- 更新日: 2017年03月14日
- 公開日: 2015年12月08日
ゼロから始めるPHP講座Vol21 phpMyAdminの基礎と使い方①
ゼロから始めるPHP講座phpMyAdminの基礎と使い方その1
phpMyAdminとは
phpMyAdminとは、ブラウザ上でMySQLサーバを管理するソフトウェア
これからMySQLを学んでいくにあたって、PHPを利用してMySQLの全ての管理を行いたいところですが、これは少々面倒です。よって、このphpMyAdminを利用することにしましょう。
実際にphpMyAdminはフリーソフトウェアで非常に便利なため、個人や企業を問わず、広く利用されています。
なお余談ですが、phpMyAdmin自体もPHPで作られています。
phpMyAdminの用意は既に行ってあります。CodeCampマイページの「DBアカウント」にURLやID、パスワードが記載されていますので、まずはログインしてみましょう。
※今後頻繁に利用するため、ログインページはブックマークを推奨します。
ログインを行うと、下記のようなトップページが表示されます。
本章ではまずMySQLの基本的な使い方として
- テーブル追加
- レコード追加
- データ検索
上記3つを、ログインしたphpMyAdminより、次のようなデータを作成しながら学んでいきます。
goods_id | goods_name | price |
---|---|---|
1 | コーラ | 100 |
2 | USB | 2000 |
3 | 傘 | 500 |
4 | お茶 | 100 |
テーブル作成
まずはテーブルを作成してみましょう。
テーブル「goods_table」の作成ができました。内容を確認してみましょう。
goods_id | goods_name | price |
---|---|---|
1 | コーラ | 100 |
2 | USB | 2000 |
3 | 傘 | 500 |
4 | お茶 | 100 |
テーブル作成で行えたのは、テーブル名「goods_table」とカラム「goods_id」「goods_name」「price」の定義だけで、データは空っぽの状態となります。
テーブル名はその名の通り、テーブルの名前です。テーブルのデータを取り出すときに使用するため、分かりやすい名前をつけるよう心がけましょう。
カラムは名前の他に、「INT」「VARCHAR」といった「データ型」という項目を設定しました。カラムとデータ型の詳細について、次に説明します。
カラムとデータ型
「データ型」とは、カラム(列)に保管するデータの種類です。
INT
整数データを扱う
例) 0, 120, 1340, etc.
VARCHAR
文字データを扱う
例) CoadCamp, PHP, MySQL, etc.
「4章: データ型」で学んだPHPの変数のデータ型と概念は同じですが、仕様が異なります。
PHPではデータ型を自動的に判別してくれましたが、MySQLのようなデータベースシステムでは、データ型は厳密に指定する必要があります。
つまり「INT」型設定されたカラムに整数以外のデータを挿入することはできません。
またVARCHARは最大文字数の指定をする必要があります。
VARCHAR(100):最大100文字
最大文字数を超える値を指定した場合、その値は切り捨てられます。
今回goods_nameカラムにVARCHAR(100)と指定しましたので、この場合、101文字目以降は切り捨てられます。
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- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部