エンジニア職向け内定者研修で、スキルの到達度を高める【株式会社イノベーション】
- 更新日: 2022年08月25日
- 公開日: 2022年06月13日
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この度は、エンジニア組織のためのリモート内定者研修「CodeCampBASE」を導入した背景や効果について、研修の企画を担当された技術開発ユニット ユニット長の中村さんと受講生の前川さんにお話を伺いました。
- 研修内容(期間:2カ月)
- HTML/CSS基礎
- JavaScript(ES6)基礎
- MySQL基礎
- PHP7基礎
- Git基礎
- Linuxコマンド基礎
研修後の到達点をより高くしたい
- 内定者研修の企画・運営をお手伝いさせていただきました。まずは御社における研修の狙い、CodeCampBASEを導入した背景をお聞かせください。
(中村さん) これまでの課題は「新人研修でカバーしたい学習内容が研修期間(1カ月半)に収まらない」ことでした。
妥協して学習のスコープを狭めたくなかったんです。むしろ「新入社員が勉強できる期間を増やしたい」と考えていたときにCodeCampBASEと出会いました。
コードキャンプさんには三年前から新人研修を依頼していて、急な要望にも柔軟にご対応いただくなど信頼を寄せていたので、内定者研修も導入することにしました。
入社前にプログラミングの経験者へ
- 実際に、CodeCampBASEを導入した感想はいかがでしょうか?
(中村さん) 昨年の新入社員は入社後に初めてプログラミングに触れましたが、今年は内定者研修のおかげで入社時点からプログラミングの経験者としてスタートを切れた点が大きいです。
また、CodeCampBASEは他の企業の内定者との合同研修だったので、内定者たちは同期が増えたような感覚もあったようです。
社外にライバルと言える存在を見つけ、社会人になってからも切磋琢磨できる関係性を築けてもらえたら嬉しいと感じました。
社外の同期と切磋琢磨できる環境
- 前川さんは受講生としてCodeCampBASEに参加されましたが、入社前に学習した内容は役に立っていますか?
(前川さん) CodeCampBASEでプログラミングの基礎を固められたので、入社後の発展的な内容もスムーズに学べています。
カリキュラムの教科書もすごく分かりやすくて、さらに24時間いつでも質問できるチャットサポートに学習を支えてもらいました。
中村さんのお話にあったように、自分がダレてしまったときに刺激をくれる、ライバルのような仲間との繋がりを社外に持てたことは貴重な経験でしたし、ぜひ後輩たちにもCodeCampBASEを受けてほしいですね。
トップラインをとことん伸ばしたい
- 内定者研修は学びを強制できないという観点から足並みが揃いにくく、新人研修が始まるタイミングで知識やスキルの差が開いてしまうことを懸念される企業も少なくありません。中村さんは内定者期間の研修実施について、どのように考えられますか?
(中村さん) 我々としては変に足並みを揃えるのでなく、伸びたいと思っている人が一日でも早く、とことん成長できる機会を提供したいと考えています。
知識やスキルの差は必ず生まれるので、「できる人たちが遅れている人を引き上げる」「他者に教えることで学ぶ」といった経験を積んでほしいですね。
研修を通じてトップラインが伸びる分には問題なく、ボトムラインの引き上げが大切だと考えています。
真面目に研修に取り組んでくれた内定者たちの頑張りが報われるように、新人研修以降も設計したいですね。
- 最後に、コードキャンプに対して一言コメントをいただけたら幸いです。
(中村さん)コードキャンプは「よりよい学びを実現するためにどうすればいいか?」と常に我々に問いかけてくれる存在です。
これからもたくさん研修の実践とフィードバックを重ねながら、よりよい研修を一緒につくっていきたいと思います。
「昨年よりも翌年」と、あとに入った新卒がよりよい研修を受けられる好循環をともにつくりましょう。
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部