- 更新日: 2022年02月28日
- 公開日: 2022年02月25日
30代がプログラミングスクールに通うメリットと選ぶポイント
「20〜30代前半がベスト」 若ければ若いだけ良いと言われている業界なだけに、高い年収こそ魅力的なものの30代からプログラミングスクールに通うのはデメリットがあると考える人は少なくありません。
確かに差し迫ったタイムリミットがあり、年齢に比例してエンジニア転職へのハードルは高まります。 しかし学んだプログラミングスキは、転職しなかったとしても無駄になることはありません。 フリーランスエンジニアとしてスキル活かせ、別の道で活躍の幅を増やすことにもつながります。
このページでは30代がプログラミングスクールに通うメリットや、スクール選びのポイントなどについて解説していきます。
30代がプログラミングスクールを活用するメリット
30代未経験から、いきなりエンジニアを目指す人は増えています。 これは人それぞれ何かしらの理由があるからであり、そのためにプログラミングスクールを活用する人も珍しくありません。
スクールを活用するメリットはなんなのか、ここから詳しく見ていきましょう。
30代から学校や勉強と聞くと気が重いかもしれません。 しかしプログラミングスクールは実務に必要なスキルを得られるだけでなく、卒業後にチャンスを掴むためのキャリアップできる環境が魅力にもなってきます。
具体的にどんなメリットがあるのか、いくつかご紹介していきます。
ビジネスマンとしての価値が高まる
スクールで学べることは、なにもプログラミングスキルだけではありません。 IT業界で求められる力を身につけることができ、
- 論理的思考力
- 情報収集力
- コミュニケーション力
- マーケティング力
- ネットワークやハードウェアの知識 など
こうしたスキルや知識は転職でプラスに働くことはもちろん、フリーランスとして独立した際にも役立つものばかりです。
即戦力として売り出せる人材へと導いてくれるだけに、ビジネスマンとして付加価値をつけられるプログラミングスクールに通うメリットは大きいでしょう。
カリキュラム修了後に転職支援が受けられる
プログラミングスクールでは、カリキュラムを修了して終わりではありません。 転職サポートのサービスもあり、スクールごとでその内容もさまざまです。
- 履歴書の添削や作成
- ポートフォリオ作成
- 面接対策
- 求人や企業の紹介 など
右も左もわからない人がキャリアアップのためにエンジニアに転職するのは、スキルだけではそう簡単にいきません。
ゆえに本気でサポートしてくれるメンターがつくのは、転職を有利に進められるでしょう。 ただし注意点として、スクールやコースによっては転職支援を実施していないことがあるので要チェックです。
学習やキャリアについて相談する場が得られる
役エンジニアや実力派講師が学習を全面的なバックアップしてくれるのが、プログラミングスクールに通う一番のメリットと言えるでしょう。
知識の穴を埋められるだけでなく、すぐに質問できる環境では途中でつまずき挫折する心配がありません。
しかも講師は学習面だけでなく、よき相談相手とも言えます。 キャリアの不安や方向性を決めるにも、業界を知っているからこそできる的確なアドバイスをもらうことができます。
はじめにもお伝えしたように、30代未経験からのエンジニア転職は1分1秒も無駄にはできません。
独学では見失いがちな部分もわかってくれているだけに、スクールに身を寄せるのがエンジニアとしてデビューすることをより確かなものにしてくれるでしょう。
30代がプログラミングスクールを選ぶときのポイント
プログラミングスクールのメリットを最大限に活かすためには、後はプログラミングスクールの選び方を知るだけです。
20代とはまた違った視点で選ぶ必要があるだけに、選び方のポイントをいくつかお伝えしていきます。
プログラミングスクールを選ぶポイントとして、年齢・実績・コースの3つの条件が揃っていることが大切です。
単に知名度や評判だけで選んでしまうと、失敗の原因にもなりかねません。 なぜこの3つが大切になるのか、それぞれのポイントをもう少し詳しく見ていきましょう。
年齢制限がないスクールを選ぶ
エンジニア転職をサポートする一部のプログラミングスクールでは、『30歳未満』を受講の条件としていることも。
若い人材が求められる業界の流れがあるだけに、これは致し方のないことでもあります。 特にカリキュラム修了後の転職を保証するスクールに多く見られるので、気になったスクールの受講条件はしっかり目を通すようにしましょう。
またフリーランスエンジニアとして独立を考えていないのであれば、転職支援サービスがあるかも重要です。
30代の受講生がどんなキャリアを辿ったのかを予め見ておくと転職のイメージも湧きやすく、ご自身に合ったスクール選びがしやすくなります。
学習の成果物を作れるスクールを選ぶ
エンジニアとして活躍するためのアピールポイントになるのが、実績である成果物です。 社会人経験が長い30代の人はわかると思いますが、実績のない方に仕事を発注することはまずないでしょう。
同じように転職やフリーランスとして仕事を受けるためには、なにができるかが1つの目安となってきます。
そのため学習過程の中に"制作"が含まれているスクールを選ぶと、転職・フリーランスどちらに転んでも有利に事を進められるはずです。
複数のスクールやコースを比較して選ぶ
