- 更新日: 2019年07月01日
- 公開日: 2015年07月03日
アプリの作り方とは?初心者が意外と知らないアプリ開発方法まとめ
アプリ開発をしようと考えたとき、まずは開発方法を考える必要があります。開発方法は環境によって変わるしかし、一口に開発環境と言っても、androidやios純正の開発環境以外にも様々な環境がご存知でしょうか?
そして環境によっては、開発できるものや言語、OSなどが変わってきます。そこで今回は、アプリ開発方法をまとめてみました。
アプリ開発方法一覧
iOSアプリ開発の環境
開発言語: Objective-CまたはSwift
条件: AppleStoreでの公開には年間11,800円
開発できるもの: iPhone、iPad、Applewatch向けのアプリ
特徴: MacOSXを購入すると、Xcode(エックスコード)と呼ばれる開発環境が付属してきます。Xcodeを利用することで、アプリを開発する準備が整います。ドラッグアンドドロップで画面を作成することができますが、複雑な処理についてはプログラミングを行う必要があります。
Androidアプリ開発の環境
開発言語: Java
条件: GooglePlayでの公開には初回のみ25ドル
開発できるもの: Androidアプリ
特徴: Androidは、iOSアプリと異なり、開発するコンピュータを選びません。Windows、MacOSX、LinuxのいずれであってもAndroidアプリを開発することができます。AndroidStudioはGoogleが提供する無償の開発環境です。画面設計ツールなどの便利な機能が含まれています。
もう一つのAndroidアプリ開発の環境
開発言語: Java
条件: GooglePlayでの公開には初回のみ25ドル
開発できるもの: Androidアプリ
・特徴: Androidアプリの開発は、Eclipseという環境による開発も一般的です。Eclipseはオープンソースで提供されており、Androidアプリに限らず、多くのプログラミング言語での開発に対応しています。
安定した動作や、プラグインと呼ばれる拡張機能が利用できることから、多くのアプリ開発者に人気があります。AndroidSDK(SoftwareDevelopmentKit)とADT(AndroidDevelopmentTools)プラグインをインストールすることで、Androidアプリの開発が可能になります。
クロスプラットフォーム開発の環境
iOSとAndroidの双方のプラットフォームに一つのプログラムで対応する手法を、クロスプラットフォーム開発と呼びます。双方のプラットフォームに対応するアプリを作成し、総開発コストの抑制を図ることが可能です。
しかし、プッシュ通知やアプリ内課金などはプラットフォームに固有の仕様が多いため、必ずしもクロスプラットフォーム開発の仕組みが全てに対応しているわけではありません。
また、ゲームなどのアプリの動作速度に対する要求が厳しいアプリの場合、クロスプラットフォームのアプリよりも、iOS又はAndroidのアプリの方が優れていると言われています。
Phonegap
開発言語: HTML、CSS、JavaScript
条件: 無料
開発できるもの: iPhoneアプリ、Androidアプリ、WindowsPhoneなど
特徴: Phonegapはクロスプラットフォーム開発に利用できる無料のライブラリです。HTMLやJavaScriptなどのWeb画面を構築する技術で、モバイルアプリが作成できるのが特徴です。Adobe社によって開発が行われており、さらなる機能追加が期待されています。
Monaca
開発言語: HTML、CSS、JavaScript
条件: 無料を含む4種類のプラン
開発できるもの: iPhoneアプリ、Androidアプリ、WindowsPhoneなど
特徴: Monacaを利用するとブラウザ上でアプリ開発を行うことができます。専用の開発環境を構築せずに、ブラウザだけで開発できるのが魅力です。Phonegapと同様に、HTMLやJavaScriptだけでアプリを作成することができます。
Unity
開発言語: UnityScript、C#、Boo
条件: 無料版と194,400円の有料版
開発できるもの: iOS、Android、Windows、OSX、PlayStation3、Xbox360、WiiUなどで動作するゲーム
特徴: Unityはゲームに特化した開発環境ですが、モバイル機器はもちろん、Playstationなどのゲームコンソールで動作するアプリを作成することができます。
3次元の高度なゲームを作りたいという目的が明確な場合は、Unityを利用するのも有効な方法の一つになります。
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まとめ
アプリの開発にはお金と道具の準備が必須です。iOSはMacOSXのコンピュータと年間約1万円の出費が必要になります。Androidアプリは比較的敷居が低く、主にオープンソースで開発を行うことができます。
開発に使用するコンピュータも選びませんし、登録料も初回限りの約3000円となっています。 アプリを公開する前には、実機でのテストが必要になるので、自分が普段使っているスマートフォンの環境に合わせるのも良いでしょう。
クロスプラットフォームの開発環境もありますが、汎用的で高性能なアプリの開発を狙うのであれば、いずれかの環境に集中する方が効果的なアプリ開発が行えます。
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- この記事を書いた人
- 佐藤隆之