- 更新日: 2020年08月27日
- 公開日: 2020年08月11日
初心者でも "即" 実装できるjQueryアニメーション7選
静的なサイトをHTMLとCSSでコーディングできるようになると、「もっと動きのあるサイトにしてみたい!」と思い始める方も多いのではないでしょうか。
方法を知るために「サイト作成 アニメーション」などで検索するとおすすめされるのが『JavaScript』です。
でも、JavaScriptって難しいですよね…。
そこで初心者の救世主となるのが『jQuery』です!
jQueryを利用すれば、JavaScriptの基本的な文法で高度なアニメーションが実装できます。
この記事では、そもそもjQueryとは何なのかを解説し、jQueryを使って実装できるアニメーション事例を紹介します。
そもそもjQueryとは
jQueryはプログラミング言語ではなく、ライブラリと呼ばれるプログラムの集合体で、中身はJavaScriptで構成されています。
jQueryには専用の命令文がたくさんあり、それぞれが細かく定義されています。
本来JavaScriptを使って実装する複雑な動きも、命令文を使って呼び出すことで簡単に実装できる仕組みになっています。
初心者でも簡単に実装できる『jQueryアニメーション』7選
初心者でも簡単に動きのあるサイトが作れるjQueryを使って、アニメーションを実装しましょう!
jQueryで実装できるアニメーションを7個ご紹介します。
①ふわっと要素が現れるフェードイン/アウトのアニメーションが簡単に作れる
サイトの文字や画像がゆっくりと現れるアニメーションが作れます。
高級感やユーザーにサイトをスクロールしていくスピードをある程度スローダウンし、じっくりと見てもらいたいときに使うアニメーションです。
②リアルタイム情報を同期をしないですぐに取得できる
jQueryにはAjaxという機能があり、リアルタイムで変化する情報もサイトをロードせずに更新、差し替えられます。
天気図や為替のチャートなど、1秒ごとに変わる動的な画像をサイトで利用したい場合に便利です。
③マウスオーバーした時にツールチップを表示できる
ボタンや画像にマウスをあてた際に、吹き出しなどが現れたことはありませんか?あの補足情報のアニメーションも簡単に実装できます。
マウスがあたる前は何もない状態なので、デザインがスッキリするのが大きなメリットです。
④トップにサッと戻れるボタンが設置できる
ページトップからスクロールしていくと、ページの隅のほうに現れるトップボタン。何回もサイトを往復するような内容や縦に長いページにあると便利な機能です。
実はCSSでもリンクをトップのclassについているidに指定すれば戻れるのですが、高速でトップまで戻るというアニメーションは省かれてしまいます。
jQueryによってトップ戻る過程を見せることで、ユーザーが今サイトのどこにいるのかという視認性が上がるのと同時に、サイトの内容の概要も軽くおさらいできるのがこの機能の嬉しいポイントです。
⑤指定したdivタグ全体をクリックできるようにする
リンクを作るタグは本来aタグですが、aタグはボックス要素ではないので、画像と文字が混在しているdivタグ全体をクリック要素にできません。
jQueryを利用すれば、このdivタグ全体をクリック要素にできます。
ブログなどのカードがそのままクリック要素になるのは嬉しいですね。
特にクリックポイントが小さくなってしまうスマホサイトを作る際に重宝する機能です。
⑥ポップアップやお知らせの表示を操作できる
ページを開いたとき、自動的に一番手前に表示される広告用の小さなウィンドウをポップアップ広告といいます。 ポンッと飛び出してきたような印象を受けますよね。
ページを移動させることなく、サイトの表示内で確認やタイムリーなお知らせを表示できるのがポップアップ機能のいいところです。
⑦カウントダウンタイマーを設置できる
サーバーの時間データにアクセスして、そのデータをもとにカウントダウンタイマーを作ることができます。
購買意欲をかきたてるために使われたり、映画の公開のカウントダウンにも使われていたりする機能です。
初心者がjQueryを使うメリットは?
初心者がjQueryを使うメリットを、大きく2つにわけて解説します。
①コードを大幅に短縮できる
動的サイトの作成で多く使用されているJavaScriptは、HTMLやCSSとは文法が異なり(if分を使った条件分岐など)、理解に時間がかる傾向にあります。
jQueryであればコードを一から書かずにカスタムしていけますし、場合によっては公式サイトや他のサイトに載っているコードをコピペしての実装も可能です。
これは初心者にとって大きなメリットといえます。
②ブラウザ間の挙動を修正しなくていい
JavaScriptはブラウザ間で同じ挙動を取れなかったり、ブラウザによっては動かなかったりする場合があります。
jQueryはほとんどのブラウザで使うことができる「クロスブラウザ」という機能があるので、ブラウザ間の挙動を修正する必要がありません。
クロスブラウザ機能により、ブラウザチェックの手間と、問題を修正する技術的な問題がクリアになります。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
jQueryを使えば、JavaScriptを習得していなくても簡単にアニメーションを実装できます。
ですが、JavaScriptの知識なしに jQueryを使いこなすには限界がありますし、より高度なサイトを作りたいとなればJavaScriptは必須です。
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- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部