ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.16 選択範囲の作成方法①


ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.16 選択範囲の作成方法①
目次
  1. ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.16 選択範囲の作成方法①
  2. 選択範囲の作成・保存・活用
  3. 長方形や楕円形で選択する

ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.16 選択範囲の作成方法①

選択範囲の作成・保存・活用

画像内の特定の範囲を色調補正したり、画像合成をするために取り出す場合、選択範囲を作成する必要があります。選択範囲の作成方法はさまざまですが、画像の特徴によって、効率的に作成しましょう。

選択範囲の作成と解除

選択範囲を作成すると、その範囲が点線で囲まれ、操作がその範囲にのみ適用されます。

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選択を解除するには、[選択範囲]メニュー[選択を解除]を選択します。

選択範囲の保存と読み込み

①選択範囲を保存するには、[選択範囲]メニュー[選択範囲を保存]を選択して表示される[選択範囲を保存]ダイアログで設定し、保存します。保存後、[選択範囲]メニュー→[選択を解除]を選択し、選択範囲を解除します。

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②保存された選択範囲は、選択範囲を解除した後も[チャンネル]パネル[アルファチャンネル]として保存されます。①の手順で名前をつけなかった場合は、「アルファチャンネル(◯数字)」となります。

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③保存した選択範囲を読み込むには、[選択範囲]メニュー[選択範囲を読み込む]を選択し、読み込みたいアルファチャンネルを指定します。

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Point

[チャンネル]パネルのアルファチャンネルのサムネールをcommand(Windowsはcontrol)を押しながらクリックしても、読み込むことができます。

チャンネルとは

チャンネルとは、情報をグレースケールで管理したものです。 カラーを管理しているのがカラーチャンネルで、画像を開くと、その画像のカラーモードに応じたチャンネルが表示されます。

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選択範囲を保存したものがアルファチャンネルです。[チャンネル]パネルアルファチャンネルを選択してみましょう。

アルファチャンネルにおいて、選択範囲は白選択範囲外は黒ぼかしを含む箇所はグレーで表示されることがわかります。 元に戻すには、合成チャンネルをクリックします。

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長方形や楕円形で選択する

9060020_010[長方形選択]ツールや、9060020_020[楕円形選択]ツールを使ってドラッグすると、長方形や楕円形の選択範囲を作成できます。

[長方形選択]ツールで選択範囲を作成する([楕円形選択]ツールも同様)

①ツールパネルから9060020_030[長方形選択]ツールを選択します。

②オプションバーで設定します。[ぼかし]に数値指定すると、選択範囲の境界線がぼけます。9060020_040

③ドラッグすると、長方形(楕円形)の選択範囲ができます。

  • shiftを押しながらドラッグすると、縦横比固定になり、正方形(または正円)の選択範囲になります。
  • option(WindowsはAlt)を押しながらドラッグすると、中心から選択範囲を作成できます。
  • ドラッグ中(未確定の状態)にspaceを押すと、選択範囲の作成位置を変更できます。 ④選択範囲作成後も、範囲内をドラッグすると、位置を移動できます。

 

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