- 更新日: 2017年03月30日
- 公開日: 2016年01月20日
ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.16 選択範囲の作成方法①
ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.16 選択範囲の作成方法①
選択範囲の作成・保存・活用
画像内の特定の範囲を色調補正したり、画像合成をするために取り出す場合、選択範囲を作成する必要があります。選択範囲の作成方法はさまざまですが、画像の特徴によって、効率的に作成しましょう。
選択範囲の作成と解除
選択範囲を作成すると、その範囲が点線で囲まれ、操作がその範囲にのみ適用されます。
選択を解除するには、[選択範囲]メニュー→[選択を解除]を選択します。
選択範囲の保存と読み込み
①選択範囲を保存するには、[選択範囲]メニュー→[選択範囲を保存]を選択して表示される[選択範囲を保存]ダイアログで設定し、保存します。保存後、[選択範囲]メニュー→[選択を解除]を選択し、選択範囲を解除します。
②保存された選択範囲は、選択範囲を解除した後も[チャンネル]パネルに[アルファチャンネル]として保存されます。①の手順で名前をつけなかった場合は、「アルファチャンネル(◯数字)」となります。
③保存した選択範囲を読み込むには、[選択範囲]メニュー→[選択範囲を読み込む]を選択し、読み込みたいアルファチャンネルを指定します。
Point
[チャンネル]パネルのアルファチャンネルのサムネールをcommand(Windowsはcontrol)を押しながらクリックしても、読み込むことができます。
チャンネルとは
チャンネルとは、情報をグレースケールで管理したものです。 カラーを管理しているのがカラーチャンネルで、画像を開くと、その画像のカラーモードに応じたチャンネルが表示されます。
選択範囲を保存したものがアルファチャンネルです。[チャンネル]パネルでアルファチャンネルを選択してみましょう。
アルファチャンネルにおいて、選択範囲は白、選択範囲外は黒、ぼかしを含む箇所はグレーで表示されることがわかります。 元に戻すには、合成チャンネルをクリックします。
長方形や楕円形で選択する
[長方形選択]ツールや、[楕円形選択]ツールを使ってドラッグすると、長方形や楕円形の選択範囲を作成できます。
[長方形選択]ツールで選択範囲を作成する([楕円形選択]ツールも同様)
①ツールパネルから[長方形選択]ツールを選択します。
②オプションバーで設定します。[ぼかし]に数値指定すると、選択範囲の境界線がぼけます。
③ドラッグすると、長方形(楕円形)の選択範囲ができます。
- shiftを押しながらドラッグすると、縦横比固定になり、正方形(または正円)の選択範囲になります。
- option(WindowsはAlt)を押しながらドラッグすると、中心から選択範囲を作成できます。
- ドラッグ中(未確定の状態)にspaceを押すと、選択範囲の作成位置を変更できます。 ④選択範囲作成後も、範囲内をドラッグすると、位置を移動できます。
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