Javaでゲーム作りを学ぶ!オススメ書籍厳選6冊をご紹介


Javaでゲーム作りを学ぶ!オススメ書籍厳選6冊をご紹介

「ゲームが好きだから」「自分でもオリジナルゲームを作ってみたいから」そんなきっかけでプログラミングを学ぼうと思った方は多いのではないでしょうか? ゲームを作るという明確な目標のもと学習を重ねて、モノが出来上がったときの達成感といったら……なんとも表現しがたいものがあります。Javaのような奥の深い言語ならなおさら充実感があることでしょう。

またプログラミングの独学は、なかなかモチベーションを保ちづらいこともあるのですが、実はその点でも「ゲームを作りたい」という目標はとても重要。学習の途中で挫折しにくい上、先々を見据えて学習計画が立てやすく、効率アップも見込めます。

そこでJavaでゲーム制作をしたい方のために、書籍をまとめました。初心を思い出して、ゲームを作りながら学ぶのも楽しいかもしれませんよ。

目次
  1. 15歳からはじめるJAVAわくわくゲームプログラミング教室 フルカラー最新版
  2. 遊んで作るスマホゲームプログラミングfor Android
  3. Javaでゲームを作ろう シリーズ
  4. Javaでゲームを作ろう1 - シューティングゲーム編
  5. Javaでゲームを作ろう2 - パズルゲーム編
  6. Javaでゲームを作ろう0 - ゲーム基本編
  7. ゲーム作りで学ぶJavaFX & Java 8プログラミング
  8. 入門書との併用がオススメ

15歳からはじめるJAVAわくわくゲームプログラミング教室 フルカラー最新版

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画像出典:ラトルズの書籍紹介ページ

著者:大槻有一郎

出版社:ラトルズ

価格:2,570円(税込)

2005年に発売された人気書籍の改訂版。ゲームを作りながらプログラミングを学びます。開発環境は、Java開発で有名な統合開発環境であるEclipse。イラストやソースコードの色分けを交えて解説、タイトルに15歳からと銘打っている理由がうかがえます。「弾幕系シューティング」がサンプルに採用されています。

(※)弾幕系シューティング:敵から放たれる、大量の弾(=弾幕)を避けながら、味方の攻撃で敵を倒すゲームのこと。弾幕のわずかな隙間をプレーヤーの絶妙な操作で避けるのが、このゲームジャンルの醍醐味のひとつ。

ただ内容はJava初心者には少々難しいとの声もあるので、Javaの基本が既に理解できている人向けと言えそうです。

確かにJAVA初心者にはちょっときびしいかもしれませんが、JAVA文法をちょっとかじった程度なら、むしろこういう本で、「継承」などが実際にどう使われているか見たほうが理解が早いのではないでしょうか?この本は、JAVAでシューティングゲームを作るには、どういうふうにクラスを使えば良いかという一例を示している点では良い本だと思います。 (Amazon.co.jpのレビューより)

遊んで作るスマホゲームプログラミングfor Android

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画像出典:秀和システムの書籍紹介ページ

著者:西田 竜太

出版社:秀和システム

価格:3,024円(税込)

Androidゲームのプログラミングの入門書です。ロールプレイングゲームで主人公が成長していくような目次が特徴。たとえば「装備を知る ~ Processingとは? ~」では開発環境であるProcessingを学ぶといったように、順を追ってプログラミング技術が解説されていきます。

(※)Processing:Javaを単純化し、グラフィック機能を強化した言語及び統合開発環境。プログラミング学習初心者に適している。

サンプルコードは、アクションゲーム、パズルゲーム、シューティングゲーム、アドベンチャーゲーム、クイズゲーム、カードゲーム、などなど幅広く収録されています。ゲームのサンプルだけでなく、ゲームを形にする前の企画の立ち上げやプレゼンテーションといった、プログラミングだけでなくゲーム開発に必要な業務知識についても解説があります。

