. カメラアプリがきっかけとなった「THE GUILD」
  4. 兼業アプリ開発を実現した「Zaim」
  5. 写真シェアの革命を起こす「Seconds & KOALA」
  6. 脱サラから起業した「Appliss」
  7. 起業後にアプリヒットさせた駐車場の「akippa」
  8. 個人で頑張ったらヒットした「YaneDaisukeさん」
  9. スキマを突いたアプリ「日本国憲法」
  10. まとめ

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2009年7月に日本初となるスマホが発売されて今年で6年になります。2014年のアンドロイドとiPhone のアプリ総数は200万本を超え、開発中アプリも60万件以上に及びます。 また日本国内のアプリ市場は、2013年で8200億円規模といわれ、それに携わる人は56.5万人と推計されています。 そんな急成長かつ巨大市場の中で、アプリ開発によって成功を収めた方も少なくありません。アプリ開発によって成功している事例をいくつかご紹介します。

アプリ開発によって起業した事例8選

動画アプリで起業した「SlideStory」

image nanameue,lnc.

動画系アプリのパイオニアとして知られる「SlideStory」。2013年10月にリリースして1年経たない内に150万以上のダウンロード達成。このアプリを開発した株式会社ナナメウエを探ってみます。 まずそもそもこの「SlideStory」というアプリを作ろう!と思った動機は、Honda からリリースされている「RoadMovies」に影響されたから、とCEO 瀧嶋さんは語ります。RoadMovies に影響されてから自然と動画アプリの開発にのめり込んでいくようになり、大学のゼミで知り合った石濱さんと「SlideStory」の開発にこじつけています。 アプリ業界のカリスマ的存在である瀧嶋さんですが、アプリ開発に興味を持ち始めたのは20歳ぐらいといわれています。その後IT企業を数社経験し、2013年5月に自社を法人化、起業に成功しています。 ㈱ナナメウエの成功は、優れたアプリ開発力とユーザー目線のスタンス、儲けに急いでいないことでしょう。また起業面でポイントとなる資金調達も、難なく乗り越えられたことが成功へとつながっています。今後は SlideStory の機能を充実させて、有償のアップグレード版を提供していき収益を上げたいと考えておられます。

カメラアプリがきっかけとなった「THE GUILD」

image 株式会社 THE GUILD

テレビ局とのアプリ開発「フリフリTV」からゴジラ体験ができる「THE GIANT MAP」、次世代スピーカー「Lyric Speaker」とのコラボ・アプリなど縦横無尽にアプリ開発するTHE GUILD。その成功に至った経緯について探ってみます。 THE GUILD の代表を務める深津さんが、ITに興味を持ち始めたのは大学生時代になります。2005年ごろからブログをはじめて(ロンドン在住時)、当時としては珍しい Flash の技術ネタについて取り上げ、それに興味をもった Tha ltd. の中村さんからオファーをもらい、その後ltd. に就職しています。ltd. では、FLASH を活かした WEB サイト事業に携われていました。その後、写真アプリ「ToyCamera」がヒットし、2013年にTHE GUILD の起業に成功しています。 ToyCamera の成功の裏側には、当時発売されていたiPhone の弱いカメラ機能を補うことができたからです。得意のFLASH 技術を活かし開発を進めましたが、慣れないObjective-CやApp Store の申請で苦労されたそうです。苦戦した反面、当時はアプリをリリースできる人も少なく公開したアプリは、しばらくの間ランキングトップで推移できていました。その資金と実績を元に起業へと舵をきって行きました。

兼業アプリ開発を実現した「Zaim」

image 株式会社 Zaim

国内最大級の家計簿アプリ「Zaim」。ダウンロード数350万件を超えて、84%のユーザーが Zaim なら家計簿を続けられると回答。そんな人気アプリを開発したのは、1979年生まれのスマート・ウーマンだ。 Zaim の代表 閑歳孝子さんは、バリバリのプログラマーというわけではありませんが、学生時代から独自のSNSを開発する技術力の持ち主でした。そんな学生時代に、自分の作ったものが人に使われて、役立つ喜びを体験していました。大学卒業後は、出版社、WEB関連会社、ビッグデータ解析会社、そして Zaim の起業とキャリアアップされています。

