【初心者向け】Javaとは何か?を簡単に解説【求人数No.1】


【初心者向け】Javaとは何か?を簡単に解説【求人数No.1】

プログラミングを始める際には、どんな言語を選ぶかでまず迷いますよね。歴史あるC言語、それとも年収が高そうなPython? 

いろいろありますが、プログラミング未経験者でもその名を聞いたことがあるのは、Javaではないでしょうか? Javaは求人数が多く様々な分野に応用できるので、学んで損はない言語です。

Javaを学びたいと考えている人に向けて、その特徴や使用例について解説します。

目次
  1. そもそもJavaとは何か?
  2. 求人数No.1!!!
  3. Javaの特徴&メリット
  4. プラットフォームに依存しない=様々な分野で活躍
  5. 利用者数が多い=独学・技術力向上に適している
  6. オブジェクト指向
  7. Javaのデメリット
  8. Javaの身近な使用例
  9. Twitter
  10. 日本銀行RTGSシステム
  11. MINECRAFT
  12. Androidアプリ
  13. まとめ

そもそもJavaとは何か?

Javaは、企業の基幹システムで多く使用されているオブジェクト指向プログラミング言語の一つです。世界的なプログラミング言語ランキングでも、現在2位を記録しています。

image

TIOBE 2020年8月のランキングより)

求人数No.1!!!

Javaは、

  • 処理速度が速い
  • プラットフォームに依存せずiOS、Windows、Linuxのどれでも動作させることができる
  • システム安全性が高い

などの理由から、多くの企業の基幹システムに採用されている言語です。

多くの企業で採用されているので求人数が多く、採用の間口も広い傾向にあります。 Javaを学んでおくと就職や案件獲得のハードルが低くなると言えるでしょう。

image

Javaの特徴&メリット

Javaの特徴と、特徴に関連して学習するメリットを解説します。

プラットフォームに依存しない=様々な分野で活躍

Javaは仮想マシン上で動作し、オペレーティングシステム(OS)やハードウェアに依存しません。 簡単な言葉で言い換えれば、どこででも動作するということです。

組み込みシステムやサーバー、スーパーコンピューター、デスクトップソフトウェアやスマートフォンアプリまで、様々な分野で使用されています。また安定性の高さ、動作の速さが理由となってJavaが選ばれることもあります。

汎用性が高い言語なので、WebエンジニアやSIer、アプリ制作やゲーム制作など様々な業界で活躍することができるでしょう。

利用者数が多い=独学・技術力向上に適している

汎用性が高いことにも通じますが、Javaは利用者数が多い言語です。

利用者数が多いということは、Web上にも書籍にも、Javaに関するものが多数存在するということ。

動画学習サイトや、実際にコードを入力して入門的知識を学べるサイト、漫画サイトというように、自分に合った学習方法を選んで、自分のペースで学習することも可能です。

つまずいてもどこかに解決策が存在するという安心感をもって学習が進められますし、共に学習する仲間も見つけやすいはず。

現場やWeb上では、現役の技術者たちによって高度な議論がなされています。 利用者数が多いことは、実は自分自身の技術力向上にもつながる隠れたメリットなのです。

オブジェクト指向

Javaは、クラスという単位を基にしたオブジェクト指向プログラミング言語の一つです。これによってセキュリティーコントロールが容易になります。

オブジェクト指向自体の概念は今も徐々に変化しているのですが、Javaの場合は「カプセル化、継承、ポリモーフィズム」(※)といった、古くからあるオブジェクト指向の基本的な要素を網羅しています。

Javaを習得することで、オブジェクト指向の幅広い概念も同時に身に付くことでしょう。もちろん、分岐や繰り返しといったプログラミングの基礎を学ぶにも不足はありません。

(※) カプセル化:オブジェクト内部のデータを隠蔽したり、オブジェクトの振る舞いもしくは実際の型を隠蔽したりすること

継承:基本となるクラスを元に、元のクラスの機能を保持した新しいクラスを生成すること

ポリモーフィズム:各要素(定数、変数、式、オブジェクト、関数、メソッドなど)が複数の型に属すること。ポリモルフィズム、多態性、多相性、多様性とも呼ぶ

Javaのデメリット

Javaを使うメリットは多く、非常に便利ですが慣れるまでは少し大変な言語です。 大方のプログラミング言語もそうかもしれませんが、Javaの場合、まず開発環境を整えるまでに時間がかかるケースがあります。

ブラウザとテキストツールだけでも最低限は事足りるHTMLやCSSを学んだ人なら、なおさら難しく感じるかもしれません。

慣れるまでは大変かもしれません。ただ、その苦労に見合ったメリットはあります!

Javaの身近な使用例

JavaはAndroidアプリ、企業の基幹システム、ゲームなどの様々なサービスで使われています。

Twitter

image Twitterトップページ

以前はツイート数の増加に伴い、サーバーのダウンがたびたび問題になっていました。当時使われていた言語からJavaへ移行。Javaの動作の速さが決め手でした。

日本銀行RTGSシステム

image 日本ユニシス資料より

銀行などに向けた勘定系システムは安定稼働が必須、加えて高度な専門知識が求められます。三菱東京UFJ銀行と日本ユニシスが共同で、日本銀行RTGS(即時グロス決済)システムを開発しています。

使われたのは、日本ユニシスグループが提供するJava開発フレームワークです。

MINECRAFT

image MINECRAFTトップページ

ゲームとしてだけではなく、プログラミング学習用ツールとしても小中学生に人気のMINECRAFT。スウェーデンのゲーム開発会社Mojang ABによりJavaで開発されました。

Androidアプリ

image Android Studio

Android用のアプリは、現在のところJavaで開発されています。世界的にはiPhoneよりもAndroidのほうが利用数が多いので、海外で活躍したい方にも検討の余地アリですね。

エンジニア最強言語のJavaスキルが身に付く

無料カウンセリングはこちら

まとめ

以上簡単にご紹介しました。Javaは技術的な利点のみならず、活躍の場が広く、売り手市場で様々な業界で活躍できる可能性がある魅力的な言語です。イメージはつかめたでしょうか? 

さらにJavaについて勉強したい!という方は以下の記事も参考にしてみてください。

Javaの学習におすすめの参考書籍8選

【入門者向け】Javaを独学で学ぶための最強サイト9選

【入門編】Eclipseを使ったJavaプログラミングを基礎から解説

プログラミングをこれから始めてみたい人はCodeCampの無料体験を受けてみてはいかがでしょうか?


関連記事

りもた
この記事を書いた人
りもた
まずは7日間お試し!人気プログラミング講座を無料公開中
オンライン・プログラミングレッスンNo.1のCodeCamp