中盤から難しさが感じられるという声もあるので、Javaの基礎知識を(少なくとも環境構築に問題ない程度に)習得してから本書を読む方がよさそうです。

Processingという開発環境を使いますが、こんなに簡単でいいのか?というくらいシンプルな記述でゲームが出来てしまいます。「13才の中学生でも…」というコピー通り、説明もわかりやすいです。本全体が冒険風にアレンジされているので、プログラミング自体がゲームのように楽しく感じられます。 (Amazon.co.jpのレビューより)

Javaでゲームを作ろう シリーズ

「自分でやりたいことを実現する! 」を目指した、Javaゲームプログラミングのシリーズ。シューティングゲーム編、パズルゲーム編、ゲーム基本編の3冊があります。

小学校高学年くらいの子どもでも理解できる、わかりやすい言葉で書かれています。書籍の価格がいずれも1,000円前後と比較的安価なのも魅力。著者のサイト「きんちゃんのページ」にソースが記載されています。

<シリーズ共通>

著者:きん たろう(金子 明彦)

出版社:デザインエッグ社

Javaでゲームを作ろう1 - シューティングゲーム編

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画像出典:きんちゃんのページ

価格:972円(税込)

最初に題材となるシューティングゲームを紹介し、少しずつステップアップをしていきます。 初級編、中級編、応用編の3編に分けられています。初級・中級編では、ゲームをカスタマイズしていき、応用編ではプログラムを応用しつつ、新しいゲームを作っていけるような内容です。

遊ぶような感覚で、ゲームを作ることができて、息子は大喜びです! 昔^ ^プログラマーだったこともある父親としては、「難しいことが省かれすぎていて物足りない」そうですが、小6息子は著者様作のゲームを少しずつ自分の好きなように作り変えて、興奮しています。(Amazon.co.jpのレビューより)

Javaでゲームを作ろう2 - パズルゲーム編

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画像出典:きんちゃんのページ

価格:1,080円(税込)

第2弾はパズルゲーム。第1弾のシューティングゲーム編より踏み込んだ内容で、読者と一緒に少しずつゲーム作っていく形で説明されています。初級者から中級者を対象としており、全くの初心者がいきなりこの本から挑戦するのは難しいとのこと。第1弾のシューティングゲーム編から読み進めるとよさそうです。

Javaでゲームを作ろう0 - ゲーム基本編

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画像出典:きんちゃんのページ

価格:972円(税込)

書籍名に「0」とありますが、実はシリーズ第3弾。「表示すること」「イベント処理」という2つの内容を中心に解説されています。

現役システムエンジニアによるこのシリーズ、今後も続刊予定とのことです。

ゲーム作りで学ぶJavaFX & Java 8プログラミング

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画像出典:株式会社カットシステムの書籍紹介ページ

著者:日向 俊二

出版社:株式会社カットシステム

価格:2,160円(税込)

こちらもゲームを作りながら学んでいくタイプの書籍。タイピングゲーム、スロットマシン、ボードゲーム、ボールを使ったアクションゲーム、シューティングゲーム、ネットワーク対戦ゲームといったサンプルを通して、高度な技術と知識を身につけることを目標としています。

タイトルにあるJavaFXとは、グラフィックスや操作を司るGUIライブラリと呼ばれるもの。Java 8以降に標準で組み込まれています。この書籍ではJavaFXの解説をしつつ、特にユーザーとの対話やグラフィックスが多く扱われています。

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入門書との併用がオススメ

Javaの基礎知識もゲームプログラミングの知識も完全にカバーし、しかもプログラミング未経験者が理解できるという条件がそろった書籍は、実はあまりありません。まったくのプログラミング初心者であれば、基礎知識をJava入門書で学んでから読むか、もしくは入門書と併用してゲームプログラミングを学ぶのがオススメです。ご紹介した書籍はそれぞれ個性があるので、ぜひ実物を手に取って確認してみてくださいね。

※2017年4月時点の情報です。


murase miho
この記事を書いた人
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