ハイレベルな講座を無料で受けられる!MOOCとは



ハイレベルな講座を無料で受けられる!MOOCとは

独学で技術を身につけようとすると、不測の事態が起こりがち。学習のモチベーションを保つにも一苦労です。自分で情報を集めて勉強するのはもちろん素晴らしいことですが、学習の継続に不安を感じたときは、専門家による講座の受講を検討するのも手です。

ところでMOOCと呼ばれる無料のオンライン講座はご存知でしょうか?海外発のサービスですが、日本でも徐々に普及しつつあります。MOOCの解説と、主なサービスをご紹介します。

目次
  1. MOOCとは
  2. 海外の有名なMOOC
  3. EdX
  4. Coursera
  5. KHANACADEMY
  6. 日本のMOOCJMOOC公認のプラットフォーム
  7. gacco
  8. OpenLearning,Japan
  9. OUJMOOC
  10. Fisdom
  11. 日本のMOOCその他
  12. 総務省統計研究所「初めて学ぶ統計」
  13. おわりに

MOOCとは

MOOC(ムーク)は、Massive Open Online Course=大規模公開オンライン講座の略で、インターネット上で誰でも無料で受講できる講義のことです。Massive Open Online Courses (MOOCs、ムークス) と呼ばれることもあります。アメリカで複数のサービスが開始され、その後英語圏以外の国でも独自にサービスが立ち上がりました。

多くの講座では、ビデオでの学習を経て理解度を試す小テストを行う構成となっており、講座によってはビデオ学習→小テストを繰り返します。一定のレベルに達したら修了証が交付されて終了、という流れです。

講義内容は大学レベル。ハーバード大学や東京大学といった超有名大学の教授が行う講義、大手企業の社員が行う講義もあります。分野は外国語学習から一般教養まで幅広く、特に情報セキュリティやプログラミングなどコンピューターサイエンスの講座が人気を集めています。

海外の有名なMOOC

著名なMOOCは海外の機関が運営しています。言語こそ外国語(※1)ですが、ハイレベルな講義が無料で受けられるメリットは大きいものです。学位や単位の取得、および反転授業(※2)に使われる場合などには有料となる可能性があります。

EdX

edX

公式サイト

マサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたプラットフォーム。ボストン大学やカリフォルニア大学バークレー校、オーストラリア国立大学など多数の名だたる大学が参加。2013年5月には京都大学が日本の大学として初めて参加しています。

講義の分野はさまざま。2016年8月現在、情報科学の分野では、Pythonを使ったコンピュータープログラミング入門講座(マサチューセッツ工科大学教授陣による)やExcelを使ったデータ分析とビジュアル化(マイクロソフト)が予定されています。基本的に無料で講義を受けることができます。

Coursera

cousera

公式サイト

28の国と地域が参加する、大規模のプラットフォーム。145を数える協力機関のなかには、設立団体であるスタンフォード大学、IBMといった大手企業が名を連ねています。日本からは東京大学が参加しています。これまでに2,000近い講義が行われており、情報科学の分野ではScalaやJavaのプログラミング、Webデザインなどの講座が見受けられます。

KHANACADEMY

KAHNACADEMY

公式サイト

“世界クラスの教育を、無料で、すべての人に、すべての場所に提供する”ことを目的とした、NPOが運営する非営利のサイト。分野は数学、化学、コンピューターサイエンス、芸術、経済など。

KHANACADEMYの日本語版サイトもありますが、こちらは数学や化学など中学~高校過程で学習する内容を取り扱っており、コンピューターサイエンスの講座は現在のところありません。

日本のMOOCJMOOC公認のプラットフォーム

日本では一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が2013年に設立されています。JMOOC公認の配信プラットフォームは下記4つです。

gacco

gacco

公式サイト

ドコモgacco社が運営。ビジネス直結の講座から知的好奇心を満たす講座までをカバーしています。大学のゼミ活動のように、受講生同士の交流やディスカッションが掲示板を通して行われています。

オンライン講座と対面授業を組み合わせた発展的内容の「対面学習コース」は有料です。

OpenLearning,Japan

OpenLearningJapan

公式サイト

eラーニング事業を展開する株式会社ネットラーニングが運営するプラットフォーム。九州大学や学習院女子大学などの講座を受けることができます。

OUJMOOC

OUJ_MOOC

公式Facebookページ

放送大学が提供。講義数はそれほど多くありません。

Fisdom

fisdom

公式サイト

富士通株式会社が運営しているプラットフォーム。2016年2月に開設したばかりで講座数が少なく、まだまだこれからのサービスであるようです。iOS、Android向けアプリは、2016年10月上旬から配信予定とのことです。

日本のMOOCその他

総務省統計研究所「初めて学ぶ統計」

総務省統計研究所では、MOOC型オンライン講座方式として、2016年9月1日より「初めて学ぶ統計」が公開される予定です。公務員向けという点でMOOCとは少々趣が異なりますが、YouTube(統計局動画チャンネル)でも常時公開するとのこと。ビッグデータの分析に自信がない人なら、一見の価値がありそうです。

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おわりに

使えそうなサービスはありましたか?プログラミングやWebデザインの講座も見逃せませんが、自身が所属する組織によっては、コンピューターサイエンス以外の分野の知識が必要となることも多々あります。ぜひ自分に合ったサービスを見つけて、学習に役立ててみてください。

※1日本語字幕付きの講座もいくつかあります。

※2反転授業(反転学習)

学習方法の形態の一つ。対面形式で講義を行い、宿題で予習・復習をする従来の学習形態を反転し、ビデオ学習で予習・復習を行い、対面で個々の生徒に沿った課題を与える、もしくは他の生徒と協力して課題を解決するというもの。日本ではgaccoを利用して反転授業を行った東京工科大学の事例がある。

※各情報は2016年8月時点のものです。

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