- 更新日: 2017年03月23日
- 公開日: 2016年01月02日
ゼロから始めるIllustrator講座Vol.7 カラーの作成
ゼロから始めるIllustrato講座Vol.7 カラーの作成
塗りと線
[塗り]と[線]
オブジェクトには、[塗り]と[線]があります。[ツール]パネル下部にある[塗り]ボックスと[線]ボックスのうち、前面にある方に指定したカラー・グラデーション・パターンが適用されます。
以下は、塗りと線に関する操作です。 該当するショートカットを使うと、作業が効率的に行えます。
- 各ボックスの上をクリックすると、前後を切り替えることができます。=X
- [塗りと線を入れ替え]をクリックすると、塗りと線の色を入れ替えることができます。=shift + X
- [なし]をクリックすると、透明にできます。=/
- [初期設定の塗りと線]をクリックすると、初期設定(塗り=白・線=黒)にリセットできます。=D
オブジェクトの[塗り]と[塗り]にカラーを指定する
①[スウォッチ]パネルを表示します。 ②オブジェクトを選択します。
③[塗り]ボックスをクリックして前面にし、[スウォッチ]パネルから任意のカラーをクリックして適用します。
④同様に[線]ボックスをクリックして前面にし、[スウォッチ]パネルから任意のカラーをクリックして適用します。
Try 塗りと線の色を変えましょう
描画系のツールでオブジェクトを2つ描画し、[スウォッチ]パネルから異なる色を選択して、塗りと線の色を変えましょう
カラーの作成
オリジナルのカラーをつくってみましょう。カラーは[カラー]パネルでつくり、よく使うカラーは[スウォッチ]パネルに登録しておきます。
カラーの作成
①[カラー]パネルを表示します。
②Webなどのモニタ表示用の素材をつくる場合は、RGBカラーモード、印刷物のように紙などの物理的な物に出力する素材をつくる場合は、CMYKカラーモードであることを確認します。 (※[カラー]パネルのパネルメニューより、カラーモードを変更できます。)
③RGBカラーモードは、R(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)の各カラーに0〜255までの数値を指定し、3色を掛け合わせてカラーをつくります。すべて0で黒、すべて255で白、すべて同じ値でグレーになります。
以下のいずれかの方法で、カラーをつくりましょう。
(1)各数値ボックスに数値入力する/各カラーのスライダーを動かして調整する
(2)カラーバーの上をクリックし、おおよそのカラーを拾う
(3)16進数のコードを入力する
★16進数のカラーイメージは、原色大辞典などのサイトを参考にしてみましょう。
Point Webセーフカラー
[カラー]パネルの左端に、警告マークが表示されることがあります。はWebセーフカラー外(モニタによってカラーの見え方が異なる)のカラーであり、は印刷では再現できないカラーであることを表します。警告マークの右横のカラーボックスをクリックすると、再現できる近似色に変換され、警告マークは消えます。
---カラーの登録
①[スウォッチ]パネルを表示します。
②パネル右下の[新規スウォッチ]をクリックすると、[新規スウォッチ]ダイアログが表示されます。そのまま[OK]を選択し、登録します。
③オブジェクトに対して、登録したスウォッチカラーをワンクリックして適用できます。
Try カラーをつくってみましょう
- 好きなカラーをつくり、[スウォッチ]パネルに登録しましょう。
- 1のカラーを、オブジェクトに適用しましょう。
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- CodeCampus編集部