- 公開日: 2017年08月23日
phpで画面にエラー表示をするやり方!
PHPで不具合が発生した際に、ブラウザ上にエラーメッセージを出力したくなることはないでしょうか。 もちろん本番環境では画面上にはエラーメッセージは出力せず、エラーログを出力するよう設定したほうがいいですが、デバッグの際には有用です。
ブラウザなどの画面上にエラーメッセージを出力する方法は下記の2通りがあります。
- php.iniで設定する方法
- PHPファイル内でini_setを用いる方法
この記事ではそれぞれの方法について紹介します。
php.iniでエラー表示させる方法
php.iniでdisplay_errorsという項目の設定を変更します。 display_errorsはデフォルトでは下記のようになっています。
display_errors = OFF
この OFF
となっている箇所を ON
にすればエラーメッセージが表示されるようになります。
display_errors = ON
なお、設定変更後にWebサーバを再起動する必要がありますのでご注意ください。
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ini_setでエラー表示させる方法
php.iniでの設定は簡単ではありますが、Webサーバの再起動が難しい場合もあるかと思います。
その場合は、PHPのファイル内でini_set関数を用いてエラーメッセージを表示させます。ini_set関数は、そのファイル内において指定した設定オプションを書き換える関数です。
ini_set( '設定オプション名', 設定する値 )
このini_set関数はエラーメッセージを出力したいファイルの先頭に記述します。
設定オプションとは先程紹介した display_errors
のことです。
<?php
ini_set('display_errors', 1);
注意点としては、設定値はONかOFFではなく1か0で指定することです。ONが1でOFFが0となっています。
ini_set関数で設定した値は、そのファイルのコードが読み終わると同時に元の値に戻ります。複数ファイルに渡ってエラーメッセージを出力したい場合は、ファイル毎にini_set関数を使いましょう。
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部