SQLがわからなくても大丈夫！phpMyAdmin入門《初心者必見》

phpMyAdminはMySQLの管理ツール

MySQLを管理するためのツール、phpMyAdmin。SQL文を使うことなくMySQLデータベースを操作できるので、ビギナーを中心に必携のツールと言えます。ぜひ使いこなせるようになりたいものです。さて、phpMyAdminのインストール手順と、基本的な使い方について解説していきましょう。

※記事内では、バージョン4.5.1のphpMyAdminを使用しています。

phpMyAdminのインストール

まずは、phpMyAdminのインストール手順からご紹介します。

ダウンロード

phpMyAdminのインストール手順をみていきましょう。まず、公式サイトからphpMyAdminをダウンロードします。下記サイトから「Download」ボタンをクリックすると、phpMyAdminがダウンロードできます。

https://www.phpmyadmin.net/

ファイルの設置

次に、ダウンロードしたzipファイルを解凍します。解凍したファイル一式を、サーバー内の指定ディレクトリ（Apacheのドキュメントルート）に配置しましょう。

動作確認

以上で、インストールは完了です。ブラウザからファイルを設置したフォルダにアクセスしてください。phpMyAdminのトップページが表示されたでしょうか。

phpMyAdminを日本語で使いたい場合は、ログイン画面の「Language（言語）」から、「日本語Japanese」を選択しておきましょう。ユーザ名・パスワードを入力、「実行」をクリックしてログインします。これでphpMyAdminを使う準備ができました。

phpMyAdminの基本操作

ここからは、phpMyAdminの基本的な使い方をご紹介していきます。せっかくなので、できるだけSQLを使わないで操作をしていきましょう。

データベースの作成/削除

作成

それではまず、データベースを作成してみましょう。画面上部にある「データベース」をクリックしてください。データベースの管理ページが表示されました。

データベース名を入力し、照合順序を選択。「作成」をクリックすると、データベースの作成が完了です。データベース一覧に、作成したデータベースが追加されているでしょうか。

削除

データベースの削除も、先ほどと同じページから行います。一覧から削除したいデータベースにチェックを入れて、下にある「削除」ボタンをクリック。これでデータベースの削除が完了です。

テーブルの追加/削除

追加

次に、新規テーブルを作成してみましょう。作成したデータベースを選択してください。作成したばかりなので、まだテーブルがありませんよね。

テーブル名を入力し、カラム数を選択します。右下の「実行」をクリックすると、テーブルが新規作成されます。作成したテーブルの、管理画面が表示されました。

削除

テーブルの削除は、データベースの管理画面から行います。テーブル一覧の中から、削除するテーブルにチェックを入れます。一覧の下部にある「チェックしたものを：」から、「削除」を選択。画面右下の「実行」のクリックで、テーブルの削除が完了します。

データの追加/更新/削除

追加

最後に、データの追加方法を確認しておきましょう。さきほど作成したデータベースを選択してください。テーブル一覧が表示されていますよね。データを追加したいテーブル行にある、「挿入」をクリックしましょう。

データの追加ページが表示されました。値を入力し、「実行」をクリックでデータの追加が完了です。

編集

作成したテーブルを選択すると、データ一覧が表示されます。更新（編集）したい行から、「編集」を選択。データを編集して「実行」をクリックすると、データの更新が完了します。

削除

編集と同様、テーブルのデータ一覧をひらきます。削除したい行から、「削除」を選択してデータの削除を行います。

あとがき

いかがでしたでしょうか。phpMyAdminでは、各操作時のSQL文を確認することもできます。このSQL表示はSQLの学習にも役立つので、ビギナーの方は積極的にチェックしてみるとよいでしょう。