- 更新日: 2017年03月28日
- 公開日: 2015年12月08日
ゼロから始めるPHP講座 Vol14 for文を使った繰り返し処理
ゼロから始めるPHP講座for文を使った繰り返し処理
for文とは
繰り返し処理を行うことができ、ループとも呼ばれます。
まずはお手本にある通り、for文を使ったプログラムを書いてみましょう。
<?php
// 0からスタートし、5より小さい間繰り返す
for ($i = 0; $i < 5; $i++) {
print $i . "\n";
}
?>
for文の書き方
以下のような書式でループを行います。
for.phpの詳細な処理の順番は以下となります。
このように最初に初期値式が実行され、これ以降は
「条件式→繰り返し行う処理内容→増減式」
の順に実行されていき、条件式の結果がfalseとなると、for文が終了します。
重要なのは条件式で、for文の中に記載する繰り返し行う処理内容は条件式がtrueとなった場合に実行されるため、最初の判定でfalseとなった場合、1度も実行されません。
また、条件式がfalseとなるまでループが継続されるため、条件式によっては無限ループとなることがありますので、気をつけましょう。
for文の使用例
ループを使用することにより、非常に効率良くプログラムを書くことができます。
<?php
$date = date('Y'); // 現在の西暦を取得
?>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>ループの使用例</title>
</head>
<body>
<form action="#">
生まれた西暦を選択してください
<select name="born_year">
<?php
// 1900年現在の西暦までをループで処理する
for ($i = 1900; $i <= $date; $i++) {
?>
<option value="<?php print $i; ?>"><?php print $i; ?>年</option>
<?php
}
?>
</select>
</form>
</body>
</html>
ドロップダウンリストと呼ばれる形式で、生年月日などを入力するページをイメージしています。
1900年から現在までの西暦を全て書くと大変ですが、for文を使うことにより、短く簡単に書くことができます。
補足.$iについて
「i」という変数名は、プログラムでよく使われる変数名です。「index」の略称で、1から順番を数えるときによく使います。
iにしなければいけないわけではありませんが、for文では$iが一般的に使われています。
また、iを使っている最中にさらに変数が必要となることがありますが、この場合は「j」がよく使われます。
これはアルファベットのiの次の文字ということで使われますが、こちらもjでなければいけないわけではありません。
課題
1から100までの間で、3の倍数の数だけを足した合計値を表示してください。
ファイル名:challenge_for.php
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- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部