「有名だからここにしよう!」とスクールを知名度だけで選んでしまうと、後悔することがあります。 というのもエンジニアといっても、PHP、Ruby、JavaScript、Java、etc…、このようにさまざなプログラミング言語があります。
また厳密にはエンジニアではありませんが、HTMLやCSSといったWEBサイト制作には欠かせないマークアップ言語というのもあります。
多くの言語からどのコースを学習したいか、未経験の段階ではっきりさせるのは難しい人もいます。
そのため受講前には「こんなことをしたい」と相談できる、各スクールが実施する無料カウンセリングを利用するのがオススメです。
ご自身のイメージに近いことができるスクールか、いくつか比較してから選んでみてください。
30代が受講できるおすすめのプログラミングスクール
3つのポイントに合うオススメのプログラミングスクールを、いくつかに厳選してみました。 日々さまざまな企業が開講しているだけに、スクール選びの参考にしてみてください。
ここからは各スクールのコースや特徴、その他にあるサービスを中心に取り上げていきます。 気になるスクールがあれば、迷わず行動あるのみです。
CodeCamp
年齢制限のない、キャリアの可能性を広げる30種類以上の言語が学び放題のCodeCamp。 学べるプログラミング言語の量は業界随一であることにくわえ、カリキュラム修了後も人それぞれのキャリア支援が充実しています。
特に現役プログラマー・デザイナー講師やキャリアコンサルタントに相談できる「キャリアTalk」は、キャリアに関わることはなんでも相談が可能です。
学ぶだけで終わらせないサポート体制は、転職・フリーランスのどちらに進むにも大きなアドバンテージとなるでしょう。
またオンラインレッスンは朝7時〜夜24時まで受講可能なことから、会社で働きながらでもエンジニアを目指せる環境が整っています。
●TECH CAMP(テックキャンプ) 600時間のオリジナル教材によって転職に必要なスキルを習得できる、TECH CAMP(テックキャンプ)。 学習効率を極めたカリキュラムによって、最短距離でエンジニア転職を目指すことができます。 しかも最後までやりきる環境を提供し、専属のコーチが学習をトータル管理することで日々着実なスキルアップにつなげます。
学習方法も「短期集中」と「夜間・休日」と選べ、ライフスタイルに合わせて学習できるのも魅力的です。
またカリキュラム修了後も転職先が決まるまでは、キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート。 キャリア形成はもちろん、企業への紹介やテックキャンプだけの限定求人など手厚く支援してくれます。
もし転職に成功しなかった場合でも全額返金保証付きなので、安心してキャリアップが図れます。
SAMURAI ENGINNER(侍エンジニア)
最短3ヶ月で未経験からエンジニアを目指せる、SAMURAI ENGINNER(侍エンジニア)。 転職保証コースを設けることで、1からの学習でも現場レベルのエンジニアとして活躍できるスキルを身につけることができます。
さらに学び方も短期集中で学ぶだけでなく、6ヶ月かけてじっくり学ぶコースもあり、ご自身にあった学習ペースを選べます。
また現役エンジニア・学習コーチ・キャリアアドバイザーのトリプル体制を敷くことで、学習だけでなくキャリアポートも豊富。
まず必要になる準備からサポートし、履歴書・職務経歴書の作成、業界や職種、キャリアパスの情報提供、キャリアカウンセリング、さらに転職活動を支える求人案内、面接対策までも網羅。
万全の体制で送り出してくれるから、転職成功率も98%と高い実績を誇ります。
TECH IS
日本では唯一IT企業の聖地とも呼ばれるシリコンバレーに拠点を置いている、TECH IS(テックアイエス)。 グローバルに対応できるカリキュラムを提供し、時にはみなさんが知っているようなMicrosoftやGoogleなどのエンジニアを講師に招いたWEBイベントを行うなど貴重な体験もできます。
またカリキュラムについては「長期PROコース」を設け、6ヶ月の学習期間+6ヶ月キャリアサポートの計1年間のどこよりも受講期間が長いのが特徴です。
学習内容もより実践的で「基礎/応用→チーム開発→自主制作(成果物)」といった具合に、最終的にはオリジナルの制作物を作れるまでに導いてくれます。
さらに残りの6ヶ月は「転職・就職」と「副業支援」のいずれかを選択し、思い描くキャリアに向かって稼ぐまでをしっかりサポート。
じっくり学んで、着実なスキルを身につけたい方にはピッタリかもしれません。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
プログラミングスクールに通うのは30代からでも遅くはない
若さが1つの武器とされるエジニア業界ですが、そう言っても人材不足は否めません。
政府発表によれば2030年には約79万人の人材が不足すると言われる業界なだけに、慢性的な人材不足であることはデータからもわかります。
ゆえにチャンスはすぐそこにあり、しかも30代であれば10年以上の社会人経験で培ったスキルもエンジニア転職にはプラスに働いてくれます。
若者にはない武器を持っているだけに、あとはしっかりプログラミング言語の習得にフォーカスするのみです。
30代から本気でエンジニア転職を考えるのなら、学習環境とキャリアサポートが充実したプログラミングスクールに通うことを検討してみてください。
- この記事を書いた人
- AKI