Zaim の開発に至った経緯は、まず「Teclosion2011」というイベントに参加することが決まり、そこからどんなアプリを開発しよう?と企画・設計し、家計簿アプリに至ったそうです。アプリ開発の環境は、通勤時間と終業後の時間、土日を使って開発が進みました。技術的な問題については、職業柄エンジニアと接することが多く、日常業務の中で積極的にプログラミングに触れることで習得していったようです。WEB業界に入る前は、HTML と CGI が書ける程度だったそうですよ。アプリリリース後は、1年でダウンロード数が30万件を超えて、投稿件数が1000万件を超えたあたりから法人化を進めていきました。 Zaim の閑歳さんのように「アプリで人を喜ばせたい」と思えば、あなたもアプリ開発者として成功できる?かもしれませんね。

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写真シェアの革命を起こす「Seconds & KOALA」

image Sconds, KOALA

今ベトナム、中国で写真シェアの革命が起きています。撮った写真を瞬時に友達とシェアできるアプリ「Seconds」と自撮りに一言入れられる「KOALA」です。写真機能とSNSが連動したアプリは「Facebook」や「LINE」 などいろいろありますが、写真を撮って、シェアボタンを押して、相手を指定して、、、といくつものステップが必要になってきます。そんな余計な手間を省いた写真シェアアプリが「Seconds」になります。「KOALA」は、自撮りに吹き込みを入れて友達とシェアできるという面白いアプリになります。

これらのアプリは、Cinnamon 社によって開発されています。開発拠点は日本ではなくベトナムに構えており、アプリのリリースも日本からではなくタイやシンガポール、中国といったアジア新興国から攻めていっています。ベトナムに拠点を置いた理由は、人件費が日本の10分の1程度で優秀なエンジニアがたくさんいることです。日本では資金的に難しいような iPhone と Android のアプリ開発が無理なく同時進行できるそうです。

Cinnamon の代表は日本人女性の平野さんになります。平野さんは東京大学在学中に「未踏ソフトウェア創造事業」に参加した敏腕エンジニアで、学生時代に創業したベンチャー企業「ネイキッドテクノロジー」も2011年にミクシィに売却した経験をもつ「経営者」でもあります。2014年2月にはサイバーエージェント・ベンチャーズをはじめとする複数の企業から1億5千万円の資金調達も行っています。そんな成功の連続サイクルを実現できている平野さんは、以下のことを実行しています。

  • やる気のリミットである二週間で、PDCAを回す
  • いろんなことをやろうとせず、一番大切なことにフォーカスする
  • 自分なりの判断基準で100点を目指す
今後はユーザー数5億人を目標にしていて、世界で使われるようなプロダクトを計画されています。また資金面でも香港、アメリカ、日本あたりでIPOを考えているみたいですよ。

脱サラから起業した「Appliss」

image Appliss 株式会社

脱サラ、フリーサンス、起業のミチを歩んできた Appliss をご紹介します。2014年2月にリリースした「名探偵コナンの脱出ゲーム」は35日間で60万ダウンロードを記録し、App Storeの無料ランキングで第2位、ゲーム部門では1位を獲得するなど大ヒットを記録しています。 Appliss 創業の貝森さんはバリバリのプログラマーかな、と思うと以外にも過去の経歴はそうではありません。美術大学を卒業後、メーカーのデザイナーとして2年間働いた後に起業されています。起業の理由は、サラリーマンであることの危機感とiPhoneやネットビジネスの登場をみて「個人でも勝負できる時がきた」と貝森さんは考え実行に移されました。アプリ開発に必要なプログラミングは、会社を辞めてから勉強し始め、貯金100万円という限られた予算の中、ヒットアプリ「CUBIC ROOM」のリリースに至っています。アプリリースまでの間は、勉強しながらフリーランスとしてデザイン報酬を月に10万円から20万円稼ぎ、生計を立てておられたようです。 数多くあるアプリジャンルの中から「脱出ゲーム」に至った理由は、「プログラミングが簡単そう」「同ジャンルのクオリティーが低い」、つまり3Dレンダリングを使って美しいグラフィック・脱出ゲームを作ればヒットする、と確信されていました。しかし、開発時期には「ゲームのネタ作り」やプログラミングの「フラグ管理」に苦労したと言われています。思い通りにプログラミングを起動させようと思うとバグがでる、というゲーム特有の壁にもぶち当たってこられています。しかし、そんな苦難を乗り越えたからこそ、現在は5つのアプリをリリースし、また利益を元手に新規アプリの開発に時間を割くことができています。

