- 更新日: 2017年03月16日
- 公開日: 2015年09月09日
読まれるには理由がある!参考にしたいHTMLメール事例14選
SNSやアプリが流行している今でも、メールマガジンは有効な販促ツールとしてまだまだ健在。近年はスマートフォンなどのモバイルデバイスの普及に伴い、かつてはマナー違反と言われたHTML形式でのメルマガが多く配信されるようになっています。特にファッション業界や通販業界などにおいて、商品画像を直接確認できてリンクも設置できるHTMLメールは効果大。HTMLメールと相性の良い業界のメールマガジンとその特長をご紹介します。
ファッション
ロコンド
「買ってから選ぶ」スタイルでおなじみの靴・バッグ・小物などの通販サイト「Locondo」。
セール情報や注目の特集を大きな画像で取り上げており、各画像にリンクが設置されています。全体的に落ち着いた印象を受けるデザイン。注目のセールや以前購入したブランドの新作入荷など、メールマガジン(テキストメールの場合も)が届く頻度が高いのも特徴です。
ユニクロ
日本を代表するアパレルメーカー「ユニクロ」。メールマガジンに掲載されている商品は多種多様で、商品の特徴を細かく記載した画像が使われています。通販サイトへのリンクに加え、デジタルチラシやアプリへのリンクもあります。エアリズムやヒートテックといった人気商品の名前(時には値段も)を件名に記載するなど、メールを開封されやすくする為の工夫が見受けられます。
たまひよ
ベネッセのベビーウェア・育児用品販売の「たまひよ」。妊婦さんから赤ちゃん、キッズ用品まで多彩な商品をピックアップして掲載されています。お食い初めや初節句など赤ちゃんに関するイベントごとに特集が組まれており、割引クーポンがついていることも。女性向け、子ども向けの色を意識したデザインです。
Francfranc
若者に人気の家具メーカー「Francfranc」。季節の花などのイメージ画像を配置し洗練された印象のデザインです。商品の掲載はおススメのみ数点と少なめで、公式サイトやSNSへのリンクが多めに設置されています。
飲食業界
サントリーEニュース
飲料メーカー「サントリー」のメールマガジンです。新商品、イベント、季節の特集からレシピまで内容は多彩。キャンペーン情報もまとめてチェックできます。有名芸能人を起用したポスター画像が多く使われています。
ホットペッパーグルメメール
リクルートのグルメ情報「ホットペッパー」のメールマガジン。自分がよく訪れるエリアの飲食店情報や、ホットペッパーグルメの新着情報が記載されています。公式サイト及び冊子がエリアやこだわりの条件で店舗を検索する作りになっているためか、メールマガジンでもカテゴリごとのテキストリンクが多めで、画像リンクは少なめです。
伊藤園メールマガジン「ほっと茶んねる」
日本茶を中心とした総合飲料メーカー「伊藤園」のメールマガジン。新商品やおススメ商品の紹介、可愛いキャラクターの画像やクイズ、プレゼントなど、メールマガジンだけで完結する幅広い内容となっています。
エンタメ
Amebaスマホ
Ameba会員限定のスマートフォン用メールマガジン。Amebaの数あるメルマガの中、これは自分の星座占いを表示し、公式サイトへ誘導するシンプルなもの。公式サイトに占いだけでなく、ブログやゲームなどかなりのコンテンツがあるAmebaだからできる構成と言えます。
スタメル
阪急阪神カードSTACIAのメールマガジン。関西方面を中心に、お出かけやポイントなどカードに関連する情報を記載しています。他にもプレゼントやクイズもあり、かなりの情報量です。
日本旅行
大手旅行会社「日本旅行」のメールマガジン。Web限定のプランや季節の特集などを掲載しています。詳細はWebに誘導する作りになっています。
EC
Amazonファミリー
Amazonファミリー会員限定のメールマガジン。食品や日用品のお得情報が、商品画像と共に多く掲載されています。
ASKUL News
オフィス用品の通販サイトASKULのメールマガジン。ASKULで扱っている商品は膨大な数ですが、逆にメルマガでは商品そのものの画像はほとんどなく、ランキングや話題のキーワードなど購買意欲をくすぐる特集への画像リンクが多めです。他にもQ&Aやユーザーへの返事などコミュニケーションも考えられた作りになっています。
その他
TOYOTA Mail Magazine
日本を代表する自動車メーカー「トヨタ」。車の特徴や周辺グッズなど車に関するトピックは網羅しながらもシンプルで文章量は少なく、詳細はWebサイトに誘導するように作られています。車の画像が際立つデザイン・配置になっています。
とらばーゆ
転職サイト「とらばーゆ」のメールマガジン。事前に登録した検索条件に合った求人の新着情報が掲載されています。知りたい情報を厳選しつつもテキスト量は多めです。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
まとめ
公式サイトへ誘導するもの、購買意欲を高めるものなど、メールマガジンの目的はさまざま。HTMLメールでのメールマガジンを検討している、あるいはリニューアルを考えている人は、こういったトップブランドのメールマガジンで、ブランドらしさが出るデザインや情報量を見極めたり、開封される工夫、読まれる工夫を研究してみてはいかがでしょうか?得られるものはかなり、ありますよ。
- この記事を書いた人
- murase miho