【Windows】PostgreSQL入門知識とインストール手順



【Windows】PostgreSQL入門知識とインストール手順

世界中のプログラマ達によって長い間開発が続けられているPostgreSQL。名前だけは知っていたけれど、今更勉強なんて気が進まない…と思っている方は意外といらっしゃるのではないでしょうか?

しかしPostgreSQLはここ数年で更に将来性を増したデータベースでもあるのです。基礎知識を知りたい人もオープンソースに初めて触れる人も最低限知っておきたい、入門編の内容をご紹介します。

目次
  1. PostgreSQLとは
  2. 概要
  3. 特徴
  4. インストール手順
  5. 操作例
  6. コマンドラインでアクセス
  7. ツールでアクセス
  8. ここまでできたら、次のステップへ

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PostgreSQLとは

概要

dbEngine

PostgreSQL(ポストグレスキューエル、通称:ポスグレ)は、オープンソースのオブジェクトリレーショナルデータベース管理システム(ORDBMS)の一つ。BSDやMITに似たライセンスの下で配布されています。 データベースの人気ランキング「DB-ENGINES」において、2016年5月度のPostgreSQLの順位は5位となっています。
(1位Oracle、2位MySQL、3位Microsoft SQL Server、4位MongoDB)

カリフォルニア大学バークレイ校のコンピュータサイエンス学科で開発されたPOSTGRES, Version 4.2をベースにしており、PostgreSQLと名を改めてから20年。現在は開発者のコミュニティであるPostgreSQL Global Development Groupにより開発されています。2016年6月時点の最新バージョンは9.5.3、テスト用として9.6 Betaが公開されています。

特徴

  • インデックス、トリガ、継承など商用DBにも引けを取らない機能を持つ
  • 標準SQLへの準拠度が比較的高い
  • MVCC(MultiVersion Concurrency Control:多版型同時実行制御)で、読み込み中に書き込みまたは書き込み中に読み取りをすることが可能
  • ユーザ定義の関数を作成する手続き言語として、標準でPL/pgSQL、PL/Tcl、PL/Perl、PL/Pythonが含まれる。他にも多数の派生言語あり
  • 商用サポートあり

※リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。

ゼロから始めるPHP講座Vol20 リレーショナルデータベースとRDBMS

インストール手順

Windows環境でPostgreSQLを試すための環境を構築します。EnterpriseDB 社より提供されているGUIインストーラで実際にインストールしてみましょう。

(OS:Windows10、PostgreSQL Ver:9.5.3)

EnterpriseDB 社のダウンロードページより、該当するインストーラをダウンロードします。今回はVersion 9.5.3  Win x86-64を選択しました。

download

ダウンロードしたファイルを実行。セットアップ画面が表示されます。

setup1

インストール先を指定します。デフォルトのまま次へ。そして、データ格納先を指定します。デフォルトのまま次へ。

setup2

デフォルトのユーザー・postgresのパスワードを指定します。

setup4

ポート番号を指定します。デフォルトのまま、次へ。

setup5

ロケールはJapaneseを選びました。

setup6

これでインストールの準備ができました。nextボタンを押すとインストールが始まります。

setup7

インストール中。それほど時間はかかりません。

setup9

インストールが完了しました。チェックボタンにチェックを入れたままFinishボタンを押すと、スタックビルダが起動します。

setup10

スタックビルダでは追加ソフトウェアをインストールできます。今回はキャンセルを押して終了します。

stackbuilderJPG

現在は外部からのアクセスが可能になっています。今回はローカル環境でのみ動かすのでセキュリティ対策として、confファイルの設定個所を変更します。

  1. C:\Program Files\PostgreSQL\9.5\data\postgresql.conf を開く
  2. listen_addresses = '*'となっている個所の先頭に'#'を付加し、コメントアウト
  3. listen_addresses = 'localhost' を追記
  4. サービスを再起動
conf2

操作例

コマンドラインでアクセス

  • C:\Program Files\PostgreSQL\9.5\bin\psql.exeを実行する

  • 環境変数pathにC:\Program Files\PostgreSQL\9.5\bin\を追加し、コマンドプロンプトを起動してpsqlコマンドを使用

  • Windowsキー>すべてのアプリ>P>PostgreSQL9.5 にあるSQL Shell(psql)を実行

のいずれかでコマンドプロンプトが起動します。

command

postgres=#の後にSQLを記述します。下記はweatherというテーブルを作成し、全件読み込みを行った例です。

command2

ツールでアクセス

pgAdmin IIIというツールが標準で含まれています。ここでDB設計、保守、ユーザー管理が行えます。

pgAdmin3

ここまでできたら、次のステップへ

インストールから簡単な操作まで、大まかに理解できましたか? オープンソースプロジェクトはここから先が醍醐味です。興味が湧いたら是非、SQLの使用や本格的なDB構築、派生プロジェクトの研究にチャレンジしてみてください。

PostgreSQL.org(本家とも呼ばれます)
日本 PostgreSQL ユーザ会
PostgreSQL Wiki

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