起業後にアプリヒットさせた駐車場の「akippa」

image akippa 株式会社

駐車場運営アプリ「akippa」で有名な akippa 株式会社についてご紹介します。akippa ㈱の代表は元サッカー選手で、22歳まで実業団サッカー選手として活躍されていました。しかし、アスリートとして生計を立てることは難しく「22歳の時にサッカーで成功していなかったら起業する」と予め決意しておられました。そして22歳になった時、とりあえず社会勉強の為、通信会社に6年ほど務め2009年に合同会社ギャラクシーエージェンシーを設立しています。こちらはネット求人やネットニュースを事業として経営されていました。社内の壁には日頃から困りごとを社員が書き込み、そんな中「都心部での駐車に困っている」というお困りから「akippa」のアプリ開発がスタートしています。 akippa は各メディアでも大きく取り上げられて話題となっていますが、レビューの方を見てみると辛口のコメントも多く見受けられます。 「駐車登録数が少ない」「アプリが重い、動かない」などアプリをリリースしても、利用者をつなぎとめることや使ってもらう工夫が必要な業界であることを改めて感じさせられます。

個人で頑張ったらヒットした「YaneDaisukeさん」

image YaneDaisuke

こちらの方は起業はしていませんが、起業できるレベルのアプリ収益をあげていますのでご紹介します。 主人公のYaneDaisuke さんは、スマホサービスの開発会社に勤めるITエンジニアです。2011年から2012年にかけてアプリを20本リリースし、その結果をウェブ上に公開しています。アプリを開発しようと思ったきっかけは、巷で「アプリ開発で200万円ゲット」など派手な広告を目にするようになったから「本当かな?」という疑問を解決するためにアプリ開発をスタートしています。

Yane さんは、本人いわく未熟なプログラマーで、VB.NET が分かるぐらいで JAVA は学校でチョット習ったぐらいの素人といわれています。プログラミング言語の学習は、通勤片道2時間の電車内で、参考書片手に挑戦されてきました。アプリ開発を始めた当初は4人の分業制でアプリ開発を行っていたようですが、どうも4人で作業を進めようと思うと効率が悪く、結局一人ですべての作業を行うようになったそうです。

その結果、アプリ・リリースから約1年間で有料アプリ売上160万円、無料アプリの広告収入 11,600ドル(当時レートで約82万円)を叩きだしています。制作されたアプリは「電波回復」や「ゴキブリ専用バリア」など個人ならではのユニークな発想のアプリが開発されています。

スキマを突いたアプリ「日本国憲法」

image 佐々木隆晃さん

2013年1月にリリースされたアプリに、業界がどよめきました。まったくのアプリ開発素人が App Store ビジネスカテゴリー無料部門で1位を獲得しました。そのアプリは「日本国憲法」です。 このアプリの成功は、「低コスト」と「できる範囲で開発する」と決めていたことでしょう。 アプリ開発当時の佐々木さんは半ニートで、ノンプログラマーだけれども「無料の憲法アプリが欲しい」という気持ちから、独学でアプリ開発・リリースまで行っています。本当はプログラミング・スクールなどの通いたかったそうですが、岩手県在住で近くにスクールがなく、仕方なく書籍とネットでアプリ開発に挑まれました。

開発が難航した際は、参考にしているブログやウェブ管理者に問い合わせたりして問題を解決していったようです。行動力がすごいですね!「日本国憲法」の開発にあたっては、複雑な機能は考えず「見やすさ」と「シンプルさ」に重点を置いて検討されました。現在では50本以上のアプリをリリースし、アイディアが浮かぶ毎に開発に没頭されているようですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?アプリ開発初心者でもなんとなくアプリで成功できるような気になってきませんか。 中にはこんなアプリ、あんなアプリを作ってみたい!と思った方もいらっしゃるでしょう。先を急ぐ気持ちもわかりますが、まずはアプリ・リリースまでの計画立案と情報収集が最優先と考えられます。アプリが完成できたものの広告枠を考慮していなかった、課金システムをしっかり設計していなかった、など計画が不十分だったために起きるエラーもよくあります。 まずはアプリ開発者として、一歩踏み出してみてください。

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オシママサラ
ライター
オシママサラ

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