要注意!?効果の出ない技術研修に共通する3つのこと



要注意!?効果の出ない技術研修に共通する3つのこと
目次
  1. 会場の様子
  2. 講演者プロフィール
  3. 効果の出ない技術研修に共通する3つのこと
  4. 研修期間は早抜け方式
  5. 教育スキルによる講師の選定
  6. 個別フォローが絶対不可欠
  7. まとめ

2月19日・20日開催された開発者のためのITカンファレンスDevelopers Summit 2015にて、CodeCamp教務統括責任者の金田がセッションに登壇致しました!今回はそのセッションの様子と内容をご紹介致します。

会場の様子

まずは会場の様子です。写真はプレゼン開始10分前の様子ですが、非常に盛況ですでに満席の状態ですが、なんと立ち見の方も何人かいたため、急遽椅子が追加されるという大変な賑わいぶりでした!IMG_0596

そしていよいよCodeCamp金田の登壇です。セッションタイトルは、「要注意!?効果の出ない技術研修に共通する3つのこと」。

講演者プロフィール

金田さん

金田匡貴(カネダマサタカ)
神奈川県出身。青山学院大学大学院卒業。前職では、WEBエンジニアとしてPHPやPerlを用いたマーケティングツール開発・運用を担当。また、新卒エンジニアの研修・教育を担当し、時代に合わせた幅広い教育の考案・実施と、全体のマネージメントを担当。2013年に日本初のオンライン個別指導のプログラミングスクールCodeCampへ教務統括責任者として参画。

効果の出ない技術研修に共通する3つのこと

大手IT企業やスタートアップにて長年技術者の育成に取り組むことで、最適な技術研修のかたちを追求してきた金田。その過程で、以下の3点が効果の出ない研修の共通項として浮かび上がってきたと言います。

其の一 研修期間の固定
其の二 優れた教師がいない
其の三 個別フォローが無い

以下、それぞれの改善点についてCodeCampで得た実際のデータから解説していきます。

研修期間は早抜け方式

恐らく多くの企業では、期間の固定された技術研修が一般的だと思います。しかし、前職での教育担当として、CodeCamp教育統括責任者としての経験から早抜け方式の研修が最も適切だと言います。IMG_0609

「研修期間固定では、全員が求める水準に達しないんですよね。実際、1ヶ月や3ヶ月で研修をした後に配属したものの、知識が足りずに現場に迷惑がかかったり、中途半端な詰め込み式で現場からも受講生側からも不満や批判が発生したりなどの事例はたくさんあります。人によって成長のスピードが違いますので、当然ですよね。

なので、一定の水準に達した人から各部署に配属する、早抜け方式にするべきだと思います。それは前職で技術研修を担当していたときから主張していたのですが、実際に現在CodeCampを運営してる中で、生徒がそのコースを卒業するまでに必要な受講回数には、かなりのばらつきがあります。同じコースでも、数回受講するだけでクリアしてしまう生徒もいれば、20回受けても終わらない生徒もいます。そのような個人差を考慮せずに一律同じ期間の研修をやっても、必ずどこかで歪みが生じてしまうんですね。」

教育スキルによる講師の選定

また、重要になってくるのは講師の選定です。企業の中では、技術力や業務の都合等で講師を選ぶ事例も少なくありません。しかし、本当はどのような人物が教育担当にふさわしいのでしょうか。

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「教育の正否っていうのは、教師にかかっていると思います。教育者としての熱意に生徒は想像以上に敏感で、教師のやる気は生徒のやる気に繋がります。また元の技術知識が少ない人は、どこが分からないかが分からないという自体に陥りやすく、いかにこれを察知し分かりやすく教えるかという、教育の専門家としての力量が求められるんですね。これが足りていない講師だと、研修についてこれない脱落者が出てしまうこともあるため、教育スキルっていうのが本当に大事になってくる。」

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「企業の中ではエンジニアとしての力量だけで講師を選んでしまっていることもあると思いますが、正直エンジニアとして優れた人が教えるのが上手いとは限りません。寧ろ経験上、優秀なエンジニアはだいたい教えるのは上手ではないです(笑)そういう人って、できない人の気持ちがわからないのですよ。逆に未経験から苦労して成長してきた人の方が教えるのが上手だったりします。なので、研修担当は技術面だけでなく、教育スキルという面で選定していただきたいですね。」

個別フォローが絶対不可欠

最後に個別フォローの必要性について言及していきます。集合型の多い企業研修では、どうしても個別でのフォローが疎かになってしまいがちですが、それこそ重要だと、金田は語ります。IMG_0606

「事例としてよくあるのですが、研修で「わからないことありませんか?」と聞くと、「はい」とか「大丈夫です」と答える生徒が多いです。しかし実際に理解度を確認してみると、だいたいは大丈夫じゃないです(笑)はっきり言って理解度の自己申告って7・8割は信用ならないのですよ、残念ながら。他にも黙々とやっているように見えて、実は不満や問題を抱えているということも多いです。「言ってくれよ!」と思うのですけど、多数の人がいる集合研修ではどうしても言いにくいようですね。そしてこのような生徒に気づかず放置してしまうと、モチベーションが低下したり、成長の妨げにもなってしまいます。

「実際CodeCampの実績として、コードレビュー回数による理解率の違いというデータがあります。CodeCampでは課題に対してコードレビューを行い、合格か不合格かを判定しています。不合格の場合は再提出が必要で、合格するまで基本的に次へ進めません。これにより、教えている内容を理解しているか確認しています。上記のグラフからもわかるように、一回で合格、つまり教えてた内容を全て理解できている人はほとんどいないです。9割以上の生徒は、どこか改善や指摘すべきところがある。なので、必ず一対一で面談やコードレビューをして、個別の状況を把握する必要があります。」

まとめ

いかがでしたか?教育担当者の方はもちろん、部下の教育をする立場の方にも参考にしていただけるかと思いますので、今回の記事が皆様の手助けになれば幸いです。また、CodeCampでは個人向けだけでなく企業向けの技術研修も提供しております。お一人様からでもお試しいただけますので、もし興味がある企業担当の方は、下記URLから是非お問い合わせください。

CodeCamp企業研修:
https://codecamp.jp/company_training

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